バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生命誕生に迫る始原的代謝系の発見

2018年02月03日 | 生命科学 生物誌
生命誕生に迫る始原的代謝系の発見 ~多元的オミクス研究による新奇TCA回路の証明~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.02
北海道大学 海洋研究開発機構 京都大学 製品評価技術基盤機構

国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)海洋生命理工学研究開発センターの布浦拓郎主任研究員らは、北海道大学(総長 名和 豊春)、京都大学(総長 山極 壽一)、製品評価技術基盤機構(理事長 辰巳 敬、以下「NITE」という)と共同で、南部沖縄トラフの熱水活動域から採取した試料より単離した細菌が、アミノ酸など生命に必須の化合物の生合成に不可欠なTCA回路(tricarboxylic acid 回路:クエン酸回路)の中でも、最も始原的な形態の回路を有することを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/67541

発達期のシナプス刈り込みを調節する分子を発見

2018年02月03日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
―前頭側頭型認知症の関連遺伝子グラニュリンの新たな機能の解明―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.02
東京大学 日本医療研究開発機構

東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻神経生理学分野の上阪直史助教と狩野方伸教授らの研究グループは、発達期の小脳において、前頭側頭型認知症(注1)の関連遺伝子グラニュリン(注2)がシナプス刈り込みを調節することを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/67544

タンパク質やアミノ酸の食事が末梢臓器の体内時計を同調させる

2018年02月03日 | 医療 医薬 健康
タンパク質やアミノ酸の食事が末梢臓器の体内時計を同調させる 肥満防止や糖尿病治療への貢献に期待

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.02
早稲田大学

早稲田大学理工学術院の柴田重信(しばたしげのぶ)教授と池田裕子(いけだゆうこ)一貫性博士課程5年生らの研究グループは、体内時計の食事による同調において新規なメカニズムを発見しました。

体内時計と食・栄養との関係を調べる「時間栄養学」や体内時計と薬の関係を調べる「時間薬理学」など、体内時計の健康科学が発展してきたことから、2017年のノーベル医学・生理学賞は、「体内時計」の分野に授与されました。

https://research-er.jp/articles/view/67555


ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)によるがん細胞殺傷効果の理論的な予測に成功

2018年02月03日 | 癌 ガン がん 腫瘍
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)によるがん細胞殺傷効果の理論的な予測に成功
-新しい薬剤の開発や治療計画の最適化に役立つ数理モデルを開発-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.02
電力中央研究所 筑波大学 京都大学 日本原子力研究開発機構

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(理事長 児玉敏雄、以下「原子力機構」という。)原子力基礎工学研究センター放射線挙動解析研究グループの佐藤達彦研究主幹、国立大学法人京都大学原子炉実験所の増永慎一郎教授、国立大学法人筑波大学医学医療系の熊田博明准教授、一般財団法人電力中央研究所原子力技術研究所の浜田信行主任研究員による研究グループは、ホウ素中性子捕捉療法の薬剤によるがん細胞殺傷効果の違いを理論的に予測する新たな数理モデルを開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/67566