福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

シルバーウィーク

2015年10月02日 | 日記

シルバーウィークは前後を含めてほぼお仕事でしたが、
こどもを実家に連れてきていて、合間合間に楽しみました。


まずは娘の保育園で「敬老お楽しみ会」があるというので
私の両親&私の祖母も上京しました。


祖母が上京したのは、先日亡くなった祖父の亡くなる数日前に書いた書の展示のため。
こちらのブログでも紹介しましたが
駒沢の伊佐ホームズさんにて行われた
「長寿を言祝ぐ」展です。




祖父は人生の最後に「心」という字を書きました。
(おばあちゃんの髪の色、ほんといつもすごいわ)

おふざけおじいちゃんだったので、
真剣な言葉選びに一同「へ~」って感じでした。


いつもユーモアを忘れなかったおじいちゃんは
あまりガミガミ怒るタイプではなく、
その場を楽しむ人でした。


何となく「心」という言葉選びに納得したのでした。



この展示、シルバーウィークで終了したのですが
世の中すごい長寿の方がいるもんだと驚きます。

90歳以上の方の書なのですが、
現役で走ったり泳いだりしている人・・・。


バイタリティー凄すぎます。


また来年の開催、楽しみにしています。





そして、私は一足先に天竜の方へ出発し、
子供達は私の両親が静岡に帰る時に一緒に連れて行ってくれました。



娘は、家康公四百年祭のイベントで「鷹狩り」を見てきました。


鷹と鷹匠の行進。


静岡には駿府城公園の近くに「鷹匠町」という地名が残り
家康時代に家康の趣味だった鷹狩りの名残を残しています。

しかし実際にはもう鷹匠も鷹狩りもここには無く
保存会の活動があるのみです。

国産の鷹も希少動物で鷹狩りにはできないらしく
今回の鷹さんたちはタイなどを原産国とした鷹さんたちのようです。




けっこう小ぶりっぽいですよね。








おじいちゃんと二人でぎゅーんと自転車で行ってきて
楽しんできたようです。
(写真はおじいちゃん(私の父)撮影)




イベントでははいってすぐにこんなのが配られるそうで、
これ被っておじいちゃんはイベント会場を回ってきて
これ被って自転車で帰ってきたからびっくりした。


娘には「おじいちゃん恥ずかしいからやめて~」と言われてたらしい(笑)。


息子にも被せましたが大きすぎでした。



(周りが散らかしすぎですみません。)


家康公の兜と刀
紙も厚くて、すごくしっかりできていたのですよ。

豪華だ~。



静岡滞在中は、もう一度近所の母の姉と はとこ女子たちと
存分に楽しんできた娘です。
(母が娘のわがままに手を焼いていましたが・・・。)



こちらは謎解きのイベントで集めるスタンプですが
さすが静岡!

富士山の右横に位置する宝永山を忘れません。

静岡人の宝永山愛はすごいです。

(入れないと怒られるんだと思う。)





そして静岡滞在中、1日だけフルで休みがあったので
御前崎へ~。


車で移動中、一生懸命チャイルドシートの下を手探りで探すので
「何?」と思ったのですが・・・



タグを掴んで落ち着いていました。

息子は赤ちゃんの頃に服でもおもちゃでも
「タグ」(商品の原材料や取り扱いが書いてある札)が大好きで、
いつも舐めてびちょびちょになっていたのですが、
どうやらまた復活。


現在も服の裏側を探ってタグを発見し
握りながら保育園へ向かっております・・・。


私が不在すぎて不安だったのかしら・・・。




着いたら早速貝の採集。


転んだら危険!ってなくらい足元全部貝です。




私としては吹きだまりを見たかったので、
砂浜を全く歩いてくれない息子とぼーと波が来ては返す様子を見ていました。



天気も良かった。

トンボがいっぱいでした。



近くの「なぶら市場」へ。






この地域で「なぶら」とはカツオの群れのことを言うそうです。
転じて、地域によっては魚の群れをさすところもあるそうです。




お昼は「なぶらそば」にしてみました。
(いろいろ入っているという具合でしょうか)



ここは魚市場なので、もちろん海鮮丼がそれはそれは有名で人気があるのですが
シルバーウィークでどこもとんでもなく混んでいたので
空いているカウンターでの食事にしました。

娘がそば、うどんが好きなので
カウンターだろうがなんだろうが、よく食べます。
(逆に海鮮丼食べなかったと思う。)



帰って翌朝は
採集した貝を洗って仕分け作業。






おじいちゃんが帰ってきてすぐに砂を出してくれていたのですが
水物大好きな娘ですので
「娘にやらせた方がいい」
と提案したところ、
軽く1時間はやっており、とまりませんでした。



その後、登呂遺跡へ芹沢介美術館を見に行きました。
いつもどおり、近所に住むいとこの娘も含めこども4人を連れて。



まあ、女の子3人いるからね。にぎやかでした。
あまり人がいなかったのが幸いでしたが、他の方の迷惑にならないよう
ドキドキしながら見ました。
上の子は小4ですので、美術館のクイズをしながら周り
楽しんでいました。

文字と絵のことも理解できるので、説明してあげると
真剣に見ていました。



そして展示を見終わったら、本来の(こどもにとっての)目的である
登呂遺跡で遊びました。


ちょうど稲穂の時期で古代米から赤米、黒米も実っており
(稲穂で田んぼアートをしてありました。)
竪穴式住居で、赤米を炊いて振舞ってくれたり、
田んぼの説明あったり、
火おこし体験あったりで、
楽しく過ごしました。








火おこしできるんだったら100%やるおじいちゃん。

(過去に何度も見ています。)


今回は最初にこどもたちにやらせて
最後に一気に火をつけていました。








そういうのは傍観する息子は
(やや眠いのもある)
ベビーカーから一歩も出ず、
バッタを渡したら遊んでいました。




沼ではザリガニ釣りもしていて、
遺跡だけど普通の公園で大変良い環境でございます。


昔はもっと木も生い茂っていてうっそうとしていましたが
近年整備され、視界が開けた空間になりました。


昔ながらのものが消えたところもあり残念なところもありましたが
公共の公園として近所のみなさんに愛されているは良いなあ~と思います。




公園内にある登呂博物館が無料開放日でしたので
弥生時代体験をして、
遊びまくって帰りました。


(しかし、午後も家の中であそびまくったらしい・・・相変わらず、こどもってすごい。)


私はふたたび天竜へ行ったのでした。



静岡滞在中は東京にないおもちゃもあり、娘の想像力も膨らむご様子。



お店(美容室)のロットとカラフルな洗濯ばさみでケーキ。


こちらも静岡にあるおもちゃのベビーカーに積むだけ積んで。


これ、お正月に新幹線で帰る時など
私たちが息子のベビーカーをカート代わりに詰め込んだりするので
よく見てるなって思うよね~。


怖いよね~。



今回はおじいちゃん大活躍でヘトヘトでしたが、
毎度子供達をよく面倒見てくれる
私の両親(母の姉も含めて)には感謝です。