福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

当日お着物

2016年02月25日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


まあ、どうでもいいことかと思いますが

グランシップアートコンペ表彰式時のお着物のご紹介~。



たいしたものではないので軽く流していただければ・・・。


ただ、お着物が好きな方は多く、着ていくと喜ばれますし、反響も多いので一応。




全体的にはこんな感じです。




以前にも書いたと思いますが、
こちら「ペイズリー」柄でございます(笑)。


主人の85歳になるお義母さまから譲り受けたものですが
モダンでしょう~。


首元や袖からちらちらと見える赤がいいでしょ。



お義母さまからは4着ほどお譲りしていただいた中で2番目に好きなお着物です。




帯はこんな感じです。

今回の帯は模様が市松でモダンなのですが
幅がなく短い帯でしたので、母がこのように仕上げてくれました。
(詳しい名称はわからずすみません。)





普段はちょっとおっちょこちょいで、言動もおかしく
母から送られてくるメールは内容が不可解すぎて
宇宙人かな?とか思う母ですが、こういう時は「さすが!」と思います(笑)。


うちは美容室をやっているので、着物一式の小物も譲り受けるものも多く
出処が謎なものもあり、この帯もなんでこんなに短くて幅のないのがあるのか
母と祖母で考え出していました。
(母とかつては祖母で美容院を経営していました。着付けは主に祖母の担当でした。)


その結果、祖母のお友達が日本舞踊をやっている方がいたので
その方から譲り受けたものだということが判明。


納得。



ちなみ、現在は母が着付けをするのですが
最終チェックで祖母に見てもらわないと
私の心情的に納得いかないのです。
(母はやはりいい加減なところがあるので。)



この日も祖母から「いいんじゃない、綺麗。」というお言葉はいただきましたが

「帯揚げだけがいまいちじゃない。」

とのこと。



そうなんです。
合う帯揚げがなくて、前日に母とあーだこーだ言いながら合わせたのでしたが
やはり祖母的にもおかしいと判断。


色としては合う帯揚げがあったのですが、成人式用だったらしく
やけに太くて野暮ったかったので変えたのです。


着物は半襟、帯、帯締め、帯揚げ、中襦袢などの柄や色の組み合わせで
いろいろな表情になるので
なかなか難しいのですが
これまた楽しいから困るわ~。



前日雨で寒いかもと羽織も着ました。




この羽織もお義母様からいただいたのですが
一番のお気に入りです。





着物が暗い感じですが、羽織が春っぽさを出してくれます。


季節的にも着物は暖かく、ハレの場では着物を着ていくと喜ばれるので

私も機会があればできるだけ着たいと思っています。
(しかし、自分で着れないのは困りものです・・・。)