3月に読んだ本

3月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:5938
ナイス数:155

婚約 (新潮文庫 草 113A)婚約 (新潮文庫 草 113A)の感想
再読。
読了日:03月31日 著者:倉橋 由美子
秘密の武器 (岩波文庫)秘密の武器 (岩波文庫)の感想
再読。
読了日:03月30日 著者:コルタサル
悪魔の涎・追い求める男 他八篇―コルタサル短篇集 (岩波文庫)悪魔の涎・追い求める男 他八篇―コルタサル短篇集 (岩波文庫)の感想
再読。
読了日:03月30日 著者:コルタサル
J・G・バラード短編全集2 (歌う彫刻)J・G・バラード短編全集2 (歌う彫刻)
読了日:03月27日 著者:J・G・バラード
FUNGI-菌類小説選集 第Iコロニー(ele-king books)FUNGI-菌類小説選集 第Iコロニー(ele-king books)の感想
面白楽しかった! キノコに憑かれるアンソロジー、茸ごくごく。頁を繰る指先も心なしかじっとりぬるり(き、菌糸が…)。進化した菌類の恐るべき歴史と事業、海底で嘆くアミガサタケと銀板写真、茸の生じさせる美しくもおぞましい幻覚、復活を約束する胞子の哄笑、マーキン・メイカーの真菌デブっちょ…。以前読んだ本に、文学における茸の要素として中間性や魔術性、遇有性、多様性が挙げられていたことを思い出して、なるほどと。脅かしてくる不気味な存在としての茸(真菌)を描く話が多い中、趣きの異なる「野生のキノコ」はとても好きな作品。
読了日:03月24日 著者:
ペルーの鳥―死出の旅へペルーの鳥―死出の旅へ
読了日:03月23日 著者:ロマン ギャリ
ぼくが死んだ日 (創元推理文庫)ぼくが死んだ日 (創元推理文庫)の感想
じわじわ怖くて面白い。“子ども専用の墓地”という設定だが、稚い歳ではなく13~18歳の少年少女たち…というのが効いている。大人や世の中への反感を募らせ、足掻き強がり己の無力に落ち込む。様々な境遇にありつつ、自分の未来は目の前に広がり、初めての経験が待っていると信じていた…。時間が止まった彼らは語ることしか出来ない。それを悲痛に描くのでもない、辛味強めの作風が好ましかった。「怖っ、てかこういう話もあるのか…」と思ったのが5話デイヴィッド、6話以降も幻想性が増して凄く好き。とりわけお気に入りはリリーとエドガー
読了日:03月22日 著者:キャンデス・フレミング
船出(下) (岩波文庫)船出(下) (岩波文庫)
読了日:03月21日 著者:ヴァージニア・ウルフ
船出(上) (岩波文庫)船出(上) (岩波文庫)
読了日:03月20日 著者:ヴァージニア・ウルフ
悪党どものお楽しみ (ちくま文庫)悪党どものお楽しみ (ちくま文庫)
読了日:03月16日 著者:パーシヴァル ワイルド
さまよえる影たち―最後の王国〈1〉 (パスカル・キニャール・コレクション)さまよえる影たち―最後の王国〈1〉 (パスカル・キニャール・コレクション)
読了日:03月14日 著者:パスカル キニャール
紳士と猟犬(ハヤカワ・ミステリ文庫)紳士と猟犬(ハヤカワ・ミステリ文庫)
読了日:03月13日 著者:M・J・カーター
傷跡 (フィクションのエル・ドラード)傷跡 (フィクションのエル・ドラード)感想素晴らしい読み応え。圧倒された。“妻殺しの容疑者が取り調べ中に…”という出来事を中心に、それぞれの語り手の視点で巻き戻しながら語られる。詳らかにはされない過去の挫折、その結果としての傷を抱えた投げやりな日々の情景が微細に描かれていた。狂気を思わせるような箇所もあるが、彼らの中には己の姿も状況も冷静に見ている部分があって、そこに漂う虚無感が異様で凄い。再起や救いを望む気など微塵もない。バカラの説明やギャンブル哲学、『ドリアン・グレイの肖像』の無駄な翻訳…人生の時間つぶし。各々でがらりと変わる語り口にも痺れた
読了日:03月09日 著者:フアン・ホセ サエール
スウィングしなけりゃ意味がないスウィングしなけりゃ意味がないの感想
素晴らしい読み応え。てゆか、まさに“糞格好いい”だ。開戦直後のハンブルク、鼻持ちならぬブルジョワの悪ガキどもがジャズに夢中になっていた。が、召集が身近に迫る頃(それとは別の召集もあり)、熱狂の色合いが変わってくる。その背に虚無がはりつき、刹那故の凄みが出てくる。ぞくぞくして、ひき込まれた。そして、“全く帳尻が合わないことを大真面目にやってる。頭がおかしい”と、己を捩じ伏せようとするものを暴くエディの声が刺さる。即、今にも繋がってしまうことだ。(デューク・エリントンで読んでいたが、マックスのピアノ聴きたいわ
読了日:03月06日 著者:佐藤 亜紀
それは常世のレクイエム~夢みるゴシック~ (プリンセスコミックス)それは常世のレクイエム~夢みるゴシック~ (プリンセスコミックス)の感想
バイロン卿とポーリーン。フランケンシュタイン。吸血鬼。
読了日:03月06日 著者:木原 敏江
星降草子~夢みるゴシック日本編~ (プリンセスコミックス)星降草子~夢みるゴシック日本編~ (プリンセスコミックス)
読了日:03月05日 著者:木原 敏江
裏返しの男 (創元推理文庫)裏返しの男 (創元推理文庫)の感想
再読。
読了日:03月04日 著者:フレッド・ヴァルガス
青チョークの男 (創元推理文庫)青チョークの男 (創元推理文庫)の感想
再読。こちらのシリーズの雰囲気も凄く好きだ。“茫漠たる緩慢な男”、天才的な方法で事件を解決するパリの警察署長アダムスベルグ。エジプト女王のような美貌を持ち、著名な海洋学者でありながら趣味で人を尾行するマチルドも素敵だ。
読了日:03月02日 著者:フレッド ヴァルガス
彼の個人的な運命 (創元推理文庫)彼の個人的な運命 (創元推理文庫)の感想
再読。これも好き。再びボロ館が拠点になる。(覚え)マルトの人形、グラタン、アイロン、ネルヴァル。
読了日:03月01日 著者:フレッド・ヴァルガス

読書メーター

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )