本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
ひさびさオムライス♪ 「北極星」
8月13日、水曜日。晴れ。
だーさん、お盆休み。
今日も昨日もその前も、蝉の死骸が散らばる道々を歩く。本当にこの辺りは蝉が多い。夕方になってから近くの分室まで赴き、一冊本を返して一冊受け取ってきた。
返却してきたのは、ジェフリー・フォードの『緑のヴェール』。復路の電車に揺られながら、わくわくと読み終えた。
面白かったよう…!
ちょっと時間がないので報告まで。『白い果実』から読んできて、とうとう結末まで読めたことに大満足。あのラストは、つまりこういうことなのかな…?と、希望的憶測交じりの余韻に浸ったことであるよ。
そんな今日、お昼ご飯に向かったのは大阪ミナミ方面。
だーさん曰く「洋食にするかも…」。でも、どのお店へ行くのか教えてくれないので、私は黙って引導される人状態。すると…。
なんば駅から歩き始めてしばらく、見えてきましたるはこんなお店。
のれんには“オムライス発祥の店”とある。嬉しいよう。
ここはかねてから行ってみたかった、「北極星」の本店。12時には少し早い到着で、並ばずにすんなり入れた。
入り口でサンダルを脱いで、案内されたのは奥まった部屋。
オムライスを頼む前に、とりあえずビール。沙漠のように沁みこむ沁みこむ。このジョッキは、持ち手が細くて握りやすかった。
有名なお庭の眺められる個室ではなかったけれど、オムライス専門店で座敷ってのが新鮮だった。
奥の部屋ではあるけれど、徐々に席が埋まっていく。近くの個室からは、楽しそうに盛り上がっている女の子たちの、賑やかな声が聞こえてくる。旅行中みたいな感じだった。
こんなお庭が見えるとよかったな…(これは会計時に素早く撮ったお庭)。
はい、こちらはだーさんのオムライス。“きのこオムライス”のオムライスセット。オムライスセットには、海老のフライとお味噌汁が付く。
海老フライにはちゃんとタルタルソースが添えられていて、いいなぁ。
だーさん、開口一番に「この紅ショウガは何…?」。「う~ん、大阪だからかなぁ?」と適当に答えてしまった。
私は“チキンライス”。 デフォよデフォ。
ああ、この黄色…。
横からも撮っちゃう。なだらかで綺麗な山の形に、ぼってりと盛り上がっている。
黒いお皿に映える、黄と赤。
断面も撮っちゃう。端の方の玉子が半熟で、美味しかったよう。
中のご飯は意外とあっさりしているけれど、ソースと一緒に頂くとしっかりした味になる。
オムライスはお腹がいっぱいになるだけじゃなく、ほっこり懐かしさで胸もふくらむ素敵な食べ物だ。今日は発祥のお店で頂けて、よかったなぁ。
ご馳走さまでした。
そしてこの後は、道頓堀あたりを散策したり(こんなに暑い日でも、人気のたこ焼きやには行列が…)、梅田に戻ってあちこちを冷やかしたりして出来るだけ歩く。
それから休憩。
これは二杯目。だーさんのハーフ&ハーフと、私のアンバサダー。
ああ、明日は地元。準備して早く寝なければ。
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