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今日はなにいろ?

天ぷらにソースをかけますか?

2010-09-17 10:23:41 | 読書感想文
今読んでいる本は野瀬泰申著の「天ぷらにソースをかけますか?」と言う地域の食文化の本。
この本によると西日本の人は天ぷらにソースをかけて食べる、あるいは食べたことがあるようです。
それ以外にも、ぜんざいとお汁粉についてとか、肉はブタか牛かとか、ちらしかばらか、などなど、今まで普通だと思っていたことが実は地域によっては違っていたと言う、ちょっとビックリな、本です。

著書は食文化=食の方言だと捉えていますが、なるほどそうなんでしょうね。
親や周りの人が喋っている方言と同様、小さい頃から口にしてきたものが、食文化になるのでしょう。

「秘密のケンミンショー」とか言う番組を見て、他の県の食文化を「へ~~」とか「え~~」とか、限りなくバカにしたようなコメントやらアクションを取るのを見て、バカじゃないかと思いました。
食文化に正しい、間違いはないでしょう。
鯨を食べようがイルカを食べようが、その地域で培われてきた文化なのだから他所の人がなんだかんだ言うなって言うの(私自身は鯨もイルカも食べませんが)

本の中に豚まん、あるいは肉まんの項目があって、肉まんに何かをつけるか?と言う質問には、辛子やら酢醤油など、いろいろ紹介されてました。
ここ数日秋風も吹き始め、そろそろあったかい肉まんもいいなあ、と思いミスドで肉まんを食べました。
今まで肉まんには何もつけないで食べてましたが、辛子はいいかも、と思いました。
今度コンビニの肉まんで試してみようかな。



誕生日のケーキ

2010-09-16 10:03:03 | 料理
キアヌが一人で誕生日を祝っている写真、あれは衝撃だった!
地位に名誉に富、限りなく手に入れた人が町の片隅でカップケーキにロウソク1本立て
て…。




うーん、やっぱりキアヌってミステリアス~~。
キアヌは誕生日が9月2日。
私もつい、先日誕生日だった(わ~い、誕生月が同じだ

今頃のケーキって難しい。
イチゴがないし。
結局キウイです。


それからもう一個焼きました。こちらはチョコレートケーキ。


中には無花果を甘く煮てラム酒で仕上げたものを挟んで。


ハッピーバースデー、自分



オーケストラ!

2010-09-15 10:02:39 | 映画
予告を観てストーリーが分かってしまう単純映画です。
指揮者を追放された男が、ボリショイのオーケストラを騙ってパリに乗り込む。
最後のシーンまで予告に流れてましたね。みんなスタンディングオベーションしてます。
まあ、シーンを見なくても想像つきます。大成功ってことなんですね。

観なくてもいいかなあ、観なくてもストーリー分かっちゃうんだから。

と、思ったんですが、観に行きました。

結論。
観に行ってよかったです。
やはり音楽映画にハズレなしです。
名曲が絡まるとどんなバタバタ劇でもしまります。

そして、この映画はパリで成功した、ってことがメインじゃないんですね。
なぜ、彼は指揮者を追放されたのか、それが問題なのです。
1980年と言えば、そんなに昔ではないのに、こんなことが旧ソでは起きていたんですね。怖い怖い…。

とても、その頃には描ける映画ではなかったでしょう。
でも、そんな反動もあるのか、ロシアの描き方が凄かったですねえ。

空港で偽造パスポートを作る人たち。しかも60人分くらい、大量に!
結婚式ではマフィアが銃を乱射してるし。
ロシアの政府関係者、イワンの描き方も可笑しかったですね。
全体的にデフォルメされて描かれてました。
金にうるさそうなアジア人(日本人だよね、あれ)も出てきたり、各所に各民族をチョイ、おちょくってます。
フランス的ユーモアってところでしょうか。

こういう映画を観ると、名曲アルバムが欲しくなります。
ま、買っても1回くらいしか聴かないんですけどね

「そして、私たちは愛に帰る」他2本

2010-09-09 10:10:35 | 映画
録画内臓のテレビを買ってから、簡単に録画出来るし、BS番組も録画出来るので、映画をバンバン録画している。

レンタルだと、かなり迷うタイトルでもテレビの録画なら迷うことなし。
もし面白くなかったら途中で消しちゃえばいいんだもの。
レンタルだったらそうはいかない。いくら100円レンタルとは言え、お金を出したなら最後まで観なくちゃって気になるし…。

途中で消せばいいやと思って録画した映画、これが今のところハズレなしなのだ。
この前観た「26世紀青年」と言うとんでもないオバカ映画まで最後まで観てしまった。
(一時的に冬眠状態にするはずが手違いで500年後に目覚めることに。世界はオバカになっていた! と言う映画。プッ)
観たい時にのんびり鑑賞できると言うのは「おうちでえいが」の良いところ。
映画は映画館で観るのが本当だけど、たまには家で鑑賞するのもいいものです。

「好きと言えなくて」
ユマ・サーマンが出ている。が、彼女は主役じゃなくて、むしろ当て馬的。
ガチガチのラブコメだけど、たまにはこの手の映画を気楽に観るのもいいかも。

「新・夫婦善哉」
数年前、懐かしの日本、といった感じで昭和を舞台にした映画が大流行した。
が、この映画の日本は昭和も昭和、昭和10年。
「三丁目の夕日」で懐古した人も、この時代の昭和は知らないでしょう。
まるで博物館を訪れたよう。違う国を見ているような印象。
着物で旅館を訪れた蝶子さん。
さあ、ゆっくりしましょうとお着替え。何を着るのかと思ったらまた着物。
そっか、お出かけ用の着物から普段着の着物に着替えたんだね。
着物が普通だった頃のお話だもの。
酒ビンを引き上げた穴、あれも驚き。あそこで喋ると鍾乳洞で喋っているように声が響く。家の中にあんなものがあるのが驚き。
酒のつまみにしようと蝶子さんが一生懸命、枝から剥いているのはエダマメ?
それは普通なんだけど、むしりながら食べているんだよね。つまり枝ごと茹でたのかなあ。
などと、つまらないワンシーンワンシーンに目が止まりました。

「そして、私たちは愛に帰る」
これは良かった。大当たりでした。
トルコってよく分からないのですが、なかなか難しそうな国ですね。
さらに、ドイツとトルコ、両国の兼ね合いみたいなものもあるんでしょう。

ロッテはともかく、イェテルはあんなことで簡単に死んでしまうんですね。打ち所が悪かったとはこのこと。
お父さんもいい人なんだろうに、二人が出会わなかったら、もっと違う人生を歩めたんだろうに。
アイテンはふてぶてしいですね。礼儀知らず。ロッテのお母さんが注意するのもその通りだと思いました。
この二人も出会わなかったらもっと違う人生を歩んでいただろうに。
でも、人生ってそんなもの、でしょう。
肝心なのは、「それから」なのでしょう。
人を恨んで生きるのも一生。赦して受け入れるのも一生。
余韻を味わえる映画、なかなかありません。
この映画はたっぷり余韻を味わうことが出来ました。
未見の方、オススメです。

レポゼッション・メン

2010-09-08 12:27:58 | 映画
近未来、人工臓器が開発される。
人々は安易に人工臓器を移植するのだが、待っているのは借金地獄。

確かに人工臓器があれば、ガンだろうが、肝硬変だろうが、難病だろうが、全然怖くない。病んだ臓器を取り替えればそれで済むだろうから。

それだけではなく、ファッションのため人工臓器に頼る人までいる。
目の色が自由に変えられるからとか。
(そっか目を移植したら、近眼なんてなくなるんだろうね、めがね、いらなくなるな)

そのせいなのか、世の中、臓器移植した人だらけなのだ。
でも、莫大な費用、少しは考えてから移植すればいいのに…。
と、思ったけど、今の世の中だって、ローンを抱えて、抱えきれずに破産しちゃう人、いっぱいいる。
でもさ、貧乏でも生きていさえすれば…と言うセリフがあるけど、この人工臓器の場合、強制回収されたら命を失うってことなんだよねえ。
これはかなりブラックな内容。

内容もそうだけど、映像もかなりグロい。
ポップコーン食べながら観る映画じゃないね。
そして途中からストーリーは暴走気味に。
とんだB級映画、ジュード・ロウも出る映画、選べばいいのに。
と、思っていたらラスト5分で大逆転。
このラストのために、この映画はあったんでしょうねえ。

リーヴ・シュライバーは最近出る映画、悪役ばっかり。
悪役が板につくと、この人が登場した途端、悪人だ~ってばれちゃいます(笑)

ジュード・ロウは髪を短く切っていたけど、左だったか、円形のハゲのようなものが気になって。
髪の色が違うんだろうか、あの部分だけ。まさか10円ハゲってことないよね(爆)
どうでもいいことだけど

感想はcinemaにて

クレイジー・ハート

2010-09-07 12:09:00 | 映画
ジェフ・ブリッジスって印象が中途半端(役柄も中途半端。主役ってあんまりないし)
今まで観た映画を思い浮かべたけど、なかなか顔が浮かんでこなかった。

今回の「クレイジー・ハート」のジェフ。
今までのイメージとはまるっきし違う。
バッド・ブレイクと言う落ち目のミュージシャンそのもの。

アル中で、歩くのもやっと。ハアハア息が苦しそう。
この人、このまま野垂れ死ぬんだろうなあと思った。
だって、今まで観てきたミュージシャン系の映画ってそう言うのが多いんだもの。
若い頃、成功しちゃって名声からお金から恋人から思う存分手に入れて、でも、気が付いたらみーんななくしちゃった。あるのは、借金と病気だけ。その手のストーリー、多いし。

ところがこれ、ちょっと違う方向に進む。
この手の映画にしてはあったかい終わり方。
ちょっと目新しい映画でした。

とにかくジェフさん、彼が凄い。
ギタリストとしても有名だそうで、その腕前、本物。
歌も凄い。
何も知らない人がこれを見たら、本物のミュージシャンを使ったと思うでしょう、それくらい素晴らしかったです。

彼を取り巻く人たちも良かったです。
弟子を演じたコリン・ファレル。
濃い顔が、いつもはスクリーンから浮いてしまうのだけど、この役柄はぴったり。
歌も上手いし、ジェフと共に、彼らが本格的な演技をしたおかげで、この映画一層引き立ちました。

親友を演じたロバート・デュヴァル。味がありましたね。
酒場のオーナーだけど、アル中の親友を心配して、立ち直るために応援する。男の友情っていいなあとしみじみ。

そして恋人を演じたマギー・ギレンホール。
子供が一番大事だけど、新しく出来た恋人にも心揺れる。その切ない心持ちが観る側にも伝わる演技でした。
マギーさん、ご存知ジェイク・ギレンホールのお姉さん。
似てますねえ、お二人。
口元がきゅっと上がる所なんてそっくり。
兄弟揃って話題の映画に出演しているんだから凄いなあ。

カントリーソングが映画の間中、ふんだんに流れます。
音楽好きな人にもオススメな映画。
感想はcinemaにて。



トトリのアトリエ 2周目

2010-09-03 09:27:21 | ゲーム
2周目はお金と装備品が引継ぎされているとか。
お金、これが全然貯まらない。
お金持ちエンディングなんて、本当に出来るんだろうか。
装備品の引継ぎ、これは嬉しい。
トトリが弱すぎてイライラしていたが、今回はサクサク倒せる。
すっかり冒険が好きになってしまって、冒険者レベルだけが上がってしまう。

6年1月で母親探しをクリア。
そのデータで4個のエンディングを見る。

まずはステルクエンディング。
ヌシの棲家が現れなくて大慌て。
埠頭にいる父親に話しかけて竿を借りるのを忘れていた!
無事釣り上げてエンディングゲット。
うぷぷ、なかなかいいエンディングでした。
ステルクさん幸せそう。

ジーノエンディングは割りと簡単。
このエンディング、コミカルで爆笑。いい味出してるよ、ステルクさん。

ロロナエンディング。
冒険者レベルばかり上げていたので、錬金レベルを上げるのは大変。
簡単なものでチマチマ上げるより、ちょっと無理なレベルにトライした方が早いと言うことが分かった。
錬金レベル45のN/A爆弾とか、トトリ風ブランチを作ってレベルを上げた。
このエンディング、ちょっとロロナが可哀想。

メルヴィアエンディング、これちょっと大変だった。
エビルフェイスを倒さなくちゃダメ。
LV.45くらいで(トトリ)挑んだけど、歯が立たない。
戦闘不能状態を治す薬と状態異常を治す薬、及び、回復大の薬が必要。
これを錬金しつつ、さらにはレベル上げもしなくちゃいけない。
ボスがいる島まで20日以上かかるから、その日時も計算しておかなくちゃいけないし。
薬は「ナントカの秘薬」これがいい!(ロロナには出てこなかったな)
「ベヒモスの心臓」を加える薬と「賢者のハーブ」を加えた薬を数個ずつ用意。
レベルは最終的に47くらいまで上げたかな(メルヴィアは45くらい)
このエンディングは感動的。
苦労したかいがありました。

見てなかったイベントも見た。
「豊漁祭」
うーん、これは何と言うか、男の子向けでしょ、これは。
パメラの水着ってかなり…。
拍手すると優勝者が決まるシステム。
もちろん、ロロナに大拍手。
ロロナファンですから。

次やることはミミエンディングを見つつ、トゥルーエンディングに挑戦。
ちょっとやってみたのだが、うーむ、これ予想以上に大変。
何よ、いきなり井戸水を999個コンテナに入れて捨てるって
その地味な作業をやっとこクリアして、攻略サイト通りやろうとしているんだけど、そううまく行かない。
1年以内でSILVERですと~
こりゃ、大変。
ストレス溜まりそう~~。
もうちょっと余裕持って作ってよ㈱ガストさん

月に囚われた男

2010-09-01 10:16:47 | 映画
SF映画が、大好きだ。
未来はどんな風になっているんだろうと言う夢を見させてくれる。
派手な方が面白い。
車は?
住宅は?
洋服は?
いろんな描き方で未来を夢見させてくれるSF映画。

一方、未来なのに未来っぽくない映画もある。
あまりに文明が発達しすぎて荒廃してしまった世界を描いている映画とか。
「ガタカ」のように、そっちの方に力を入れてない映画とか。

「月に囚われた男」も近未来映画なのに、かなり地味。
月での作業風景も、あんまり力はいってないし。
基地の様子も現代と変わらない。

登場するロボットも町工場に置いてあるような素っ気無いロボット。
もう少しお洒落なロボットにすればいいのに、と思ったけど、なるほど、ロボットに力を入れる必要はないんだな。
だって、ロボットがお世話する人間って…。

昔はこの手の未来映画、嫌いだった。
全然夢がないし
「ガタカ」も「ブレードランナー」もそういった理由でイマイチだったけど、今観たらまた違った感想を持ちそう。
「月に囚われた男」はSF映画と言うより、ミステリー作品として捉えた方がいいかも。

サム・ロックウェルはいい仕事をした。
「グリーンマイル」の嫌な刑務官が印象に残っているが、「ギャラクシークエスト」とか、最近公開になった「アイアンマン2」のようなコミカルな演技も印象に残る彼。
今回の作品は一人芝居で、ずーっと出ずっぱり。実力あるところを見せてくれました。

感想はcinemaにて。