福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

静岡新聞広告賞

2008年11月07日 | 過去のBLOG記事

「手塚治虫展」のオープニングがあった日、
午前中は静岡に行っていました。
以前、審査員で参加させて頂いた
「静岡新聞広告賞2008」の授賞式がありました。


この広告賞は20年以上も続いている広告賞で、
みなさんベテランの方々。
私は今年初参戦させて頂き、
授賞式もただ行けばいいのかなくらいに考えていたのですが、
着いてみたら私もいろいろやることがありました。(←当たり前ですね。)


式の進行表を見たら、
なんと私が賞状の授与を任される事になっています。
公募展の部門は全部です。
さらに、またしてもまさかの人前でスピーチです。
式ではなく、その後の懇談会だったのがせめてもの救いでした。


それでは、写真で振り返ってみます。


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静岡新聞社(SBS)の最上階にて授賞式が行われました。


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まずは社長の松井純さんのお話があり、
最優秀賞の作品から表彰されました。


広告業協会賞や地区別、奨励賞の表彰が終わり、
いよいよ一般公募の表彰に入ります。


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心配顔でモニターを見る私。


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初の試み、表彰状を読み上げています。
ここで初めて書かれている言葉を見たのですが、
事前に一度目を通しておけば良かったです。
何とか言葉を読み上げましたが、
名前を間違えてはいけないと思い、
別のふりがながあるプリントを見ていたらつかえてしまいました。
不慣れですみません。


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途中から、プリントを見ない方が
スムースに読めることに気づいて
落ち着いて進める事ができました。よかった。


まだ自分の番でない時、不安が募る一方だったので
隣の眞木さんにいろいろ聞きまくりました。
眞木さんが親切にいろいろアドバイスして下さり、
とても助かりました。
本当にありがとうございました。


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式の最後は眞木さんの選評です。
今日の新聞や、モニターを使い大学の講義さながらに
わかりやすくお話をされていました。


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常にフラットな状態の眞木さん。大御所です。


席に戻った私は、
隣の静岡県広告業協会理事長の川原田さんにも
笑顔で「お疲れさまです。賞がたくさんあったね。」
と声をかけていただき、ひとまずほっとしました。
お気遣いいただきありがとうございました。
みなさん本当に温かくて、静岡はいいところだなあ~。


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式の後の懇談会では、眞木さんが、
受賞された方からサインを求められていました。
眞木さんの著書「一期一会」を持参していました。
コピーライターの世界では眞木さんはスターなのです。


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そして、問題のスピーチ。これでこの会が終了、
という最後の最後に登場の私。大役すぎます。
とりあえず、思った事をお話してみました。
数日前に桐野さんの授賞式でもまさかのスピーチがあったおかげで、
少しは落ち着いてしゃべれたのかも?
なんでも経験だと思うので頑張ります!


というわけで、初審査員、何とか無事終了!


このまま実家に寄らずに東京へトンボ帰りの予定でしたが、
1時間程新幹線の時間に余裕があったので、
フラッと帰ってみました。
普通に「ただいま」と玄関から入ると、
しばらくシーンとしてからドタドタっと母が
洗濯途中のゴム手袋のまま階段を降りてきました。
寄らないと思っていたのでビックリしたようです。
在学中などは頻繁にフラッと帰って来ていたので、
東京にいながら静岡から通っているかのような雰囲気さえ漂っていて、
さほど家族に驚きはなかったのですが、最近は少なくなりましたねー。
ほとんど仕事で帰っているし、泊まって行くとしても一泊です。
あんなに実家大好き人間だったのに。


この日は文春の締め切り日でもあったので、
ほとんど寝ていませんでした。
30分ほど仮眠をしようと横になりましたが、
飼い犬のミラちゃんが「一緒に寝るー。」と部屋に入って来て、
入ってくると「やっぱ出るー。」というのを繰り返すので、
案の定寝れませんでした(笑)。


この後、手塚展のオープニングのために東京へ。
さすがに新幹線で寝ました。


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当日の静岡新聞です。私の選評が!
これを見た地元の友人から連絡がきました。嬉しいです。
静岡は本当にほとんどの家庭が静岡新聞ですからねー。
すごいです。


今回は審査する側になったのですが、
客観的になってみて改めて気づく事も多く、
とても勉強になりました。
これからの自分の創作活動にもいい刺激になりました。
お招きいただいた関係者の方々、
そして審査員の方々ありがとうございました。
またひき続きよろしくおねがいいたします。


* * * *


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