「薔薇の素顔」
ブルース・ウィリス主演のサスペンス。
彼は精神科医なのだが、目の前で患者が高層ビルから飛び降り自殺してしまい、医者としての自信をなくし、友人の精神科医の元へ休暇を兼ねて訪れる。
そこで友人が行う集団セラピーに参加するのだが、この集団セラピー、余計病状を悪化させてしまうんじゃないかと思えるほど、喧々囂々。お互い蔑みあい、怒鳴りあい。あんなんで治療になるんだろうか。
さて、精神的にダメージを受けていた筈のブルース・ウィリス演じる精神科医。時間が経つにつれ、どんどんタフガイに。そのうちダイハードか、と思うくらいハードなアクションもこなし。
やっぱ、ブルース・ウィリスは何を演じてもブルース・ウィリスになっちゃうんですね。
1994年の映画です。
「男が女を愛する時」
メグライアンだし、こんなタイトルだし、軽いラブコメだと思ったら…。
なんか、メグライアン、へんなんですね、ふらふらしているし。
夫がフライトだから軽くいっぱいだけね、と友人と飲みに行くのだけど帰ってきたのはだいぶ遅い時間。フライトだと言うことを忘れていた、なんて言い訳してる。
あらら~、彼女、アルコール依存症。
あんなに幸せな家庭の妻でもそうなっちゃうんですか。
その後施設に入所したりして依存症と闘っていくわけですが、嫌な女なんですねえ、メグライアン。
夫に当たりっぱなし。いつも不機嫌。入所中に一緒だった男性(これがフィリップ・シーモア・ホフマンで彼の登場をもっと増やして、この息詰まる映画のガス抜きにして欲しかったです)が来た時には満面の笑顔。
何だかなあ。私が夫だってあれはいい気分じゃない。
でも、夫は本当に妻を愛しているんですね。一生懸命努力する。
簡単にくっついたり別れたりする映画とはちょっと違うんです。
そのかいあって…。
メグライアンって最近全然観ません。
ラブコメの女王、と言うラベルから脱そうと努力していたみたいですが、こんな役柄もこなしていたんですね。1994年の映画です。
感想は「おうちでえいが」にて。