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今日はなにいろ?

七回死んだ男 西澤保彦

2009-09-28 10:07:56 | 読書感想文
本を選ぶ基準
1 好きな作家
2 話題になった
3 帯のキャッチコピー(このミス1位~なんて言う言葉には特に弱い)
4 本屋さんの宣伝

この本は本屋さんのキャッチコピーに惹かれて購入。
ちゃんと覚えてはいないのだが、「突っ込みどころもあるけれど、その設定には驚かされる~」と言うようなことを書いてあったような。
この「本屋さんの宣伝」なかなか的を射ていて、私が伊坂幸太郎を知ったのも本屋さんのキャッチコピーからなのだ。
さすが本屋さん。

さて、この「七回死んだ男」本屋さんのキャッチコピー通り、その設定には驚き。いままでたくさん本を読んだけど、こんな設定は初めて。
なるほど、これなら7回死ぬこともあるわけだ。

最後、ちょっと意外な展開があるので、頭が混乱したが、とにかくその設定の斬新さには読んでみて損はない。

これ、映画になったら面白そう。

イチジクのタルト

2009-09-26 12:13:09 | 料理


はまっているタルト作り。
今回は旬の果物、いちじくを使用。アーモンドクリーム仕立ての豪華なタルトに挑戦。

材料(小タルト型2個分)
タルト生地
無塩バター 50g
砂糖 40g
卵  1/2
塩 少々

アーモンドクリーム
無塩バター 50g
アーモンドパウダー 50g
砂糖 50g
卵 1/2

イチジクの甘煮 2個(半分に切って水、砂糖を適宜入れてほんのり色付く程度、煮る。煮あがってから更に半分に切る)

タルト生地を作る。室温に戻していたバターを泡立て、砂糖を二回に分けて入れ白っぽくなるまで泡立てる。卵、塩を加える。
粉を数回に分けて入れて、混ぜ合わせる。ラップにくるみ冷蔵庫で休ませ、室温に戻してからめんぼうで伸ばし、型に合わせる。

アーモンドクリームを作る。
バターを室温に戻し、砂糖を加え白っぽくなるまで泡たて、卵を加える。アーモンドクリームを混ぜ合わせる(タルト生地と同じ作り方)

型にクリームを流し込み、イチジクの甘煮をトッピングして、170度に熱したオーブンで25分くらい焼く。
焼けました。


大好きなイチジクを使ったタルト。アーモンドクリームともよく合います。
アーモンドクリームを使うといろんなフルーツタルトが出来るらしい。ますます、タルトにハマる

Story Seller

2009-09-25 10:55:54 | 読書感想文
「読み応えは長編並、読みやすさは短篇並」
と言う売りが表紙に書かれていた。

どういう基準で編纂されたのかは良く分からないのだが、「旬」の作家を集めたのだろうか。
伊坂幸太郎の名前が真っ先に眼に入ったので、購入。
そのほか6人の作家の短篇集。

こういう作品を読むと新しい作家との出会いがあるのだが、この本の収穫は米澤穂信と言う作家さん。
「玉野五十鈴の誉れ」と言う作品が載っているのだがこれなかなか面白かった。
若い作家さんらしいのだが、文体が古風(設定も明治時代?くらいか)

あと佐藤友哉「333のテッペン」は文体が面白かった(結末はちょっと…)
伊坂さんは相変わらず。イチローの内野安打みたいなものか。

そのつながりで米澤穂信の「氷菓」を読んだ。彼のデビュー作品。
名探偵コナンの高校生探偵っぽい。
最初に出くわす謎はそれなりに面白かったけど、メインの事件はそれほど面白くないし、高校生がそんな言葉遣いやら態度を取るかなと言う違和感あり。
しかも表題が駄洒落だし


軽井沢と「天地人」を巡る旅

2009-09-08 15:52:06 | 旅行
8月31日(月)
台風が近づいている早朝に出発。
9時前には旧軽井沢に到着。
ここには数年前訪れたことあり。その時はゴールデンウィークで、駐車場を求めて車は大渋滞、もちろん人もたくさんいて、物凄く賑わっていたのを覚えていたのだが…。

閑散
雨が降っているし、夏休みも終わったからかな。
人がいないと、軽井沢も何かなあ…。

でも、10時を過ぎる頃には観光バスが続々到着して、人も増えてきた。

数年前にはまだなかった「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」へ。
今流行の大型ショッピングモール。一番良かったのは軽井沢の名産品を取り揃えていた食料品店。

こんなお土産を買いました。
ソバのパスタにトマトソース、蜂蜜、ゆず蜜など。

お昼はビュッフェ形式のレストランへ。

軽井沢の新鮮野菜をいろんなソースで味わうと言うのが”売り”の店だったが、そんなにソースがなかったような。それに野菜もあまり…。ただ、長野らしくおやきがあったり、そばがあったり、品数は豊富だった。

さて、これからは「天地人」を巡る旅へ。
まずは上田城跡へ。

お城はなくて、櫓と櫓門のみですが。
こんなものを発見。

そう言えば映画「サマーウォーズ」はここ上田市が舞台になっていた。
主人公の陣内家は真田の血を受け継ぐ一家。
真田の戦法など映画の中で登場。この櫓門とそっくりなシーンも登場した。
土産物屋は閉まっていて、欲しかった真田キューピーが手に入らず残念

次に行ったのは海津城跡。
海津城は上杉謙信との戦いに備え、信玄が築城を命じた城。
最近整備されたのか、綺麗。

(自分が撮った写真ですが)絵葉書のよう。
でも、人がいない…。
綺麗なんだけど、見ごたえがない。
それに、やっぱり今は「天地人」ブーム。上杉の時代、と言うせいもあるのかな。

「川中島合戦の地」へ。

この像があるだけなのですが…。
それにしても、各地、人がいない
夏休みが終わったし、時間も遅かったからなのかな。

この日の最後は善光寺。

こちらも人がいない。
いないのも当然。午後5時を過ぎていて、線香は消されているし、胎内めぐりも終了。お参りを済ませて、ホテルへ。
普通のビジネスホテル。料金がリーズナブルだから、ま、こんなもんでしょう。

9月1日(火)
直江津を目指してGO。
途中道の駅で見た「上杉景虎終焉の地 鮫ヶ尾城跡」と言う旗を見て、そこへ向かうことに。
到着…が、何もない。
旗は立っているけど。

看板を見たら、一つ向こうの山の上、らしい。
徒歩で1時間くらい?
時間と体力のある人、および景虎ファンの方はどうぞ。

次に来たのは「高田城 三重櫓」

これは直江兼続が築城に加わった、と言うパンフを見て来たのだけど…。
特に「天地人」には関係ないかな、と言った感じです。
時間に余裕がある方、どうぞ。

そして、ついに春日城跡。
ドラマの中に何度も登場する所。
ここは期待できそう。
と、思ったら…。
春日城跡までは車では行けない。徒歩で30分くらい?
しかも上まで行っても、門くらいしか残ってないようで…。
けっこう車がやってくるけど、みんな駐車場で記念写真して、帰って行く。
我々も写真を撮って回れ右。

謙信像が我々を見下ろしている。

直江津屋台会館で行われている「天地人博」へ。
これはドラマのスタジオセットを再現したとかで、ドラマファンには見応えあり。
謙信公がこもっていた毘沙門堂を再現した入り口から中へ。



謙信公の鎧兜とか、阿部寛さんのサインとか、登場する武将のフィギュアとか、いろいろ見るものがあって。

天地人ファンには楽しめる会場だった。

武将キューピーを買い集めた。

直江兼続、前田慶次郎、武田信玄、上杉謙信。
そして、これは超目玉

与六キューピー。
「わしはこんなところ来とうはなかった」と言う兼続の子役を演じた加藤清史郎君の声が蘇って来ます。

さらには武将フィギュアを買って来ちゃいました。
今の私はすっかり武将ファン
今度は米沢、会津方面を回りたいな。
「天地人」を巡る旅はまだまだ続く