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今日はなにいろ?

ザ・ロード

2010-10-07 10:22:22 | 読書感想文
ヴィゴ・モーテンセンは「ロード・オブ・ザ・リング」で大ブレイクしたのだから、どんな映画でもよりどりみどり、シネコンでやるような娯楽映画とか、いわゆる、儲かる映画に出演出来たろう。

が、ロード・オブ・ザ・リング以降彼の出演した映画で、私の観た映画。
「イースタン・プロミス」
当時(2008年10月)これを観た感想を抜粋。
「”ロード・オブ・ザ・リング”であれだけの名声と地位を築いたヴィゴ・モーテンセンならどんな役でも選り取りみどりだと思うのだけど、彼はなぜこの映画を選んだのだろうか、と観ながらずっと思っていた。
駄作ではない。むしろ最初から最後まで緊張が解けないサスペンスとしてもドラマとしても最高の作品。
ヴィゴの演じる役、これが最低の男なのだ。少年時代に刑務所で過ごし、今はイギリスで暗躍するロシアマフィアの仲間に入ろうと、ボスの息子の元で、何でもやる男と言う役柄。
運転手から、死体の始末(身元がばれないように指を切り落としている)命じられるままに娼婦と交渉を持ち、一般市民を脅し…」

と、最低な男を演じたヴィゴ。
が、最後に彼の正体が分かる。
そして、私の感想はこう締めくくっている。

「ヴィゴがなぜこの映画を選んだのかよく分かる。彼にしか出来ない役だ。素晴らしい」

今回観た「ザ・ロード」これも結局これと同じ感想になる。
彼でなければこの映画は出来なかったろう。
感想はcinemaにて。

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