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今日はなにいろ?

ハリーポッターと謎のプリンス

2006-10-30 09:30:34 | 読書感想文
「ハリーポッターと謎のプリンス」 J.K.ローリング著

この著書、人を殺すのが好きなんじゃないかって最近思います。
今回も人が死にます。
しかもとっても重要な方が。
そう言えば、最後になる7巻でも誰か死ぬって言ってましたね。
そうやって話題を盛り上げる他、手がなくなったんじゃないかって疑いたくなるのは私がへそ曲がりだからでしょうか

今回は恒例のハリーイジメは影をひそめてます。
その代わり誰が誰を好きになったとか、くっ付いたとか、離れたとか、「恋愛ごっこ」にページを割いている。
まあ、ハリー達もお年頃ってところだから、それもアリなのでしょうけど、はっきり言ってあまり面白くないです。

それにしてもスネイプ先生。
彼の存在は1巻から注目していたのですが、「えー」と言った展開で、今回は終わってますが、このままじゃ、終わらないでしょうね。
最終巻に一ひねりあるって私は信じているのですが。

それにしても、このシリーズの本、高いです
児童書なんだから、もう少し考えてくれって思います

映画館での「勿体無い」こと

2006-10-24 11:15:28 | コラム
1800円も出して、映画を観て、これは勿体無い、と思う人をたまに見かけます。

私が映画館で「勿体無いなあ」と思うこと。

1 遅れてやってくる
2 居眠りする
3 途中で帰ってしまう
4 トイレに立つ

「遅れてやってくる」
まあ、5分くらいなら許容範囲でしょう。
しかし、15分くらいだとちょっとキツイかも。
物語の冒頭に”実はエンディングに繋がる鍵が~”みたいなものを置いておく映画もありますから。

言語道断だったのは、1時間も過ぎた頃入ってきたカップル。
「この映画が観たい」と言う気持ちはなかったのでしょうね。
何となく映画を観ようか~ってことになり、やって来たけど、丁度時間が合わない。
1時間過ぎているけど「ま、いいか」ってな感じで。
何となく二人からどよーんとしたやる気のなさが漂っているように感じたのは気のせいだったのでしょうか。

「居眠りする」「途中で帰る」
確かに私も眠りそうになったり、途中で帰りたくなったりする映画、あります。

「ディープ・ブルー」これはあまりに癒されて、眠くなってしまいました。
途中で帰りたくなった映画と言えば「デビルマン」が最強。
でも、もしかしたラストに感動の何かがあるかも、と思いじっと我慢。
結局何もなかったですけどね。

ただ、お金を払ったのに、途中で眠っちゃったり、帰っちゃったりするのは非常に勿体無いなあと思います。

「トイレに立つ」
出物腫れ物で、生理現象は仕方ない。
でも、「わー、こんな所で席を立つの?」って他人事ながら気になってしまう。
わずか5分でも、やっぱりここのシーンを見逃しちゃったら、この映画の良さが消えちゃうんじゃないかって思うようなシーンがありますから。

これが「おうちでえいが」だったら、ちょっと止めて、トイレに立つってことも出来ますが、映画館じゃそうはいかない。

いままで400本近く映画館で映画を観てますが、トイレに立ったのはわずか1度だけです。

その日は連れがいたのですが、その連れが売店で「ビール」を注文。
「ビールとポップコーン」と言えば、黄金のコンビ!
ビール好きな私には抗しがたい誘惑。で、私もビールを注文。

美味いですね、ビールにポップコーン。
映画を観ながらって言うのも乙です。

で、やっぱり生理現象が…。

ただ観た映画が、別にこのシーンを見逃したらこの映画の良さが消えちゃうってほどの映画じゃなかったってのが幸い、って言ったらヘンなのですけどね。

やっぱり映画館でビールは厳禁かも。

ちなみに観た映画は「模倣犯」
連れがなぜこの映画を観たかったかと言うと
「囚人がみんなのお手本になるような、立派な行いをして~」と言う内容だと思ったから、だそう。
それって「模範囚」
と言うオチがつくんです

天使と悪魔

2006-10-24 02:34:50 | 読書感想文
「天使と悪魔」 ダン・ブラウン

「ダ・ヴィンチ・コード」以前に書かれたこの本。
「ダ・ヴィンチ・コード」より面白いと言われているとか。
確かにそうかも。

何しろ、舞台がヴァチカン宮殿。
新教皇選出の日に起きた、しかも新教皇候補の暗殺事件。
これ、よく本を出版できたなあと。
映画になったら「ダ・ヴィンチ・コード」の時のように大騒ぎになるんでしょうね。

主人公のロバート・ラングドン、映画で演じたトム・ハンクスの顔が浮かんできました。
でもこの作品、再びトム・ハンクスで大丈夫なんでしょうか。
かなりバリバリのアクション映画になりそう。
前回の作品は主に暗号解きだったから、思考するシーンが多かったけど(そのため、映画はイマイチ面白くないとか、本を読まないと分からない部分があるとか言われたのかも)

で、今回はバリバリアクションだから、映画にしたらかなり見栄えするだろうなって思いました。
最後なんてヘリからダイブですからね。
007も真っ青です。
フツーに考えたらロバートさん、この本の中で3回くらいは死んでますね。

映画化が決定しているこの作品、映画になったらこの部分はどう撮るんだろうな、などと考えながら読むのもまた一興かも。

時をかける少女

2006-10-18 11:27:57 | 読書感想文
「時をかける少女」 筒井康隆

アニメ版「時をかける少女」を観て来た。
原作ははるか昔に読んだが、全然記憶にない。
なので、改めて読んでみた。

映画とは全然違う。
まず名前からして違う。
映画を引っ張る三人組。
和子に一夫、吾朗。時代を感じさせる名前。
何しろこの作品、40年前の作品なのだから。
その後何度も映像化されているのは、この作品がいかに愛されているかと言うことだろう。

主人公が高校生だというのがいい。
彼女の身の回りに起きる小さなアクシデントをタイムリープで食い止めるという、身近な物語が親近感湧く。

この話に登場する「タイムリープ」
どんなことなのか、ネットで調べてみる。
タイムリープとは時間跳躍のこと。
対象物が時間を超えて未来や過去へ移動すること。
「タイムトラベル」との違いは当初は当事者の意思と無関係に起きるこが多いとか、精神のみが過去、未来に置換されることだそうだが、よく分からない。

時間を跳躍する話が実に多くの人に愛されるか。
「タイムトラベル」
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」
ドラえもんの便利道具
などなど。

過ぎし時を取り戻したく思い、まだ見ぬ未来に思いを馳せる。
人々の夢がつまったような物語。

ラスト、記憶を消されてしまった和子。
だが、いつか未来から戻って来た彼に再会することを夢見て、そして再会した時に全く新しい人間として彼女の前に現れたとしても、彼女はきっと彼だと気づくだろう、と言う文章に爽やかな感動を覚えるのだ。

携帯もない、風呂場の煙突から煙が漂うそんな昭和の古い時代の話が40年経っても新鮮に感じられる。
それが何度も映像化されている理由なんだろう。

映画館でのハプニング

2006-10-12 09:33:32 | コラム
映画関係のHPを閲覧していると、映画にまつわるいろんなハプニングが紹介されていて、世の中、いろんなことがあるなあと、感心してしまうわけです。

たとえば、上映中に突然映像が途切れるとか。
昔はフィルムが切れて、よく映像が途切れたと言う話を聞いたものですが、最近のフィルムはどうなっているんでしょうか。
機械の故障なんてこともあるんでしょうか。
お詫びに無料チケットを貰ったなどという文章を読むとちょっと羨ましかったりするのですが、映画もいよいよ佳境に入って、などという時に映像が途切れたら、やっぱりかなり苛つくでしょうね

それから、これが一番驚いたのですが、上映が始まったら全然違う映画だった、と言う話。
自分が違うシアターに入ったのかと焦ったらしいのですが、これ、映画館のミスで違うフィルムを流したらしい。
こんなこと、あるんですね。

私は年間100本程度映画館で映画を観ますが、その手のハプニング、ほとんどありませんでした。

が、昨年トム・クルーズの「宇宙戦争」を観ていた時のこと。
突然の「消音」
その間2~3分程度だったかと思いますが、かなり長く感じられました。
映画って音がないとすごくマヌケなんですね。
お詫びにポップコーンとジュースの券を貰いました。

映画館で、と言うわけじゃないのですが、映画が終わって映画館を出てからのこと。
駐車場に戻り、さて車を出そうとしたら泥に埋まってしまったということがありました。

お盆の時期で、その映画館、臨時駐車場として、近所の空き地を借りたらしいのです。
ただの砂利の土地。
で、映画を観ている間、集中豪雨に見舞われて、近くの道路は冠水して、閉鎖されたりしたそう。

映画館にいた私達は全然、そんなことは分かりません。
出てきたときには晴れてましたから(道路は濡れていたから雨が降ったのは分かっていたのですが)
まさか、地面がそんな状態になっているとは思わず気軽に車を動かしたのがまずかったんでしょうね。

映画館のスタッフ、5~6人、さらには通行人まで借り出されてようやく脱出しました。
映画館の人、お詫びにと言って茶封筒を差し出しました。
「チケットが入ってます」ってことでしたが、家に帰ってから開けてみたら、10枚も入っていたのには少し驚きました

事実は映画より奇なり、なんてことより、やっぱり映画を観て驚いていた方が幸せです



映画は一日何本まで鑑賞出来るか?

2006-10-10 10:28:15 | コラム
別に記録に挑戦と言うわけじゃないのですが、数年前、一日に4本の映画を観たことがありました。

映画上映のスケジュールを観たら、うまい具合に4本の映画を観られると言うことに気づき、映画館に出向いた訳です。
映画館に入館したのが10時前だったと思います。

1本目の映画は「フルタイム・キラー」と言う香港映画。
アンディ・ラウと反町隆史と言う夢のような共演。だったわけですが…。
反町さんが中国にアジトを置く殺し屋なのに、中国語を全く話さないと言うことにかなり納得いかず。警察無線を傍受するシーンなんかも出て来るわけですが、「聞いて分かるのかい?」と突っ込みを入れたくなるようなシーンが満載でした。
あと、花束からマシンガンというのはシュワちゃんのパクリとしか思えなかったし。
と言う訳で最初からつまづき気味の展開
このあたりでお昼になってましたから、ロビーで買って来たパンなんかを齧り、2本目に突入。

次の映画は「ヘブン・アンド・アース」とこれもまた中国の映画。
で、さらに日本人が出演していると言う、1本目と同じ展開なわけですが。
が、こちらの映画、中井貴一さんが出演しているわけですが、この中井さんは反町さんとは大違い。
中井さんは日本から渡って来た遣唐使を演じたわけですが、流暢な中国語を操っているのです。さすがだなあ、中井貴一

ちょっと元気が出てきて、3本目の映画に。
待ち時間にちょっとビックリなことがありました。
なーんと、酔っ払いが入ってきたんですよ。べロン、べロンってほどではないけど、一目で酔っ払いと分かる人。
「この映画面白いの?」なんて聞かれましたが、関わりあいたくないので、下を向いてました。
ありがたいことにはるか遠くの席に座ってくれたのですが、映画が始まってすぐに眠ってしまったようです。
何のために映画館に来たんだろう、あの人。

さて映画のほうですが、しらふの私でも眠くなるようなつまらない映画でした。
「ミッション・クレオパトラ」と言うフランスのコメディ。
全編、どう言うセンスをしているんだろうと言いたくなるような映画でした。
クレオパトラをモニカ・ベルッチが演じてますが、モニカさん、仕事を選べよ~

いよいよ最終の映画に突入。
この時、夕方の6時過ぎ。空腹と、目の疲れ、腰、お尻の痛みも限界。
が、ここまで来たらミッションを達成しなければ(いつの間にミッションになってます)

ラストの映画はドイツ発の「飛ぶ教室」
子供たちが頑張る健気な映画で、その日観た映画の中では一番評価が高かった映画でした。
終わりよければ全て良し。
眼をしょぼつかせ、ふらつきながら映画館を出たのが8時半過ぎ。
入館してから10時間以上経ってました

ちなみに、家でビデオを観続けた記録はこちらも4本(しかもぶっ続けで)
そのせいなのか、翌日テレビをつけようとしたら、スイッチがきかなくなってました。
修理に来てもらったら15000円請求されました。
何事もほどほどが一番なのかも






映画館でのマナー

2006-10-06 16:17:44 | コラム
先日、「フラガール」を観に行った時のこと。
前の席の二人のオババが最初から最後までずーっと喋りっぱなし。

マイカルの映画館で、映画が始まる前にアニメのキャラクターが「最初から最後までペチャクチャ喋りっぱなしのヤツいるんだよなー」って言っているアレと全く同じ

最初から最後まで喋りっぱなしでした。

若い人ならともかく、片足を棺おけに突っ込んだようなおばあちゃんだったし(コラコラ)
映画もそんなに集中して観なくても分かる映画だったし(コラコラ)
そのまま観ていたのですが。

映画も佳境に入って、娘がフラガールになると言い出して、「バカこくでね」と、激怒していた富司純子さんがハワイアンセンターのために「ストーブ貸してくんちぇ」と人々に頭を下げるシーンでのこと(この人、演技上手いですね、さすがです)

電話の音が鳴り響いた訳です
シーンでは戸外だったし、この時代(昭和40年)に携帯電話はないのに「なぜ?」と思っていたら、前の席で喋りっぱなしだったオババが、おもむろに自分のバックから携帯を取り出したんですね
(着メロが普通の電話の音だったから、すっかり騙されました)

お喋りだけでなく、携帯電話攻撃もあるとは、私も思いもしませんでした。
このまま電話で喋りだしたら、殺意を感じるかも、と思いましたが、さすが電話相手に喋ることはなかったです。

え?映画館で電話を鳴らすのはともかく、喋る人はいないだろうって
ところがいるんですよね。

この前、ユナイテッド93を観ていたときのこと。
「もしもし…。はい。…そうです」と言った調子で電話で喋っている人がいました。

こう言う人は、マナー云々と言うより、もう人間じゃないなって思うんですよね。
どっか宇宙から来たへんな人なんだろうと。

まあ、自分も時々、人間とかけ離れているようなことを考えたり行動することもありますが、人様の迷惑だけにはならないようにしなくては、と思うわけだっぺ