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今日はなにいろ?

久しぶりにケーキを焼いたのだけど

2006-11-30 10:15:04 | 料理
このブログは、実はお菓子のレシピ集のために始めたのだと言うことを知っている人は少ないと思う。

と言うくらい、最近お菓子作ってません。
もう半年以上何も作ってなかったかも。
クリスマスが近いし、そろそろ準備運動しておかないと、と思ってケーキ作りをしたのだけど。
冷蔵庫に眠っていたバター、これがまずかった。
賞味期限が…
でも、見なかったことにして…。
しっかり泡立てて。
ここまでは完璧。
で、バーターを入れたら。
あっという間に泡が消えていく

カンバーック、泡!

型に流し込む時、いつもだったら、ふんわり~って感じで流れていくのだけど、さらさら~と言った感じで、流れていく。やばいなあと思いつつも、ここまで来たら焼くほかないです。
45分後。
チーンとなったオーブンの蓋をあけたら。
普段だったら型からぼわーんと盛り上がるくらい膨らんでいるのに。
むむむ、型の底にこびりつく程度の物体が。
紙を外して、網に乗せたのだけど
何これ?
おせんべい?
って思えるくらい、ぺっちゃんこ。
味は良かったです…。
ってな訳はないですね、何と言うか靴底を食べているような食感。
何かに似ていると思ったら、ビーチサンダル。

やっぱり材料は新鮮な物を使わなくちゃダメですね。

生クリームで厚みを出してごまかしてますが、生地はほんと、ぺっちゃんこ。

同時に作ったドーナツは美味しく出来ました。


V6の岡田君が好きだと言っていた映画について

2006-11-27 10:30:18 | 映画
バラエティ番組でV6の岡田准一さんがロシア映画の「父、帰る」が好きな映画だと言っているのを聞いてちょっと驚き

この映画は2003年ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を授賞したロシアの作品です。

私はこの映画を映画館で見逃してしまい、DVDをレンタルして観たのですが、観終わった後の衝撃と言うか、悲しみとか、やるせなさとか、そんな思いがぶわーっと溢れてきて、熱にうなされるように、この映画のことがしばらく忘れられませんでした。

どんな映画なのか、2005年に書いた感想をちょっとここに転載してみます。

それでなくても煙たがられる父親。
しかも12年も家に帰ってきてなかったのに突然現れ、そのうえ、明日から一緒に旅行に出ると言い出す。
子供達の戸惑いは充分分かるのだ。
そのうえこの父親、少しも子供の意見を聞くというところがない。
自分の思う通りに行動する。
道路に子供を置き去りにしたり、このままバスで家に帰れと言い出したりする。
弟が「いじめるために来たのか」と言い出すのも当然なのだ。
観ているだけで辛くなる。同時に父親への怒りも頂点に達する。
この父親に鍛えられたせいで子供達が強くなって「飛べなかった高飛び込みも飛べるようになりました」なんて結末だったら救いようがないなあと思いつつ観ていると、話しは急転回。
父親への怒りが宙に浮き、沈んでいったボートのように悲しみが心の奥深くに沈んでいく。
なんとも言いようがない悲しみとやるせなさは当分消えようもない。

この映画、私は好きな映画とは言えないし、もう1回観たいとも思わない。
でもこの映画を好きだと言っている人がいたら「おぬし、なかなかやるな」と声を掛けたくなるような、そんな映画なわけです。

ちなみにこのDVDには特典シーンがついていて、いつもは特典映像など観たことないのですが、あまり知られていないロシアの監督、俳優さん達のことだったので、観てみました。

映像はヴェネチアでの授賞式のシーンや、監督、出演者のインタビューなど、もろもろあったのですが、なぜかお兄ちゃんを演じた少年のインタビューはありません(そう言えば授賞式にも出ていない)
最後になって、出演する前に受けたオーディションの様子やどんな大人になりたいかなどのインタビューが登場しました。
「撮影終了2ヶ月後、撮影の現場ともなった湖で溺死した」とのテロップと共に。
何とも悲しい出来事です。

思いもかけぬところで耳にした「父、帰る」の言葉に、いろいろ思いを馳せてみました。

けっして一人では観ないように…

2006-11-22 10:56:48 | 映画
そんなキャッチコピーを付けた映画があったような、なかったような。

私は年間100本くらい映画を観るのだけど、そのうちの85本くらいは、一人で映画館に行く。

周りを見渡すとカップルやらお友達連れやらファミリーやら、連れがいると言う人が8割くらい(これが単館系映画になるとその逆になるのだが面白いのだけど)

連れ同志が映画を観終わった後、映画について楽しそうに語り合っている姿を見ると、羨ましいなあ、私も誰かと一緒に観に行きたいなあ、なんて思うこともあるのだけど。

そう思ってたまに友達を誘うのだけど。

まず何の映画を観るか、から始まって。
「フラガールを観たい」と友達。
(それはこの前観たんだけどなあ)気の弱い私は言い出せず、タダ券があるから、もう1回観てもいいかとOKし。

待ち合わせれば時間になっても来ない。
上映時間になってやっとやって来た。銀行に寄っていたら遅くなったと言う。
そんなもん、後で行けって言うの。

翌日映画の日だったのだが、そのお友達からのメール
「フラガール、面白かったからもう1回観てきたよ」
だって。
何だかなあ…

やっぱり私は一人で映画館に行くのが好き。

と、こんなことを言っている私だけど、5年前までは一人で映画館に行けない人でした。
最初に一人で観た映画は「AI」
なのでこの映画は非常に印象に残っている映画です。


映画館でドッキリ

2006-11-20 08:16:04 | コラム
地震はどんな時でも怖いものです。
でも映画館での地震、これ、かなり怖い。
暗いし、映画館という一室に閉じ込められているせいもある。
本当の震度よりずっと大きな揺れに感じられる。

そんな映画館での地震。
私は3回経験あります。

1度目は「死ぬまでにしたい10のこと」を観ていた時。
たいした揺れではなかったのですが、やはり回りもざわつきました。
「死ぬまでにしたい10のこと」を観ながら(地震で)死ぬのはイヤだなあなんて思ったりしました。

2度目は「2046」の時。
この日、新潟ではとっても大きな地震が発生しました。
ニュースを食い入るように観ていたのですが、レイトショーに行く約束をしていたので、後ろ髪を引かれるような気分で映画館へ。
鑑賞中に揺れました。
「余震だろうか」って思いましたが、はやりその通り。
遠く離れた場所ですら揺れを感じたんだから、この余震、新潟ではもっと大きいんだろうなあって思いました(後でニュースを聞いたら、やはりかなり大きな余震だったようです)

そして3度目。
この時は「これは大変なことになった」と揺れている途中に思うくらい大きな地震でした。
悲鳴を上げて飛び出す人もいました。
映写はすぐに中断。
係員が飛んできて「大きな地震があったので、上映を見合わせます」とのこと。
様子を見て再開するかどうか決めるとのこと。
この時観ていた映画は邦画で、あと15分くらいで終るってところでした。
15分くらいで展開もかわりそうもないし、最後まで観なくてもいいような映画でしたから(おいおい)このまま帰ろうかとも思いましたが、間もなく上映が再開され、最後まで鑑賞して映画館を出たわけですが。

外に出たら、瓦礫の山だった、なんてことは全然なく、人々も何事もなかったような顔で歩いているし、いつもの街中と全然変りがない。(ただ、道々歩く人のほとんどが携帯電話を手にしているのがおかしかったです)

そんなわけで、のんびり帰宅したのですが。
その時の地震、震度5強だったと聞いてビックリ。
しばらくしてあちこちからメールやら電話がいっせいに入りました。
「連絡が取れなかったけどどこに行っていたの?」
と言う問いに
「映画館」と消え入るような声で答えた私。

映画館での”シンジラレナーイ”

2006-11-16 09:21:10 | 映画
 ガラガラなのに、最前列で観る人 
観づらくて仕方ないと思うんですが。

ちなみに、私の経験では前から3列目が最高。
「ハウルの動く城」でのこと。首が疲れた~


 ドリンクのラージサイズと、やはりラージサイズのポップコーン、それにナチョスを抱え、さらには販売に回ってきたお姉さんからアイスを買っていた体格のとってもいい、お兄ちゃん

食べるのが忙しくて映画、ちゃんと観られるんだろうか(ちょっと羨ましかったけど)


 映画が始まる前に、買ったばかりのパンフレットを開き読み始める人

この手の人、よく見かけますが。
映画の前に、前知識を仕入れて、ってことなんでしょうけど、映画ってあんまり前知識ない方が楽しめるんじゃないでしょうか。

まあ、どっちにしろ、余計なお世話、なんでしょうけどね。
人それぞれ、映画の楽しみ方は千差万別ってところでしょうか。

ゲームセンター CX

2006-11-10 11:48:25 | ゲーム
「ゲームセンター CX」と言うのはフジテレビCS放送の番組

懐かしのテレビゲームを「よゐこ」の有野が実際にゲームする、と言う内容。
それのDVDがあって、貸してもらって見た。

1980年後半のファミリーコンピューターゲームを親しんだことがある人なら、これ、ちょっと感涙モノなのだ。

有野がまたへたくそ。
それがいい。
20時間近くかかってやっとクリアしているのを見ていると自分と重なる所があって、涙せずに見られない。


あの頃のゲームってすっごくキビシイ。

と言うかクソゲー。

何が何だか分からずに終わってしまう。
エンディングシーンを見られたゲームなんてほとんどない。

私が一番印象に残るクソゲーは「チョップリフター」と言うゲーム。
ヘリコプターを操って救助すると言うゲームなのだけど、すぐ死んでしまう。
何が何だか分からないうちに死んでしまう。
その呆気なさがいまだに記憶から消えない、ってほどのある意味凄いゲームだった。

「メトロイド」は怖いゲームだった。
一度落ちたら二度と出られない「ミゾ」があって、そこに落ちたらリセットしか手がない、という過酷さ。

「影の伝説」と言うゲームはなかなか面白かったけど、やっとクリアしたと思ったら、また姫がさらわれる。
いったいどんなマヌケな姫なんだ、と突っ込みたくなるゲーム。

忘れられない名作もある。
「パルテナの鏡」
これは質高いです。
でもいつもクリア画面「田吾作」だったなあ。

「ソロモンの鍵」
これはパズルとアクションが合体したようなゲーム。
携帯のゲームにもなっていて、久しぶりに遊んだけど、今の時代になってもこれ、新鮮で面白い。

ファミコン時代のゲームって奥が深い。だからこそ、「ゲームセンターCX」と言う番組も成立するんだろうな。

またあの時代のゲームをちょっとやりたくなってきました。

今日のチラシ

2006-11-05 11:40:29 | チラシ
久しぶりにチラシの記事を書きます。

チラシ収集を始めて、3年近く経ちました。
スクラップブック、もう10冊近く溜まりました。
時々眺めてはその映画に思いを馳せるだけでなく、その時の自分に起きたこと、あったこと、などを振り返ったりもします。
映画と共に人生も歩んでいる、といったらちょっと大げさかな

久しぶりにチラシの整理をしました。
最近のチラシでちょっと気に入ったものを紹介したいと思います。

  
この2枚のチラシは、どちらもウディ・アレン監督の作品です。
「さよなら、さよなら、ハリウッド」と「僕のニューヨークライフ」
今年、相次いで上映されました。
特にシリーズと言う訳ではないのですが、イラストを使って、似たような作風にしているのが、面白いと思いました。
映画のほうは「さよなら、さよなら、ハリウッド」が、好きです。
監督自身が主人公を演じていて、ウディ監督好きの人ならきっと気に入る作品だと思います。


これはカトリーヌ・ドヌーブ主演の「ロバと王女」
20年も前の作品がデジタルリマスター版として甦りました。
ちょっと絵本の表紙のようで、素敵でしょ(写りが悪くてスミマセン


これは「クレールの刺繍」と言うフランスの作品。
映画の中にもたくさんの美しい刺繍が登場しますが、このチラシの中にも刺繍が登場してます。
「クレールの刺繍」と言うタイトルが、クロスステッチになっているのがとってもお洒落だと思いました。
(この作品を観て、刺繍職人になりたいと、一瞬思いました…単純


これはドイツ発「白バラの祈り」と言う映画のチラシです。
ヒトラーの恐怖政治の最中、自由を求めて闘った一人の女性を描いた映画です。
声高々と自分の主張をするわけでもなく、淡々と自分の意思を貫き通した清楚な女性と言うイメージ、その通りの美しいいポスターだと思いました。

今年もあと、2ヶ月。
どんなチラシにめぐり合えるか、映画館通いの楽しみの一つです。




最近のゲームはよく喋る

2006-11-04 20:02:53 | ゲーム
少し前まで「ローグギャラクシー」と言うゲームにはまってました。

このゲーム、なかなか面白い。
ゲームマニアを唸らせるようないろんな「ツボ」があるんです。

たとえば、今までRPGをやっていると、主人公達の衣裳替え出来たらいいのにと思っていたのですが、これはそれを実現していて、ゲーム途中に着替えが出来ます。

それぞれにいろんな衣裳が手に入る。

ゲームの中心であるローグやキサラ(♀)は4枚くらい衣裳替えが出来ます。
ちょっとした「着せ替え人形」状態です。
(キサラなんか水着の衣裳もありますが、これはお約束的?)

このゲーム、よく喋るんです。
イベントムービーもたくさんある。
それだけじゃなく、普通に歩いている時から、戦闘に入ってまでも喋る。

これだけ喋りを重要視しているから吹き替え陣も豪華。
上戸彩とか玉木宏などが参加してます。

セリフもいろんなパターンがあって、その時その時でちゃんと内容が変ると言う凝ったもの。

戦闘中では強い敵だと
「こいつら強すぎ」と上戸さんが言ったり。
ザコだと
「楽勝だな」
などと玉木さんが言ったり、ちゃんとケースバイケースで喋ってくれる。

普通に歩いている時も、ダンジョンなんかで出口が見当たらずうろうろしていると
「さっきから同じとこぐるぐる歩いてない?」
などと言われてしまいます。

さらには怒ったような声で
「道を間違えてないか?」
と追い打ちを掛けられ、さらにはあきれ果てたような声で
「戦略がまずかったようだな」
などと言われると、出口が見当たらずイライラしたうえに、さらにストレス溜まってきて、怒りたくなります
(ゲームしながら怒っても仕方ないのですが~)

時には適切なアドバイスもしてくれて
「ずっとセーブしてないよ、そろそろセーブした方がいいよ」
なんてことを言ってくれて
「そうでした」
なんて、ゲーム相手に返事をしたりしてます。
いよいよ怪しい女になってきてます

夢中になって遊んでいた時に
「ゲーム時間が凄いことになっているよ。もうそろそろ止めたら~」
と言われた時には驚きました。
まさかゲームのキャラクターから
「もう止めなさい」と言われるとは思ってもみませんでした。

確かにゲーム時間、200時間超えました。
完全攻略し、堪能したゲームでした


映画館の子供たち

2006-11-01 09:06:28 | コラム
映画館で子供と出会う、と言うこと、ほとんどありません。
お子様が観るような映画を観てないから。

外国のアニメを吹き替えで観た、なんて時は子供がいっぱいいて、その元気の良さに圧倒された、なんてことは何度かあります。

ポップコーンをぶちまけたり。
(あれって、容器を持っていけばまた入れてくれるんですね。初めて知りました)

子供の笑い声って元気だから、思わずこちらまで笑ってしまう、なんてこともあって、アニメ映画なんかを観るのにはちょうどいいかも知れません。

「頭文字D」を観に行った時にはお子様がいっぱいいて、ビックリしました。
日本のアニメが原作だから、若者はたくさんいるだろうと思いましたが、小学校の低学年や幼稚園児みたいなちっちゃな子供までいるのには驚き。
果たして彼らは香港発のこの映画、楽しめたかな。

正月に「ハリーポッター」を観に行った時、字幕版に関わらず、子供がけっこういたのには驚きました。

幼稚園児が字幕版を観て果たして分かるんだろうか、などと思っていたら案の定、始まってすぐ、ぐずり始めました。

きっと吹き替え版がいっぱいだったから、字幕版に流れてきたんでしょうね。

チケット売り場での彼らの様子が目に浮かびます。

親「吹き替え、満員だって。どうする?字幕版でもいい?」
子「うん、いい」
ってな調子でしょう。

子供はちゃんと判断出来る訳がない。
親がやっぱりちゃんと判断しなくちゃ。
その後、出たり入ったりしながら子供をなだめていたようですが。
そこまでして観なくても、って私は思うんですよね。

2、3歳の子をを抱っこして観ているお母さん、なんかもいました。
託児所付きの映画館なんかもあるみたいですが、そう言う施設もないし、子供を見てくれる人もいないって場合、私はこう言うのは冷たいのかもしれないけど、そう言う人は時期がくるまで「おうちでえいが」で我慢すべきだと思うんですよね。
はっきり言って、上映中に泣かれたりするのはすごく迷惑です。

「パッション」を観た時、隣の席に座ったのが兄弟とおぼしき小学生っぽい少年。と言うのも少し驚きました。

PG-12の指定がついてましたが、お母さんが脇に座っていたから、それはそれでいいのですが。

この映画、キリストの受難を描いた映画で、最初から最後まで、イタいです。
大人でも辛かった映画。
彼らはどんな思いでそれを観たんでしょうか。
ちょっと聞いてみたいなって思いました。