バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

iPS細胞= 運動神経の束作製 東大チーム発表 

2017年10月29日 | 医療 医薬 健康

毎日新聞2017年10月28日 東京夕刊

 ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から運動神経の束を作ることに成功したと、東京大生産技術研究所のチームが米科学誌「ステムセル・リポーツ」(電子版)に発表した。体内により近い状態が再現できたことで、運動神経の異常で起こる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」などの病気の治療薬開発につながる可能性があるという。
https://mainichi.jp/articles/20171028/dde/041/040/037000c

米製薬大手、中毒性のオピオイド「密売」でCEOら逮捕

2017年10月29日 | 海外情報

Big Pharma Exec Arrested for Opioid Bribes

Newsweek.,2017年10月27日(金)19時04分
メリナ・デルキック

アメリカではオピオイドの乱用による死者が急増しており、ドナルド・トランプ米大統領は同日、全米を蝕む「オピオイド危機」に対して公衆衛生上の非常事態を宣言した。乱用の背景にあるとされる製薬会社の過剰な売り込みに対し、当局も取り締まりを強化していた。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/ceo-13.php

低血糖症を検出および治療するためのアッセイ

2017年10月28日 | 医療 医薬 健康
出願人: ユニバーシティー・オブ・マイアミ, UNIVERSITY OF MIAMI
発明者: ベルグレン、ペーア−オーロフ, カイセド、アレハンドロ, カブレラ、オーバー

出願 2013-265327 (2013/12/24) 公開 2014-073133 (2014/04/24)

【要約】【課題】糖尿病の治療において有用なモジュレータをインビトロでスクリーニングするためのアッセイを提供すること。【解決手段】アッセイは、存在するβ細胞を破壊するのに十分な用量のストレプトゾトシンを膵島細胞に投与するステップと;(i)試験化合物のみを投与する第1群の膵島細胞と、(ii)試験化合物及びイオンチャネル型グルタミン酸受容体(iGluR)の阻害剤を投与する第2群の膵島細胞と、に試験化合物を投与するステップと、試験化合物の作用を測定するために第1および第2群におけるグルカゴン放出の増強を計測するステップであって、細胞質内カルシウム動員およびグルカゴン放出のうち少なくともいずれか一方における第2群に対する第1群の増大が、糖尿病モジュレータとして有用な化合物の指標であるステップと、を含む。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014073133/

癌細胞においてアポトーシスを誘導する方法および使用

2017年10月28日 | 医療 医薬 健康
出願人: サイトテック ラブズ リミテッド ライアビリティ カンパニー
発明者: ナライン ニーブン ラジン, ペルサウド インドゥシェカール, マッククック ジョン パトリック

出願 2011-504163 (2009/04/09) 公開 2011-516568 (2011/05/26)

【要約】本開示は、薬学的に許容される担体中の外因性補酵素Q10またはその代謝産物を送達し、これらに限定されないがメバロン酸およびオレイン酸に加えて内因性補酵素Q10またはその代謝産物の細胞接触をもたらし、細胞内複合体を形成させることによって、癌細胞中においてアポトーシスを誘導する方法に関する。本開示はまた、薬学的に許容される担体中の補酵素Q10の送達によって、癌細胞に対してアポトーシス可能性を回復させる様式で、p53経路およびBcl=2タンパク質ファミリーを調節する方法を提供する。本開示は、さらに、アポトーシスを受けるように癌細胞を再プログラムする割合で、Bcl=2遺伝子ファミリーのプロアポトーシスメンバーおよびアンチアポトーシスメンバーの比率を特異的に正常化する方法を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2011516568/

肺癌に対する免疫応答を誘導する

2017年10月28日 | 癌 ガン がん 腫瘍
腫瘍ワクチン

出願人: ユニバーシティー オブ マイアミ, UNIVERSITY OF MIAMI
発明者: エックハルト・エル・ポダック

出願 2013-193288 (2013/09/18) 公開 2014-040429 (2014/03/06)

【要約】【課題】肺癌に対する免疫応答を誘導するための方法、および組成物(腫瘍ワクチン)の提供。【解決手段】ヒト対象において保護的免疫応答を生成する方法であって、CD80(B7.1)をコードする核酸を含むウシパピローマウイルス由来の真核生物発現ベクターおよびHLA抗原をコードする核酸を含むウシパピローマウイルス由来の真核生物発現ベクターを用いて、トランスフェクトされた有効量の肺癌細胞を該対象に投与することを含む方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014040429/

腫瘍ワクチン

2017年10月28日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: ユニバーシティー オブ マイアミ, UNIVERSITY OF MIAMI
発明者: エックハルト・エル・ポダック

出願 2011-532291 (2009/10/16) 公開 2012-505918 (2012/03/08)

【要約】本発明は、医薬、免疫学および腫瘍学の分野に関する。より具体的には、本発明は、動物対象において腫瘍に対する免疫応答を誘導するための方法および組成物に関する。本発明は、CD80(B7*1)をコードする核酸および HLA 抗原をコードする核酸を発現するよう遺伝的に改変された肺癌細胞または他の腫瘍細胞、ならびに該遺伝的に改変された腫瘍細胞を用いて腫瘍に対する免疫応答を刺激するための方法を提供する。本発明はさらに、CD80(B7*1)をコードする核酸および HLA 抗原をコードする核酸を発現するよう遺伝的に改変された同種異系の腫瘍細胞、例えば癌腫瘍細胞、例えば肺癌腫瘍細胞を投与することにより、癌、例えば肺癌を含む腫瘍を阻害する方法を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2012505918/

硫黄呼吸= 哺乳類も 細胞内でエネルギー生産 ヒト生命維持に不可欠

2017年10月28日 | 生命科学 生物誌


毎日新聞2017年10月28日 東京朝刊

体内でエネルギーが作られる仕組み
 哺乳類の細胞が、酸素だけでなく、食物に含まれる硫黄を使った呼吸(硫黄呼吸)をしていることが分かったと、赤池孝章・東北大教授(生化学・微生物学)らの研究グループが27日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。硫黄呼吸は原始的な細菌だけが行っており、進化の過程で失われたと考えられてきたが、ヒトなどでも生命維持に不可欠だという。

https://mainichi.jp/articles/20171028/ddm/012/040/144000c

エーザイとバイオジェン、アルツハイマー治療剤での提携契約を拡大 -

2017年10月28日 | 医療 医薬 健康
化学業界の話題knak 2017年10月27日

エーザイとBiogen は10月23日、臨床第III相試験進行中のaducanumabを含むアルツハイマー病治療剤の開発・販売に向けた提携契約を拡大すると発表した。

両社はアルツハイマー関連で下記の製品を開発しており、エーザイが以前から販売しているアリセプトを除き、開発で提携している
http://blog.knak.jp/2017/10/post-1939.html

PS細胞で世界初 心臓に似た立体的心筋組織の作製に成功

2017年10月28日 | 細胞と再生医療

10/27(金) 6:26配信
京都大学の研究グループが、ヒトiPS細胞を使って実際の心臓に近い心筋組織を作ることに世界で初めて成功したと発表しました。

研究を発表したのは、京都大学物質ー細胞統合システム拠点の劉莉准教授らの研究グループです。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171027-00000000-kantelev-l26

多能性幹細胞の分化誘導効率を改善するための方法及び培地

2017年10月28日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人 熊本大学
発明者: 粂 昭苑, 遠藤 文夫, 白木 伸明, 白木 恭子, 粂 和彦

出願 JP2011074206 (2011/10/20) 公開 WO2012056997 (2012/05/03)

【要約】本発明の目的は、簡便な手段で、多能性幹細胞、例えばES細胞やiPS細胞を、効率よく目的の細胞に分化誘導できる方法及び培地を提供する。メチオニン、ロイシン、システイン、チロシン、及びアルギニンからなる群より選ばれる少なくとも一つのアミノ酸を含まない分化培地で、哺乳動物由来の多能性幹細胞を培養することにより、多能性幹細胞を分化誘導できる。また、メチオニン、ロイシン、システイン、チロシン、及びアルギニンからなる群より選ばれる少なくとも一つのアミノ酸を含まない分化誘導培地が提供される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012056997/