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今日はなにいろ?

映画のプレゼン 「羊たちの沈黙」

2007-04-28 10:22:45 | 映画
今、映画館で「ハンニバル ライジング」が上映されてます。
ハンニバルはどうやって誕生したのか、と言うこの映画。
若き日のハンニバルを演じたギャスパー・ウリエルはなかなか雰囲気がありましたが、やはりハンニバル・レクターと言えばアンソニー・ホプキンスと言うイメージが強くて…。
鑑賞後、「羊たちの沈黙」を久しぶりに観てみたくなり、鑑賞しました。

「羊たちの沈黙」


1991年 米

監督 ジョナサン・デミ
 
出演者
アンソニー・ホプキンズ
ジョディ・フォスター

「羊たちの沈黙」は原作が面白い。
その原作のおもしろさが映画にすべて反映され、更には映画でしか味わえない効果を十分発揮している。

たとえばレクター博士が人の顔の皮をかぶり、それをはがしたときの真っ赤な血染めの顔とか、犯人を追い詰めたクラリスと的外れなところに押しかけたFBI捜査官たちの同時進行など本では読み取れない恐怖感を味わうことが出来る。

配役もイメージ通り、レクター博士の怖いけれど惹かれてしまう魅力、クラリスの凛とした態度の陰にひそむ幼少のときの深い傷。それらが画面からかもし出されている。

1991年のアカデミー、5部門を受賞したと言うこの作品。猟奇殺人犯と言うグロさ、衝撃度だけでなく、ドラマとしての作品として、深みも十分味わえる作品なのです。

<メモ>
「ハンニバル ライジング」では若き日のレクターは七三わけにしていますが、終盤に来た時、オールバックの髪型に変化。
アンソニーさんのレクターを彷彿とさせるシーンでした。

クリームチーズ入り、シュークリーム

2007-04-26 08:08:42 | 料理
シュークリームを作る時、いつも参考にするレシピがあったのだけど、今回は違うレシピに挑戦。



似ているようで、微妙に違う。

しかもこちらの方がかなり楽。

こんなことでちゃんと膨らむのだろうかって心配だったけど、いつもよりふっくらと膨らんで、しかもカリッと仕上がりました。

中に入れたのは、チーズクリームを攪拌し、泡立てた生クリームの中に混ぜた、クリームチーズ。

これがまた、とっても美味しいのです。

その他、キャラメルクリームと言うのも紹介してあったので、次回はこれに挑戦したいと思います(レシピ等もその時紹介したいと思います)

映画のプレゼン「アマデウス」

2007-04-22 09:05:05 | 映画
あんたがプレゼンしなくても、とうに観てますって声が聞こえそうだけど。
最近DVDを買って、観たらこれがやっぱり面白い。観終わった後にまた観たくなるくらい面白い。
「アマデウス」はそんな映画です。


1985年 米

監督 ミロス・フォアマン

出演者
F・マーレイ・エブラハム
トム・ハルス



映画ってストーリー・俳優・音楽で成り立っていると思うんですよね。
あと、美術とか映像の技術とかそういうものも付随してくるとは思うけど、基本はその三つだと思ってます。
この映画、その三本柱がしっかりしている。
だから何回観ても飽きがこないし、楽しめる。長い映画なのに退屈しない。

まずは音楽。
これがいいのは当たり前。なんせモーツアルトの調べですから。悪いわけがない。これが効果的に使われている。

それから俳優さんたち。
モーツアルトを妬むサリエリを演じたF・マーレイ・エイブラハム。
サリエリは卑怯な男なんですけど、これがなぜか憎めない。
人間が誰しも持つ「嫉妬」を上手に表現しているから。
一方モーツアルトを演じたトム・ハルスは演奏シーンを自身が演じると言うピアノの名手、ということだけじゃなく、演技も素晴らしいんです。
無邪気なんですよね。無邪気だからこそ、残酷なことをしてしまう。
サリエリが必死で作った「モーツアルトを迎える曲」を一回聞いただけで覚えてしまうだけじゃなく、即座にアレンジしちゃう。
そう言う神経ってやっぱり天才だから、なんでしょうか。
でも、サリエリにしたらたまったものじゃない。
頭に来るどころじゃなかったでしょう。
しかも、相手が天才だって認めているところに彼の苦悩がある。

さてストーリー。
もちろん、これは実話じゃない。
いまだにモーツアルトの死は多くの謎が残されている。
サリエリが生存中に2度「自分はモーツアルトを殺した」と言っているのは史実としても。
それを基にこれを作り上げた。これ以上の内容は出来ないのでは?というくらい完成されたストーリーになっていると思います。
老衰したサリエリが精神病院で神父を前に回顧すると言うスタイルもいいですね。

最後にサリエリが車椅子を押してもらいながら、患者達に「お前達の罪を許そう」と言うことを言いながら進むわけですが、これが印象的。
サリエリはモーツアルトを憎むと同時に神をも憎んでいた。
モーツアルトを自分の前に差し向けたのは神だと思い込んでいたから。
まるで自分が神になったかのように、患者たちに慈愛の笑みを浮かべているラストシーンに、唸りました。名作です。

<メモ>
アマデウスを演じたトム・ハリスのピアノの腕前。
素晴らしいですね。
このように、俳優さんが自ら演奏する、と言うのは他にもいますね。
「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディも自らピアノを演奏していました。
俳優さんは、役柄のために極端に痩せたり、太ったり、あるいはプロ並のピアノ演奏をしたり…。
さすがですねー。

バナナチーズタルト

2007-04-18 16:48:58 | 料理
最近、パイ、ビスケット、タルトなどのケーキにはまってます。
これらのケーキは冷蔵庫に入れて休ませたり寝かせたり、下準備がけっこうある。
これを面倒くさがらずにやることが勝利の道につながるのです(大げさ

今回はクリームチーズにバナナを加えた「バナナチーズタルト」に挑戦しました。



材料(15センチのタルト型)
生地
バター 50g
粉砂糖 40g
卵黄 1/2
薄力粉 100g

クリーム
クリームチーズ 100g
グラニュー糖 40g
卵黄 1個半
ラム酒
サワークリーム 60g
バナナ 1本

作り方
① ボールにバターを入れ、泡立て器で攪拌する(今の時期は少し湯せんしたほうが扱いやすくなると思います)
砂糖は3回に分けて入れる。白っぽくなるまでかき混ぜる。

② ふるった小麦粉を2回に分けて入れる。全体的にまとまったら、ラップに包み、めん棒で伸ばして、冷蔵庫で15分休ませる。

③ ②の生地をバラバラにほぐす(1センチくらいの塊りにする)それを再びまとめ、ラッップにくるみ、めん棒で伸ばし、半日休ませる。

④ クリームを作る。チーズクリームはボールに入れて攪拌する(これも少し湯せんした方が、扱いやすい)
グラニュー糖を2回に分けて入れ、卵黄、ラム酒の順に投入。サワークリームも入れてしっかり混ぜる。

⑤ バナナをフォークの背でどろどろになるまでつぶし④に加える。

⑥ 型に生地を置く。はみ出した所はナイフで切り取る(生地は冷蔵庫から出して、扱いやすい固さにしておくこと)



⑦ チーズクリームを入れ、170度に予熱したオーブンで30分ほど焼く。



バナナが入っているので、普通のチーズケーキとはまた一味違った風味があって、とっても美味しかったです。
これも私の自信作の一つになりました

映画のプレゼン「28DAYS」

2007-04-16 05:00:01 | 映画
映画の中には劇場未公開の映画、というのも数あります。
無名の役者さんが出演していたり、内容が日本人向きじゃないだろうと契約元で判断したりすると、映画館での上映が見送られてしまう、ということなんでしょう。
確かに映画館で上映するのもどうなんだろう、という作品もありますが、なかにはなぜこんな面白い映画が映画館で上映されなかったのか、という作品もあります。
「28DAYS」はサンドラ・ブロック主演、スティーヴ・ブシェミ出演と言う映画であるにも関わらず、映画館では未公開の映画でした。
しかも、今では大スターになった「あの人」がなーんとヤク中で登場しています!

「28DAYS」


2000年 米(劇場未公開)

監督 
ベティ・トーマス

出演者
サンドラ・ブロック
ヴィゴ・モーテンセン
スティーヴ・ブシェミ

サンドラ・ブロック扮するグエンはアル中。
姉の結婚式にも泥酔して出席。式をめちゃめちゃにした挙句に、車を運転し、民家に突っ込んでしまい、強制的に更正施設に入所させられた彼女は、酒を絶つための指導を受けるのだったが…。

さすが、こう言う役を演じさせたらサンドラ・ブロックに敵う女優さんはいないんじゃないか、ってくらいコミカルな演技で楽しませてくれます。

でも映画だから笑っていられるけど、実際家族にこんな人がいたら、大迷惑でしょうね。

彼女が入所させられた施設は、そう言う困り者がたくさんいる施設です。

アル中だったり、ヤク中だったり、自殺願望者だったり。

サンドラ演じるグエンはそんな彼らたちとうちとけ、一緒に病気を克服していくのです。

家族中の嫌われ者だったグエンが28日間の入所期間を経て、施設を出てくる時、このときのサンドラ・ブロックの表情はアル中だった時の彼女とガラリ変ってます。
さすがですね、サンドラ・ブロック。

ところでブシェミさん、彼は絶対施設の入所者だろうと思って観ていたら、なーんと指導者の立場でした。
大真面目で、普通のブシェミさん、なかなか観る機会がないのでこれもちょっと楽しいです。

<メモ>
さてさて、今をときめくあの人とは。
「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役で大ブレイクした、ヴィゴ・モーテンセンです。
彼はヤク中の大リーガー役で出ています。
出所するサンドラさんが乗った車を追いかけて(なーんと体当たりで車をストップさせてます)愛を告白するシーン、カッコいいですよ。
私はこの役者さんは絶対大ブレイクすると、踏んでましたよ、ハイ。




アップルパイ

2007-04-10 08:46:19 | 料理
いつ買ったのかも忘れてしまった怪しげなりんご。
(それでも腐らずにいた君はえらい)
そのりんごを甘く煮て、パイ生地に包み込む、アップルパイを作ることにしました。



パイ皿(22センチ型)1個分
パイ生地の材料と作り方は「いちごのミルフィーユ」と全く同じです。

その他の材料として
りんご(4~5個)
砂糖 50gくらい
ラム酒

卵1個(照り用)

① いちごのミルフィーユを参考にして、パイ生地を作る。

② りんごは皮をむいて、8つ割りにして砂糖と共に鍋に入れる。水気がなくなるまでしっかり煮る。さめたらザルにあけて水気を切ること(水分が残っていると底が抜けちゃうそうです。それは嫌ですよー)

③ 生地を半分に切って、2ミリの厚さに伸ばします。1枚はパイ皿に貼り付けます。(このとき、はみ出した生地はそのままにしておく)冷蔵庫で落ち着かせる。

④ ③にりんごを詰めて、縁に溶いた卵を塗ります。

⑤ ふた用のパイ生地を乗せます。冷蔵庫で休ませた後、はみ出た生地をナイフで切り落とす。

⑥ 表面に卵黄を塗ります。

⑦ 飾り用に、りんごの葉っぱを作り、縁に沿わせるように貼り付けていきます(重なる部分、表面にはとき卵を塗ること)
葉っぱには筋を入れて葉脈の模様をつけます(細かい作業だけど、出来上がりがキレイなので、頑張れ~

⑧ 表面には丸く切り抜いたパイ生地を貼り付けます。さらに葉っぱと芯を作って、りんごの飾りを作ります。


こんな感じ。
なかなか上手に出来ました

⑨ 200℃にあたためておいたオーブンで、うっすら焦げ目が付くまで焼き、180℃に温度を下げて40分ほど焼きます。



怪しかったりんごもこんな豪華に、大変身。

映画のプレゼン「ヤァヤァシスターズの聖なる秘密」

2007-04-09 14:16:23 | 映画
前回、娘と母親の確執の映画を紹介しましたが、今回もそのつながりで母と娘のいさかいを取り上げた映画をプレゼンしたいと思います。

「ヤァヤァシスターズの聖なる秘密」



2003年 米

監督 カーリー・クーリー

出演者
サンドラ・ブロック
エレン・バースティン
アシュレイ・ジャッド
マギー・スミス

冒頭、母と娘の壮絶バトルで物語は始まります。
これが腹を抱えて笑うくらい面白い。
が、面白いとは言ってられない自体に。母は娘と縁を切ると言い出すのです。
ことの発端は劇作家の娘がインタビューに応え、子供の頃、母親から虐待されたと、述べたことにあったのです。
そこで、放っておくことの出来なくなった母親の友人たち「ヤァヤァシスターズ」が登場するわけですが、このばあちゃんたち、すごい。
アメリカのばあちゃんはパワフルだ、と感心しました。

物語はそこから、母親が娘だった頃、そして、結婚して娘を産んでと言う回想記にはいるわけですが…。

ここからぐっと暗くなります。
娘を虐待するシーンもあって(これには深いわけがあるのですが)観るのも辛い気分になってきます。
しかし、そう言ういろんな過去があって、今に繋がっているんだと言う流れは、娘だけではなく、観る側にも納得させられるストーリー展開になっています。

そして最後はまた明るく楽しいお話に戻って来て、大団円。

娘役にはサンドラ・ブロック。
彼女の母親役にはエレン・バースティン。
その母が若い頃を演じるのはアシュレイ・ジャッド。
ヤァヤァシスターズのパワフルばあちゃんにはマギー・スミスなど、豪華な出演者にも注目。
出演者がほとんど女性。
女性のための女性の応援歌、といった感じの映画です。

<メモ>
ふだんパンフレットは買わないのですが、この映画のパンフはとっても可愛らしくて、目が止まり、買ってしまいました。
システム手帳サイズで、手帖っぽいデザイン。
女性の好みを知っているな、と思いました


いちごのビスケットケーキ

2007-04-04 10:38:53 | 料理
いちご、だいぶ安くなってますね。
そんないちごをたっぷり乗せて。ジューシーないちごとさくさくビスケット生地のコントラストが味わい深いケーキです。


<材料> 20センチのタルト型(私は紙型を使いました) 
ビスケット生地
無塩バター 140g
薄力粉 180g
粉砂糖 20g
上白糖 25g
打ち粉(強力粉 少々)

仕上げ用
いちご 1パック
いちごジャム 適宜
生クリーム 200ml
砂糖 大1

<作り方>
① 生地を作ります。
バターは粗く刻んでボールに入れ、ふるっておいた粉類(小麦粉、砂糖)と合わせる。
バターを指先でもみほぐすように。

② 粉っぽくなくなり、まとまってきたらラップに包んで冷蔵庫で30分ほど寝かせる。

③ オーブンを180℃にあたためておく。

④ 生地を取り出し、めんぼうで厚さ3~4ミリくらいに伸ばす(丸くなるように)

⑤ タルト型に乗せて、縁にそって生地を押さえ、余分な生地は切り落とす(余った生地は型抜きしてビスケットに利用する)

⑥ 底をフォークで穴を開ける。
 こんな感じです。


180℃のオーブンで20分焼いてさます。

⑦ ジャムを塗る。

ちなみに私はジャム、手作りしました。後で分かったのですが、このケーキ、このジャムがポイントなんですね。ちょっと面倒でも手作りジャムにしたほうが、味が数段アップすると思います。

半分に切ったいちごを乗せていくが、底に接するいちごは切り口を上にすること(水分が出ないように)

⑧ 残りのいちごを重ねるように乗せていく。表面に出るいちごの面にはジャムを塗ってつやが出るようにする。

生クリームを添えてどうぞ。


このケーキ、かなり気に入りました。
もし、私がケーキショップを開くとしたら、このビスケットケーキ専門店にしようかってくらい、美味しかったです。
販売するとしたら、この半分くらいの大きさのケーキにして、注文を受けてからフルーツを乗せるシステムに。
で、待ち時間にはお客さんに紅茶と残った生地で焼いたビスケットをサービスで出すんですよー。
なんて妄想をしながらペロリとこのケーキを平らげました