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今日はなにいろ?

手前味噌ですが 味噌にトライ

2008-03-13 09:19:36 | 料理
本格的甘酒が飲みたくなって、米麹をスーパーで手にとって眺めてみたが、これが凄く面倒。ご飯を蒸かすことから始まる。これはとても無理。棚に戻そうとした時、もう一つのレシピ「味噌」に目が止まる。とても簡単に出来るようなことが書いてある。こんなに簡単に出来るんだろうか。半信半疑。失敗してもいいように、少量で作ってみようか、と言うことで味噌作りにトライ。

材料
大豆 600グラム 300グラムで150円という安さ。これを2袋購入。
米麹 300グラム これがけっこう値が張る。400円弱したと思う。
塩 大豆の半分量
水 カップ1弱

大豆を一晩水に戻す。少量だったのに、水で戻すと大量!
これを指でつぶせるくらいに柔らかく煮る。

たった2袋の大豆がこんなに大量に!


フードプロセッサーにかける。
これを塩と麹を混ぜた物をこね混ぜる。
焼酎で消毒した器に団子のように丸めた味噌を並べていき、ラップをかけて保存。


こんな風になりました。
少量で試そうと思ったのに、けっこういっぱい出来上がったな

夏が過ぎた頃から食べられる、と言うことだそうです。
カビが生えたらとりのぞけばいいみたいだけど、酸っぱくなってしまう、と言う失敗例もあるとか。
さて、夏が過ぎた頃、味噌はどうなっているでしょうか…。

最近読んだ本 チームバチスタの栄光 オーデュボンの祈り グラスホッパー

2008-03-08 11:44:55 | 読書感想文
「チームバチスタの栄光」海堂尊
”このミス”に選ばれた作品は読んで損はなし。
映画になって阿部寛が出演するとあっては上映前に読まなくては…。と思って急いで読んだのだが、これが失敗だったかも。
映画を観てから本を読んだほうが映画は楽しめただろうな。
小説の白鳥は個性が強烈。あまりに強烈過ぎて私は受け入れられなかった。が、映画の白鳥(阿部寛)は強烈ながらも、少々マイルドになっていてこれは良かった。
田口センセ、本では魅力ある人物。押っ取り刀ながら、鋭い。そこがこの本の魅力だったのだが映画では…
現役の医師が書いた小説とあって、医学用語やら医学界のことがバシバシ描かれていて、臨場感たっぷりの小説。面白かったのだが映画は…

「オーデュボンの祈り」 伊坂幸太郎
この人のデビュー作だそうで。
へえ、凄いんだねやっぱり、この人。
世界観が斬新。日本に今も鎖国状態の島があって。
そこに暮らす、個性的な人々。
話す案山子。しかも彼は未来を予測出来る。
それと巨大なウサギさんに、処刑人の桜。狂った画家に唯一日本と行き来している轟。などなど、登場人物もいっぱい。
主人公の同級生で警察官の城山、彼が残忍。その彼の結末が、そこに結びつくのか、なるほど~と感心。

「グラスホッパー」 伊坂幸太郎
少々、と言うかかなり残酷。
悪人ばっかりのなかに、「鈴木」という平凡な若者がいて(名前も平凡なのがミソ)残酷な人間に飲み込まれそうになりつつ、自分を失わないのが魅力。
残酷な物語なのだけど、最後がハッピーエンドなのが救われる。
各章が登場人物の判子のようなもので示されているのが面白かった。