バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

既成概念を覆す「胸腔内圧測定システム」開発

2018年02月20日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
気胸の診療でこれまで不可能だったリアルタイム測定を簡単に実現

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.20
関西医科大学

学校法人 関西医科大学(大阪府枚方市 理事長・山下敏夫、学長・友田幸一)呼吸器外科学講座金田浩由紀講師らの研究チームは、胸腔内(胸の内部空間)に針を刺し、内部の気圧をリアルタイムで正確に測定することで、従来は不可能だった患者さんの負担が少ない治療方針の検討をサポートする新たな診断支援システムを開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/68056

麻疹(はしか)ウイルスに対する感染阻害剤の作用メカニズムを解明

2018年02月20日 | 医療 医薬 健康
―治療薬開発に新知見―
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.20
理化学研究所 東京大学 九州大学 日本医療研究開発機構

九州大学大学院医学研究院の栁雄介教授と橋口隆生准教授、医学府修士2年 福田吉成らの研究グループは、同大 生体防御医学研究所の神田大輔教授、理化学研究所放射光科学総合研究センターの松岡礼特別研究員、東京大学の津本浩平教授、米国ジョージア州立大学のRichard Plemper教授らとの国際共同研究により、高い感染力と一過性の強い免疫抑制を特徴とし、低頻度ながら難病指定されている致死性の脳炎(亜急性硬化性全脳炎(SSPE))を引き起こすことがある麻疹ウイルスに対し、感染阻害効果を示す阻害剤の作用メカニズムを解明しました。
https://research-er.jp/articles/view/68055

薬剤耐性菌にも有効な抗生物質のヒトへの毒性を抑制

2018年02月20日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
~ツニカマイシン-GPT 複合体の構造解析に成功~
プレスリリース 掲載日:2018.02.20
北海道大学

北海道大学大学院薬学研究院の市川 聡教授とデューク大学のシー・ヨン・リー准教授は,抗生物質に耐性がある菌にも効果が期待されるツニカマイシン類について,感染症への効果を維持しつつ,ヒトへの毒性を抑えた新しい化合物の合成に成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/68061

がん細胞を軟化させて転移を促進する因子を同定

2018年02月20日 | 癌 ガン がん 腫瘍
(理工学研究科 菅沼雅美教授 共同研究)
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.20
埼玉大学

がんの転移能を反映する細胞の硬さを制御する因子AXL受容体型チロシンキナーゼを発見した。
細胞の硬さが変化するメカニズムの解明、転移能を診断する方法への発展、さらには、副作用なく転移を抑制する創薬研究に大きく貢献することが期待されます。

https://research-er.jp/articles/view/68069

先天性巨大色素性母斑に対する新たな臨床研究を開始

2018年02月20日 | からだと遺伝子
先天性巨大色素性母斑に対する新たな臨床研究を開始―2016年実施の手法を改良し、「先進医療B」承認を目指す―
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.20
関西医科大学 日本医療研究開発機構

学校法人 関西医科大学(大阪府枚方市 理事長・山下敏夫、学長・友田幸一)形成外科学講座森本尚樹准教授らの研究チームは、2016年に世界で初めて実施した先天性巨大色素性母斑に対する臨床研究を発展させ、新たな加圧処理体制を採用した臨床研究を今月から、開始します。
https://research-er.jp/articles/view/68074

サリドマイドの催奇形性問題を分子レベルで解明-40年間の謎に終止符-

2018年02月20日 | 医療 医薬 健康

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.20
名古屋工業大学

箱嶋敏雄教授*ら(奈良先端科学技術大学院大学)、半田宏特任教授*ら(東京医科大学)および柴田哲男教授ら(名古屋工業大学)の共同研究グループは、40年近くもの間詳細が不明であったサリドマイドの催奇形性(胎児に奇形が起こる危険性)にまつわる問題をついに分子レベルで解明することに成功しました。

https://research-er.jp/articles/view/68077

がん生存率の推移に関する大規模国際共同研究

2018年02月20日 | 医療 医薬 健康
がん生存率の推移に関する大規模国際共同研究 2000-2014年に診断された3,750万症例の5年生存率を公表

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.20
国立がん研究センター


国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜斉、所在地:東京都中央区)は、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院および40の国際研究機関と共同で、71の国と地域322の人口ベースのがん登録を用い、2000-2014年の15年間に診断されたがん3,750万症例の生存率に関する国際調査(CONCORD-3)の結果を公表しました。本研究結果は英国学術雑誌The Lancetに1月30日付で発表されました。
https://research-er.jp/articles/view/68079