Color

今日はなにいろ?

24 TWENTY FOUR その3

2016-05-30 12:44:18 | テレビ
season6

20か月ぶりにジャックが中国の収容所から解放されます。
アメリカ側は大きな代償を払ったとの言葉が登場しますが、なるほど、中国側の狙いはそれだったのですね。

今回も中東系のテロリストが中心。
そのテロリストの中心人物とジャックを交換しようというのがテロリストの狙い。ジャックに仕返ししたかったんですね。
ジャックも自分の命が和平につながるならと、喜んで命を差し出します。
が、テロリストの目的が違うことを知ったジャックは隙を見て逃げ出します。

ジャックはテロリストの中心人物と思われていたアサドを連れ出し、情報を得ようとします。
アサドが仲間になったことを快く思わないCTU職員のカーティス。
過去につらい経験をしていたカーティスはアサドに銃を突きつける。
必死で止めるジャック。が、カーティスは耳を貸さず…。
ジャックは銃を撃ちます。
うーん、仲間を撃ちますかねえ、普通。
国のためになら仲間の命も絶ちます。それがジャック・バウワー。

ところで新しい大統領はなーんとウェイン・パーマー。元大統領の弟です。これはびっくり。
驚いたと言えばCTUに懐かしい顔が。
season1で出ていたマイロです。
あの時、トニーかマイロのどちらかが裏切り者だと思って見てました(笑)
ところが二人とも命が…。
大統領は一度は奇跡的復帰を果たしますが、結局再び倒れる。
マイロは代理リーダーの代わりに撃たれてしまう。
相変わらずおなじみさんをバタバタ殺してしまうドラマです。

おなじみさんと言えば前大統領のチャールズ・ローガンが登場。
ロシアの総領事館へ自分を連れて行けば情報を得られると提供。ジャックと向かうわけですが、情報がイマイチでなーんとジャックは一人で乗り込み例の如く激しい取り調べで真相を聞き出すのですが、脱出に失敗。これじゃ中国の時と同じ、今度はロシアからも狙われるのかと思いきや、今回はCTUの全面的バックアップで窮地を脱します。もっとも大統領の命令も聞けない総領事ですからロシアがフォローできるわけもないですけどね。

そのローガン元大統領。ロシア大統領に頼むために元妻に会いに行くのですが、そこにアーロンがいて「あら、二人とも良かったなあ」と私は思ったわけです。アーロンにも幸せになってもらいたいですし。なんせ彼はseason2で失脚しそうになっているパーマー大統領に自分が不利になるのも関わらず助けてあげたとってもいい人だったので、応援していたんです。なのに、なのに…。
もし、元夫が現れなかったら病も良くなって二人幸せに暮らせたろうに。
結局大統領に話が通じても説得できなかったし、無駄骨、無駄死にでした。
このドラマ、そういう無駄な骨折りが多いですね。前回の録音テープとか、あれほどの苦労をして手に入れても一瞬で消去されてしまったり。

今回のシリーズで最大の出来事はジャックの身内の登場でしょう。
ジャックのお父さんがテロリストと関わっていたと言う情報が登場して驚きました。
テロリストと関わる、と言うこともそうですけど、ジャックにお父さんがいたということも。
いやいや、お父さんがいてもおかしくはないんですけどこれまで父親のことが出たことは一度もなかったので。
さらには弟もいると知ってこれまたびっくり。
しかも弟の顔を見てびっくり仰天。
前回のお話でローガン大統領を操っていた真の黒幕、大ボスの男じゃありませんか。
これには本当に驚きましたよ。
ジャックは弟にも容赦しない取り調べをして父親の居場所を突き止め、父親に会いに行きます。
そこで例の如く拷問を開始。弟の口からトニーやミシェル、パーマー大統領の暗殺に関わっていたのは自分だという真相を聞き出し、じゃあCTUに連れて行こうとするちょっとの間に父親が牙を剝く。うわー、お父さん、そんなひどい人だったんですねー。
弟も弟なら、父親はさらに上を行く。
弟の死はジャックのせいにされるし、踏んだり蹴ったりです。


今回は早い段階でテロ犯が死に、基盤も手に入れて見事すっきり解決、するわけないですねー。
24時間経たないと終わらないのですから。
案の定、ほっと一息する間もなく衝撃の電話が鳴ります。
中国で交通事故で死んだはずのオードリーの声が受話器の向こうからするではありませんか。
そう言えばオードリーが出てこないなあと思ったら死んでいたと言う衝撃のストーリー。
かと思ったら生きていた、というではありませんか。
これはジャックには嬉しい電話。
そのはずなのですが、なんとオードリーは人質になっていて、基盤と交換するのが条件。
オードリーは見事救助するけど、基盤は中国人のボスの手に渡ってしまう。
オードリーに敵の情報を聞こうとするけど、オードリーは中国人の拷問に精神に異常をきたしていて、答えにならない。
オードリーは父親に引き取られるけれど、父親がジャックにキツイ一言。
「君は疫病神だ」
確かにジャックと関わった人間はろくなことがない。
妻は死に、娘は精神的に不安定になり彼の元を去る。友達や尽くした人はみな死ぬ。
痛いところをつかれましたねー。
オードリーに近づくことを禁止され、海を見つめるジャック。
これからどうするのでしょうか。また身分を隠し、ひっそりと生きていくのでしょうか。


24 TWENTY FOUR その2

2016-05-27 14:47:40 | テレビ
season4

ジャックが女の人と一緒にいます。ケイト?じゃない。
しかもCTU職員ではなく国防長官の特別補佐官として働いてます。珍しいスーツ姿。女性は長官の娘オードリー。
オードリーは既婚者ですが、夫と別居中。うーむ、ジャックはまた新しい彼女を見つけたんですね。今度は本命か。

ジャックが仕事でCTUを訪れている時、長官とオードリーは拉致され、ジャックはCTUに一時的に復帰。
スーツ姿からいつものラフな格好に着替えてきます。
ええっと、その服はどこから出てきたの?いつも持って歩いているのかしら(笑)

間一髪で長官と娘を救い出したジャック。
でも今回のテロ犯の狙いはそこではなく、真の目的は原発のメルトダウン。
捜査の過程でジャックとオードリーはピンチに陥り、ジャックは信頼できる友人に連絡する、と言ってある人を呼ぶわけですが…。
登場したのはなーんとトニー・アルメイダ!
出ました!パチパチパチ
トニーは可哀想な人生を送っていたんですねー。
数か月収監されていて、大統領の恩赦で救われていたけれど妻のミシェルとは離婚。
ヒモのような生活を送っていたわけです。かわいそう…。

トニーはジャックの応援をしている過程でCTUに復帰。うーん、なんというか緩い職場ですね、ジャックが一時的に復帰したりトニーが復帰したり。
直後、CTUの支部長代理として本部からミシェルがやってくる。出世していたんですねー、ミシェル…。
ミシェルを救ったのにトニーは辛い思いをして…。複雑。
それでも仕事を一緒にしていくうちに、二人の関係が元に戻っていき、仕事を辞めて一緒に暮らそうと誓うわけです。良かったぁ。

捜査の途中で中国人がテロに関係しているのを知ったジャックは中国総領事館に侵入し、中国人を拘束。拘束途中に中国人が撃たれてしまい、CTUの医務室に運び込むのですが、その時捜査途中で大けがをしたオードリーの夫が危篤状態で医師の診察を受けていました。
医師を中国人の治療に当たらせようと無理強いする。そのせいでオードリーの夫は死亡。
何と言うか…。
まあ、いろいろありますが、なんで医師が一人しかいない!
容疑者が怪我をすると「CTUの医務室に連れて行けー」とよくジャックが叫びますが、医師が一人しかいない体制ってどうなんでしょうか。
(そういえば前のseasonで支局長の娘が医務室で自殺するという事件がありましたね。ここの医務室、信頼がない)

事件は解決しますが、中国側がジャックが襲撃したと特定し、引き渡しを求めてきます。
ジャックは身分を変えよその土地で生きていくことになる。
が政府の中にはジャックを殺すべきと言う判断を下すものがいて、実行されることに。
ジャックは撃たれ死亡。

そんなわけはないですね。偽装された殺人です。知っているのは元大統領、トニー、ミシェル、そしてクロエ。
国家を救ったのに何と言う結末。


season5

このseason、バタバタ人が死にます。
元大統領パーマーが暗殺されます。
ジャックにあれほど暗殺を守って貰ったのにたった一発の銃弾にやられてしまう。
ずっとこの作品に出ていたのに去ってしまった(涙)

更にショッキングなことが続く。
トニーとミシェルが登場。約束の通り二人で暮らしていたんですね。良かった~と思ったのもつかの間、車に近づいたミシェルが爆発に巻き込まれ死亡。
トニーも重傷を負います。

元大統領の暗殺、ミシェルとトニーも襲われると言う事態にクロエは自分も危ないことを察し、ジャックに連絡します。

身分を変え見知らぬ土地で暮らしていたジャック。現場作業員でその日をしのいでいたのですね、涙。
何度も国を救った英雄なのに。お金はちゃんと貰ったのかしら…。
で、ジャックの側にはまたまた女性が。
あれオードリーは?
まあ、身分を変えたと言うことは本当の自分を捨てたこと。もうオードリーとは会うこともないし、新しい生活を送るためにも力になってくれる人が欲しかったんでしょうね。気持ちは分かりますが、女性関係はいつも賑やかですねえ。

それはともかく、ジャックは無事クロエと落ち合い、ジャックを狙っている一味を倒します。ジャックが狙われたわけは元大統領暗殺容疑の濡れ衣を着せるため。
真犯人を突き止めるため空港に行ったジャック。そこにテロ犯がやって来て空港を乗っ取ります。
ジャックの秘策ととCTU本部から送り込まれたリンの機転で無事解決。
人質の中に犯人の繋がりを見つけたジャックはその男の足取りを追い、テロリストの真の目的は神経ガスにあると判明する。

リンはなかなか頭のいい男だと思ってましたが、妹とその連れの男にカードキーを盗まれたことから暴走が始まります。部下への過度の締め付け、間違った判断。
さらにはそのカードキーによってCTUそのものが神経ガスの攻撃を受けると言う最悪の結果に。
リンの犠牲でジャックたちの命が救われるのですが、その報いは当然でしょう。カードキーが盗まれていたことをずっと黙っていたんですから。
それにしてもCTUの建物の中に完全に密封される部屋があるとは驚きでした。こういうことを予測して作られていたんですね。だったらもっと作っておけばいいものを。間に合わなかった人は見殺しです。クロエの親友、おでぶちゃんの分析官エドガーも死んでしまいます。彼の遺品からクロエと一緒に写っている写真が出てきて、ちょこっと涙が…。好きだったんでしょうね、クロエのこと。
ナイフで切れる壁があってそこからPCの調整に行こうとするわけですが、肝心の部屋の壁には鉄格子がはめてあると言うまるでテレビゲームのような設定になってます(苦笑)

ジャックが生きていたことを知らせるためにキムがCTUに呼ばれます。
おお、久しぶりのキム。どんな大人の女性に成長したのかなと登場を楽しみにしたら。
あれ?
見たことない男と一緒だよ。
チェイスは?
どうやらチェイスは消えてしまったらしい。あれほど相思相愛で、チェイスの隠し子も一緒に育てると言っていたのに。
なんでしょうねえ。
父の死と夫の失踪で精神的ダメージを受けたキムを支えたのはその担当医で、その彼が一緒にやって来たんですねえ。
ジャックもそうですが娘のキムもシリーズごとに新しい恋人がいますね(笑)

さて、今回のテロは神経ガスが取り扱われてますが、誰が裏切り者なのかが焦点。
大統領補佐官のカミングスは最初から分かっていたが前半で自殺。
しゃしゃり出てきた副大統領か?
話が進むうちに大統領の本当の顔が浮き上がってくる。
これはびっくり。
自分の意見もちゃんと持ってない最低の大統領だと思ってみていたが、本当に最低な男でした。

証拠のテープ、これが重要になってくるわけですが、やっと手に入れたテープを削除されてしまう。
ハイジャックしてまで手に入れた証拠のテープをですよ⁈
ほんと、信じられない。似たようなストーリーではテープをダビングしていることがよくあるのですが、コピーすらしてないんですね、CTUの人たちって。
まあ、ストーリー的にジャックが大統領を追い詰めて、陰謀を仕掛けて、と言う流れの方が面白いのは確かなのですけど。

見事大統領の陰謀は暴かれ、ジャックも無罪放免。
オードリーと抱き合って、めでたし、めでたし。
とは、行かないのがこの「24」
キムからの電話だとの誘いに乗ってしまうジャック。疑いもせず電話の場所まで行くと…。
あの執念深い中国人たちに拉致されてしまいます。
「殺せ」と叫ぶジャック。
が中国人は「もっといい使い方がある」と言うようなことを呟く。
今度は中国人のテロに巻き込まれるんでしょうかねー。
それにしても大統領を操っていた真の悪玉は一体誰だったのでしょうか。謎です。





24 TWENTY FOUR

2016-05-25 13:01:29 | テレビ
「24」は2001年にアメリカで放送されたテレビドラマ。
2003年にレンタル化されたことで爆発的ヒットになり、レンタルショップの前に行列を作るという社会現象まで起きた。
シーズンを通して見続けるという行為が試写会、テレビ放送で行われ、寝不足になる人が続出。大きな話題となった。

その頃、ネットサーフィンをすると、みんながレンタルショップで大人買いならぬ、大人レンタルをしてシーズンまとめてレンタルして見たとか、レンタルショップに並んだとか、そんな記事を読んだものです。
かくいう私は、と言うと流行に乗り遅れ、そろそろ下火になったころにseason1を観始めたけれどもそれほど夢中になることもなく、レンタルするのも面倒でシーズン途中で断念。
それ以降、24からはずーっと遠ざかっていたのですが。

Amazonプライムに24がファイナルseasonまでそろっていることを知って、いまさらながらこのドラマを鑑賞することにしました。

season1
後半まで観たので記憶に残ってました。
改めて観てみると自分がそれほど乗れなかった理由が分かりました。
登場人物がわがまま放題。うっとうしい。
大統領夫人の押しの強さに辟易。
大統領の息子、わがまま。
ジャックの愛娘もわがまま。
魅力のある人間が登場してない。
主人公のジャックでさえ、あまりに強引すぎて引いてしまった。
でも今回は最後までちゃんと見ました。
真の裏切り者の正体、これが見抜けませんでした、これはびっくり!
さらに最終回の最後のシーンに衝撃。
24話まで観て、こんな結末のつけ方、あるんでしょうか。
何のためにジャックは24時間闘っていたんだ!
最終話でぐっと評価高くなったので、次のseason鑑賞への足掛かりになりました。

season2
相変わらず、キムが迷走してます。
なんだろう、この子。
腹立ってくるですけど(苦笑)
キムの彼氏が一番かわいそう。キムに誘われずにあのままいたら健康体で明日も過ごせていたんだろうに(涙)

ニーナが再登場。またこの女、出てくるんですねー。びっくりです。
ジャックはうまく操るのだけど、この女、何枚もうわ手。ジャックに危機が訪れることに。でも、ジャックだってバカじゃないので、危機を脱します。早く殺せ~~って思ったのは私だけでしょうか。

大統領元夫人、シェリーもしゃしゃり出てくる。むー、ムカつく。
なんでこんな女に情報を求めるんだろう、大統領。
ところがあのふてぶてしく、度胸がある態度が最後に役に立つんですね。なかなか普通の女にはできないことでした。

アルマゲドン的なシーンもあります。
たぶん命が限られていたメイソン支局長がキーマンになるんだろうと思ったらそう来ましたね。
ちょっと泣けてきます。

いろいろ突っ込みたくなる場面も多々ありました。
ほらほら、そこでそうしたらそうなるに決まっているじゃーん、と言った感じ。
キムの電話に出ているうちに最重要証人に逃げられたあのシーンは腹が立ってきた。
ジャックにとっての弱点はキムですねー。

ジャックは仕事上で知り合ったケイトといい雰囲気に。キムを迎えに行った時にはキムは父親の新しい恋人だと思い込んでましたし。
もしかしたら二人は恋仲に?

season3
ジャックにとっての弱点、キムがなーんとCTUの一員として働いてます。
うわ、親の七光り!
同僚もそう思っていたらしく「親の七光り」と言うセリフが登場しますね(ちなみにその同僚くん、あの「HEROES」のサイラーですね。登場するたびに「ワルモノ、ワルモノ」とテレビの前で呟いてました笑)
そのキム、彼氏がいてしかもジャックの相棒。これは怖い、と思ったのは私だけ?
案の定、ジャックはいい顔をしません。
キムには大甘だけど、それ以外には厳しいぃぃ。

キムと一緒に仕事をしているクロエと言う女性分析官。この人がいろいろ凄い。
みんなから「性格の問題」とか言われているし。確かに性格的にかなり問題ありそう。人とのコミュニケーションがうまく取れてない。言い方がキツイ。
いつも何かと闘っているようなしかめ面をしているからなおさらとっつきにくそう。
ところがこの人、仕事は出来る。ジャックも一目置いているようで、何かとクロエに頼むわけです。
その彼女、あろうことかCTUに赤ちゃんを連れて来ます。ベビーシッターが言うことを聞かないから、と。
これはびっくり。普通の職場ならともかく、国の保安を一手に担う機関に、ですからねー。
しかも最初は自分の子供だと言っているけど、そのうち違うことを言い出すし。
結局その子はキムの彼氏の子供だと判明。これまたびっくりです。

肝心のジャック。彼はおとり捜査のため忍び込んだ先で薬物中毒になり、禁断症状で苦しんでます。
彼の部屋で薬物の容器が見つかりクロエがチクったりしてます。
潜入先ではある女と親しくなっていたようで、ジャックは女性関係も忙しかったんですねえ(苦笑)

ウイルスの取引場所にあの憎き女、ニーナが現れます。
どこまでこの女、悪いんだろう。
相変わらずニーナは頭がいいので、捜査陣を出し抜きます。がジャックが捕らえCTUに連れてこられます。
ニーナは捜査官を騙し、逃げ出します。追い詰めたのはキム。この子では無理だろうなあ、お母さんの二の舞かと思ったその時、ジャックが現れます。
そして遂にニーナに引導を渡します。
もっと早く殺しておけば良かったのにと思わせるくらい、憎らしい女でした。
映画、ドラマ史に残るくらいの悪女。

そうしてもう一人の悪女、シェリー。
大統領はなぜこんな女に頼むんでしょうか。
案の定、事態はまずます悪化。
結局は大統領選を諦める結果に。
そしてシェリーもまた死にます。

「24」は馴染みのメンバーもあっさり死んでしまうので油断がなりません。
まあ、ジャックは死にませんが(笑)

衝撃的なシーンはCTUのシャベルを殺せと言う犯人側の要求に従った場面。
何かトリックがあるのかと思ったけど、本当に殺してしまいました。
シャベル自体、嫌な男でしたが罪もないのに殺すのかと本当にびっくりしたシーンでした。

ジャックの弱みが娘ならテロリストの弱みも娘。
家族を大事に思う気持ちが残っているならまだテロリストも救いがあるのかもしれませんね。







HEROSE

2016-05-16 10:10:24 | テレビ
HEROSEは2006年から2010年まで放送されたアメリカのドラマ。
全77話を一気に観ました。

超能力者の物語。X-MENに似てますね。
アメリカって超能力者、ずいぶんいるんだなあと思ったら、日本にも登場。
しかもかなり重要な人物で彼のお父さんは組織の中心人物。

日本の町が度々登場しますが、「一体、どこの国なんだ?」と思う不思議な街並み。
町だけでなく、登場する日本人、日本人、絶対日本人じゃないだろ、と思わせるしゃべり方。
超能力者のヒロ・ナカムラは日本人俳優のマシ・オカさんなので日本語のセリフは当たり前のことながら普通なのですが彼の友人のアンドウは韓国系アメリカ人なのでたどたどしい日本語。観始めた時にはそのしゃべり方にちょっと引いてしまい、観るのをやめようかと思いました…。
が、不思議なもので何度も観ていると聞き慣れてくるのかあまり気にならなくなりました。
まあ、アメリカで作られているドラマなのでそんな細かいところは気にしてないんでしょうね。アメリカ人からしたら日本語なんて分からないんですから。

超能力者の物語と言うと、人間を助けるお話とか、宇宙からやって生きた凶悪生物と闘うとか、そんな物語が多いのですがこの「HEROSE」は超能力者同士がバタバタしていて、そのバタバタが高じて超能力者が都市を破壊し多くの人間を殺すと言う未来をいかに変えるか、と言うストーリーになってます。
超能力者の闘いってことですね。

超人たちはまあ、よくあるもの、です。
空を飛んだり、不死身だったり、火を出したり、怪力だったり。
が、このドラマで特筆すべき能力者はサイラーでしょう。
彼が最初に持っていた能力は物を見てその仕組みが分かると言うもの。
時計職人の彼は時計を見ただけでどの程度の誤差があって、どこが悪いかすぐに見極めることが出来ます。
それだけでも凄いと思うのですが、彼はもっと大きな能力を欲しがります。
他の人の能力をコピーすることが出来る能力者はいますが、サイラーのコピーの仕方は壮絶。
なんせ、”見ただけで”ですから、見なくちゃ分かりません。サイラーは能力者の頭を切って、脳みそを見学するわけです。
次から次へと他人の超能力をコピー。まさに全知全能の神になっていくのです。

サイラーが軸となってストーリーが続いていきます。

重たくて残酷なシーンが多いこのドラマで、笑えるところは、ヒロ・ナカムラとアンドウのコンビ。
シリアスな場面なのにヒロが登場するとクスリと笑っちゃいます。
あの凶悪犯のサイラーを台車で運んでいるシーンには爆笑しました。

シリーズも進んでいくとマンネリ化が感じられますが、このヒロとアンドウのコンビはいつ見ても楽しい。
いっそ、二人だけの特別編を作ってほしいくらいです。

season4の最終回、「つづく」の文字が登場します。
が、続きません。
視聴率の低下と予算の関係で打ち切りになったそう。
なるほど、不完全燃焼的終わり方だったわけです。

2015年には「HEROES Rebom」と言うタイトルで放送が開始されたそうですが、ヒロもアンドウも出てないので観る予定はありません。



CSI科学捜査班 まとめ

2016-05-13 09:53:52 | テレビ
season14まで観ました。
season15はまだ先の視聴になると思うので、ここでいったんこの記事を閉じたいと思います。

その前にこれまで書かなかった登場人物にちょっと触れておきます。
まずは
コンラッド・エクリー
CSIの主任捜査官から保安官に上り詰めた人。
season最初から登場します。
最初はすごーく嫌な奴。その当時主任だったグリッソム主任に対抗心を燃やし、昇任するとグリッソムやチームに意地悪ばっかりします。
いわゆる悪役。
が、途中からがらりと人柄が変わり穏やかになって、最後は「自分が保安官になっていいんだろうか」なんてことまで呟きます。あれほど出世欲の強かった男なのに…。
こんなに人柄が変化するキャラクターは珍しかったです。
seasonの後半からは娘が登場。その人柄はますます温和になっていきました。

ちょっとだけ登場したマイケル・ケブラーを演じたのはリーヴ・シュレイバー。
有名な映画にも出演している俳優さんで、最近は「スポットライト」にも登場しました。
(「スポットライト」にはブラス警部役の俳優さんも登場していました)
暗い影がある捜査官だなあと思っていたら過去に恋人を殺した犯人を射殺していて、最後はそのことに関することで死亡、このドラマから去って行きました。

その他、捜査官だけでなく、ラボや検視官など、おなじみのメンバーがseason最後まで登場して物語に花を添えました。

season14まで実に317話!
我ながらよく観たものです。
確かに終盤の方はマンネリで、season15で終わったというのも致し方ないかなあと。

凶悪犯罪のオンパレード。
犯人も奇人変人揃い。シカゴって恐ろしいところなのね~~(笑)

検視の様子は毎回登場。
悪気はないのでしょうけど、音楽(それも騒々しいもの)がかかっていたり、鼻歌を歌っていたり、無残な死体の前でそれはないだろうなあと思いました。つくづく、検視台で検視されるような最後にはなりたくないと思ったものです。

このドラマの魅力は個性的な出演者の力でしょう。
長く続くドラマは同じメンバーが演じることによって視聴者の安心感と満足感を与えるもの。
官房長がいなくなってから魅力がなくなりましたからね、日本のあのドラマ

このドラマを見続ける要因になったのは、やはりギル・グリッソムがいたから、です。
魅力的でした。オーラがありました。頭が良さそうで、科学捜査ってそういうものだというオーラが彼自体から発せられていたような気がします。
彼が去ってからいろんな人が代わりを務めましたが、やはり彼の魅力はだれにもなかった。
後半しりすぼみになってきたのは、彼が去ったことが大きかったと思います。

一番印象に残っているのはウォリック・ブラウンが死んだ回。
それまでもそれからもメンバーが大ピンチになることは何度もありましたが、まさか本当に死ぬとは思いませんでした。
同じドラマをずーっとみていくと自分の家族のような気持になっているところがあって、彼の死はまるで本当のことのように衝撃を受け、数日心に残りました。

元々、刑事ドラマは好きなので、このドラマもすっぽり自分にハマったって感じです。
長い間楽しませてもらい、ありがとうございました、と番組関係者に礼を言いたいですね



CSI科学捜査班~その9~

2016-05-07 11:20:39 | テレビ
レイモンド・ラングストン博士
大学の教授として勤務していたが、当時主任だったギル・グリッソムの依頼で事件の解決に協力。
その後、グリッソムがCSIを去る際、転職を勧められ従う。

ラングストン教授を演じたのはローレンス・フィッシュバーン。
「マトリックス」なので有名なあの俳優さんです。
どんなCSI捜査官を演じてくれるのか楽しみでしたが、彼の出演全般に渡って連続殺人犯、ハスケルの影がつきまとい暗くて重い内容に終始したのが残念でした。
シーズン途中ではハスケルに刺されたり、最後は嫌な、本当に嫌な終末を迎え、CSIを去って行きます。
見慣れた俳優さんだったので、期待していただけに残念でした。

D・Bラッセル
ラングストン教授が去り、降格したキャサリンのあと、主任として迎えられた捜査官。
最初のシーンで殺人現場で仰向けになって捜査しているシーンが印象的。
風貌も白い髪に鋭い目は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクを彷彿とさせ、マンネリ化しつつあるCSIのドラマにどんな新風を吹き込んでくれるのか、ちょっとワクワク。
が、自分の孫が誘拐されたあたりから個性が失われ、つまらなくなった。

ジュリー・フィンレイ
キャサリンが去った後を引き継いだ捜査官。
かつてラッセルの部下だったが、不祥事を起こしラッセルにクビにされたという過去を持つ。ラッセルの誘いで新しいメンバーになる。

いやー、この人だったらキャサリンの方がずっとよかったなあと思っちゃうんですよね。
CSIのメンバーはそれぞれ個性的でまず、主任の言うことを聞かない人が多いんですが、彼女は特にそう。
仕事だけでなく、私生活も突っ走りすぎ。
旅先で気に入った男と共にしますが、この男、とんでもない男で大ピンチに。
そのほか、かつてグレッグがした仕事に疑問点が持ち上がり、外部の人間と捜査に当たるという回があったのですが、その時のグレッグに対する態度が最悪。
だいたい、その当時主任だったギルが、そんな落ち度を見逃すわけもなく、なぜ今頃そんなことが持ち上がっているのかと言うこと自体疑問に思える物語だったのですけどね。
ともかく、CSIに登場する人物で順位をつけるなら迷わず最下位にしたいくらい、このフィンさんは嫌いなキャラクターでした。
(最終話には衝撃の結末が待っているようですが、まだそこまで観てません)

ジュリー・フィンレイを演じた女優さんはエリザベス・シュー。
アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされるなど、映画界でも活躍している女優さんです。

モーガン・ブロディ
season12からCSIのメンバーに加わった。

最初はツンとしていて、好感度薄かったのですが回を重ねることにかたくなな態度がほぐれて、笑顔が可愛らしく、好感度もアップ。
グレッグと並ぶと美男美女コンビであまりにも定番過ぎてつまらなかったけど、大番狂わせ、ホッジスと付き合うようになる展開はびっくりでした。

モーガンを演じたのはエリザベス・ハーノイスと言う女優さん。



CSI科学捜査班~その8~

2016-05-06 14:30:55 | テレビ
デヴィット・ホッジス
CSI分析官

ホッジスはseason3から登場。season8からレギュラーになっている。
優秀な分析官で、捜査官たちが持ち帰った現場証拠から犯人を割り出す手がかりを見出すことも多い。
饒舌でコミカル。
暗いドラマにコミカルな味を出している。
が、仲間には受けが悪く、変人扱いされている。

サブレギュラーの立場ながら、結構出番が多く、たまに主役をつとめることもあった。
最初は私も彼の仲間のように、変な人、程度の印象しか持たなかったのだが見続けているうちに気になる存在に。
マザコンで変人扱いなので恋人もいなかったのだが、season中盤で同僚の女性といい感じになる。
二人の恋はどうなるのかな、と思っていたら急に女性が違う警察署で刑事になるとかで転勤していいなくなってしまい、二人の関係もおしまい。

その後、モーガンと言うとっても可愛い女性が捜査官になってやってくるのだが、彼女とひょんなことから付き合い始める。
なかなかユニークなカップル。進展が気になる…。
と思っていたら、「いいお友達」になってしまう。
さらに、ホッジスが旅行で行った先で出会ったイタリア女性といきなり婚約するというびっくりな展開。
何だかなあ、怪しいなあと思っていたら案の定、事件が起きたホテルで別な男と一緒に宿泊していることが明らかになる。
きっと、大きな事件に巻き込まれ被害者かあるいは加害者になって二人の関係は終わるんじゃないかなあと想像していたら…。

お互いの価値観の違いで、結局結婚式直前で別れることになると言うあっさりした展開でした。

仕事関係でも彼のエピソードはいろいろある。
捜査と鑑識をテーマとしたボードゲームを企画して、仲間たちにやらせるという回があって、異色なドラマに仕上がっていてなかなか面白かった。一番面白かったのは、仲間にはイマイチだったが、その時主任だったギルには大受けだったこと。
ピンチだったのは犯人に母親と共に拉致された事件。ホッジスの機転でうまく行く。やっぱり頭がいい人なんだなあと思わせるストーリーでした。

ホッジスを演じたのはウォレス・ランガム。
「96時間」とか「ソーシャル・ネットワーク」「リトル・ミス・サンシャイン」などに出演している。



ふくしまスカイアグリ2016 ~室屋パイロットのアクロバット飛行~

2016-05-01 09:35:07 | 旅行
室屋さんは福島市在住のエアショーチームのパイロット。
エアレースに参加して上位入賞を果たすなど、熟練のパイロットさんです。
その室屋さんがアクロバット飛行を披露するとのことで、見に行ってきました。

駐車場はチケット制なので安心して会場に行けます。
晴天に恵まれましたが強風で温度が低くて寒い、寒い。
たまたまクリーニングに出そうと車に積んでいた冬のコートが入っていたのでそれを羽織っての鑑賞です。
出店の中にはかき氷を販売しているところが。ちょっと今日はムリ。

午前中のプログラムには強風のために中止になるのもあって不安でしたが、アクロバット飛行、無事始まりました。


室屋さんの飛行機。黄色と黒でかっこいい。









アクロバット飛行と言うと、二三回くるくる回る程度かと思っていたら…。

もちろんくるくる回るアクロバットもありますが、そんなものじゃない。
地上すれすれで側面飛行したり。
あっという間に宇宙に飛び出しちゃうんじゃないか、と言うくらいの勢いで空高く舞い上がり、と思ったら急降下で落下してくる。どのくらいのGがかかっているんでしょうか。
アメリカの漫画なんかでハチャメチャな飛行をするアニメがあるけど、ほんと、そんな感じ。息つく間もなく次から次へと高度な技を繰り出してくる。
歓声を上げてましたが、歓声も出なくなるくらい。最後は溜息です。
凄いものを見せてもらいました。

6月には千葉で大会があるので、ぜひ頑張ってほしいですね。