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今日はなにいろ?

イチゴのミルフィーユ

2007-03-29 10:35:22 | 料理
パイ生地を薄く焼いて、ミルフィーユを作りました。



<材料> 30センチ角 2枚分
無塩バター 150g
薄力粉 150g
強力粉 50g
塩、グラニュー糖、各小 1/2
冷水 100㏄

いちご 適宜
生クリーム 200㏄
グラニュー糖 20g
粉砂糖 少々

<作り方>
パイ生地を作ります。
バターは1センチ角に切って、ボールに入れる。
粉はふるって、そのボールへ入れる(砂糖と塩も)
バターにまぶすように粉をまぜる(バターはつぶしちゃダメ)
水を投入し、バター入り粉団子みたいな感じになったら、まとめてラップにくるんで、冷蔵庫で休ませる。

のし棒で、伸ばします(強力粉の打ち粉をする)
3つ折りにする。
これを4回繰り返す。
ゆるんできたら冷蔵庫で休ませること。
30センチ各に伸ばす(これを2枚作ります)

200度に温めたオーブンで10分ほど焼くとぶわーっと膨らみます。
そのふくらみを網で、ぎゅっと押しつぶして、空気を抜きます。
そのあと、180度に温度を下げて、こんがりキツネ色になるまで焼きます。
完全に冷めたら丸型(茶筒の蓋などを利用)で抜きます。
間に生クリームとイチゴをはさんで出来上がり。



パイ生地は面倒。
でも、寒い時期はバターの扱いが楽なので作るなら今のシーズンがベスト。
市販品を利用するのもいいかも。

あまったら冷凍にしておくと食べたいときに食べたい分だけ食べられる。
また、型抜きしてあまった所はコンソメスープに浮かすと、オニオングラタンスープっぽくなります。

映画のプレゼン「エイプリルの七面鳥」

2007-03-28 19:27:08 | 映画


2004年 米

監督 
ピーター・ヘッジズ

出演者
ケイティ・ホルムズ
パトリシア・クラークソン
オリバー・プラット


親と子の確執は映画の永遠のテーマ、のような気がします。
ただその多くは父親と息子。
母と娘と言うのは珍しい。
この「エイプリルの七面鳥」はその母と娘の確執を描いた映画です。

この映画はいわゆる「ロードムービー」です。
仲たがいをしたまま、出て行った娘を家族が会いに行くのですが、娘のアパートがはるかかなた。
早起きして、お父さん、お母さん、娘に息子(エイプリルからすると妹と弟)それに認知症気味のおばあさんを乗せて車はひたすら走ります。

実はこのお母さん、末期ガンでかなり具合が悪そう。
それだけで暗くなる雰囲気ですが、このお母さん、ユーモア精神に長けていて、「死んだふり」なんかをしちゃってます。

でもそんなユーモアタップリのお母さんでも、やっぱり病気のせいでかなり精神状態が不安っぽい。
しかも長年仲たがいをしてきた娘に久しぶりに会うということで、路中、車から降りて「もう帰る」と言い出すシーンもある。
それでもなんとか、娘の住むアパートの前までたどり着くのですが…。

一方、家族を待つエイプリルもある意味「ロードムービー」になってます。
彼女もまた久しぶりに会う母たちに、重い気分に包まれてます。
それでも感謝祭のための七面鳥を何とか焼こうと苦心するのですが、肝心のオーブンが壊れてしまい、アパート中を駆け巡ってオーブンを貸してくれる人を探し回るのです。
犬に七面鳥の首を齧られたり、言葉の通じない中国人にその首を補修してもらったり(パン生地で補修したそうです)やっと七面鳥が焼きあがるのですが…。

物語は最後に一山訪れ、そして、とっても幸せな気分になるラストが訪れます。
このラストもいいのですが、その前にトイレに入ったお母さんが、一組の母と娘(まだ4、5歳くらい)を見かけるシーン。
これに注目してください。
その母親は娘に対して厳しい口調で叱っているのです。
「アナタって子は、いつもこうだ」と、そんな調子で。
子供はいくらけなされても「お母さん、待って」と叫んで母の後を追いかけます。

それを見たお母さんの表情がとっても深いものがあるんですよね。
きっと自分の若い頃を思い出したのかも知れません。
グッと来るシーンです。

<メモ>
エイプリルを演じたのは今はトム・クルーズ夫人になったケイティ・ホルムズです。
彼女の映画を何本か観ましたが、この映画の彼女が一番魅力的でした。



コーヒーケーキ

2007-03-23 11:09:58 | 料理


切り口がこうなっているケーキってどうやって作るんだろう、と長年の謎でしたが
こうやって作るんですね。

<材料>直径20センチ
(18センチ角の型 2枚分)

スポンジ
卵 3個
グラニュー糖 90g
インスタントコーヒー 大1
薄力粉 70g
生クリーム 30g

クリーム
生クリーム 170㏄
グラニュー糖 15g
インスタントコーヒー 大1

仕上げのクリーム
生クリーム 150㏄
グラニュー糖 10g
飾りのチョコ 数個

<作り方>
いつものようにスポンジを作るわけですが、卵が泡立ったところで、お湯(大1)で水溶きしたインスタントコーヒーを入れ、最後に生クリームを混ぜて、210℃のオーブンで10分焼きます。

冷めたら3等分に切り分ける。


コーヒー味の生クリームを作ります。生クリームが泡立ったらお湯で溶いたインスタントコーヒーを混ぜる。

そのクリームを生地にべたーっと塗りつけて。

このように巻いていくわけです。

全部巻き終わったらアルミ箔を巻きつけて形を落ち着かせて、冷蔵庫に寝かせておく。


最後に仕上げのクリームを塗りつけ、チョコを飾って出来上がり

     

コーヒー味のクリームもなかなかいけるもんです

映画のプレゼン「エド・ウッド」

2007-03-16 11:57:49 | 映画
才能はあるのだけど、チャンスがなくて世に認められない人、と言うのは数多くいる。
たとえば「モンパルナスの灯」と言う映画。
モジリアーニの一生を描いた映画なのだが、とにかく悲しく暗く辛い映画。
貧困との闘いで、若くして命を落としてしまう。
才能があるから、尚更悲しい。
死んでから2年経って彼の作品「プラン9・フロム・アウター・スペース」が「史上最低の映画」を与えられ、最低監督と称されたエド・ウッドの場合はどうだったのか…。
女装癖、アルコール依存症等私生活でも波乱に富んだエド・ウッドの半生を描いた映画、それが「エド・ウッド」です。



1995年 米

監督 
ティム・バートン

出演者
ジョニー・デップ
マーティン・ランドー
ビル・キューザック



この映画に流れるもの、それはティム・バートンの「愛」そのものです。
ティム・バートンは自身を「エド・ウッドだ」と言うくらい、エド・ウッドを愛している。その愛が満ち溢れている。
本当は始終貧困に悩まされ、最後はアルコール依存症で命を落とすほど、追い詰められていたのに、ティム・バートン監督は苦しんでいるエド・ウッドを撮らず、映画製作にのめりこんでいるまるで少年のようなエドを描いた。
映画の中のエド・ウッドは、だからとっても明るい。いつもめげないし、前向きで、ハッピーです。
そのエドを演じたジョニー。彼がとってもいいんです。
まるで少年のようなキラキラとした輝く目をしている。
(ジョニーの女装も必見
それと、ベラ・ルゴシとの交流が心温まる。
いたるところにティム監督らしさも登場し、ジョニーとティムコンビが作り出した最高傑作である、と、私は思ってます。

<メモ>
この作品によってエド・ウッドの知名度は飛躍的にアップ。その作品も映画館で上映。観客は「最低すぎて最高」との感想を残している。
ちょっと観てみたいような気もする…。

スクエアケーキ

2007-03-11 10:11:28 | 料理


フルーツタップリのケーキを四角い型で焼きました。クリームにポイントが。
メインはカスタードクリームなのですが、ポイントはゼラチン。
しっかりしたクリームに仕立てて、切り分けた時にもべチャリとならないように一工夫。


と、こんな風に切り分けても一応ちゃんと自立してますね

材料(18センチ型)

スポンジ
卵 2個
グラニュー糖 60g
薄力粉 60g
バター 20g

クリーム
牛乳 250㏄
卵黄 3個
薄力粉 25g
グラニュー糖 75g
バニラエッセンス
粉ゼラチン 5g
生クリーム 150㏄

シロップ

フルーツ
キウイ
イチゴ
モモ缶等

仕上げ用のホイップクリーム 50㏄

作り方
スポンジを焼きます。
冷めたら厚みを2等分する。

カスタードクリームを作る。
粉ゼラチンをふやかしたものを混ぜ、泡立てた生クリームを最後に混ぜいれる。

半分に切った生地の表面にシロップを塗る。
内側にクリームを絞り、その上にフルーツを並べる。
クリームを全体に絞り、フルーツを並べ、その上にクリームを塗る。


フルーツたっぷりで豪華でしょ

残りのスポンジを重ね、表面に飾りのホイップを塗り、フォークなどで筋の模様を入れる。

はっきり言って、かなり面倒です
でも、見かけも味もベリーグーなので、ちょっと奮発したい時に頑張って作るのもいいかも


   

映画のプレゼン「ギャラクシー☆クエスト」

2007-03-10 09:41:57 | 映画
私が映画のHPを立ち上げた時(今からもう6年も前になる)ネットで知り合ったお友達が「おバカ映画を観る会」と言うものを作り、それの仲間入りした。
一番最初にすすめられた映画が「アメリカンパイ」
これにはかなり引いてしまった。
次に紹介されたのは「ギャラクシー☆クエスト」だったのだが、半信半疑でレンタルショップに向かい、鑑賞したのだけど…。

これ、かなりきました。
どれくらい来たかというと、すぐにDVDを購入。
自分の持っているDVDの中で一番たくさん鑑賞したってくらい、何回も観て。
それでも足りずに、周りの人に「これ面白いのよ」とすすめまくって。
「面白かったでしょ?」って聞くと「う、うん、まあね」と微妙な顔をされることも度々で。
で、またこうして、ブログにアップするほど、大好きな作品なのです。



2001年 米
監督 
ディーン・パリソット

出演者
ティム・アレン
シガニー・ウィーヴァー
アラン・リックマン

放送終了から20年も経つのに、いまだにテレビ番組「ギャラクシークエスト」には多くのコアなファンがいた(このあたり、スタートレックを彷彿とさせる)
当時の出演者は今もサイン会やファンの集いに出席。
その日も多くのファンがやって来ていたが、その中に奇妙な集団が現れる。
「自分たちの星を、侵略者から守って欲しい」と助けを求めるのだった…。

この映画の出演者の豪華さにまずビックリして欲しい。

キャプテンを演じたのはティム・アレン。
「クライム&ダイヤモンド」では映画フリークの殺し屋を演じてました。

ヒロインはシガニー・ウィーヴァー。
エイリアンの彼女もこの映画の時には50歳台。そうとはとても見えぬナイスバディを披露。

トカゲヘッドのドクターを演じたのはあのハリポタで冷酷な先生役でお馴染みのアラン・リックマン。
奇妙なかぶりものを、なぜか自宅にいるときまでかぶっていると言う、大真面目な顔でお茶目なことをしてます。

注目なのは「グリーンマイル」などで、憎たらしい悪役を演じているサム・ロックウェル。
この映画では気弱な「その他大勢の役者」として登場。劇中では「ママ~!」と泣き叫んだりして、抱腹絶倒です。

さて、そんな彼らに負けず劣らず強烈なパワーを発しているのがサーミアン星人を演じた面々。
彼らは実はタコのような外見をしているのだが、それでは人間が驚いてしまうだろう、と言うことで人間に化けているのですが、どことなくタコが残っている、と言うそんな風情をかもし出している。これが凄い!

まるでB級そのもののテイストなのに、じつはそれも計算ずく、と思わせる高尚な雰囲気も持っている。
逆に言えば、わざとおバカ映画に味付けしているんですよね。
それが私は凄いと思うし、この映画に惚れている一つの理由でもあるんです。

とまあ、理屈はどうあれ、とにかくこの映画は面白い!

<メモ>
「おバカ映画を観る会」は結局自然消滅。
でも、この映画を観るきっかけを作ってくれたと言えるこの会は、実に貴重なものであったと言えます。
主催者のHさん。今もおバカ映画を楽しんでいるかな。