バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

乳がん検査装置

2016年08月25日 | 癌 ガン がん 腫瘍
◇◆NEDO実用化ドキュメント2016 第5弾(最終回)「乳がん検査装置」◇◆
http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201605elmammo/index.html?from=nedomail

 NEDO成果が社会に現れるまでには、プロジェクトに参加された方々の多大な努力があります。
 その舞台の裏側を、隔週で皆様にお伝えしていきます。

 2016年の最終回となる第5弾は(株)島津製作所「乳がん検査装置」です。
 リング状に配置された検出器により、痛みをともなわない乳がん検査装置「Elmammo(エルマンモ)」
 を開発しました。快適な使用感を追及して開発された本装置を、乳がんの早期発見のため、
 今後国内外に向け普及させていく予定です。
出典:DAILY NEDO[2016-08-25]‏

糸状浮遊細胞パターニング基材

2016年08月25日 | 細胞と再生医療
出願人: 大日本印刷株式会社, 学校法人東京女子医科大学
発明者: 冨山 裕美子, 岡野 光夫, 大和 雅之, 清水 達也

出願 2010-258293 (2010/11/18) 公開 2012-105609 (2012/06/07)

【要約】【課題】本発明は、細胞を浮遊培養可能な糸状浮遊細胞パターニング基材を提供することを主目的とする。【解決手段】本発明は、刺激により細胞接着性が変化する刺激応答性領域と、細胞易接着性を有する細胞接着領域と、細胞非接着性を有する細胞非接着領域と、を有し、上記刺激応答性領域は少なくとも2箇所において上記細胞接着領域と隣り合い、上記刺激応答性領域および上記細胞接着領域の境界部分である少なくとも2つの分離された接着境界を有し、上記刺激応答性領域が、上記接着境界間を結ぶように配置され、上記細胞非接着領域が、上記刺激応答性領域の周囲に配置されていることを特徴とする糸状浮遊細胞パターニング基材を提供することにより、上記目的を達成する。明細書 ekouhou Text

プロテインS異常症の検出方法

2016年08月25日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願人: 学校法人九州文化学園
発明者: 濱崎 直孝, 津田 友秀, 金 秀日

出願 2011-056019 (2011/03/14) 公開 2012-191852 (2012/10/11)

【要約】【課題】プロテインS異常症を正確、簡便かつ迅速に検出する方法を提供する。【解決手段】本発明のプロテインS異常症の検出方法は、試料中の総プロテインS活性値及び総プロテインSタンパク質量を測定する工程、及び、前記測定により得た総プロテインS活性値と総プロテインSタンパク質量とを比較する工程、を含むものである。明細書 ekouhou Text.,公開 2012-191852

試料中の総プロテインSの活性測定試薬及び活性測定方法

2016年08月25日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願人: 株式会社シノテスト
発明者: 濱崎 直孝, 津田 友秀, 金 秀日

出願 JP2012056799 (2012/03/12) 公開 WO2012124798 (2012/09/20)

【要約】試料中に存在する全てのプロテインSの活性を、すなわち、総プロテインSの活性を測定することが出来る、試料中の総プロテインSの活性測定試薬及び活性測定方法を提供する。本発明の試料中の総プロテインSの活性測定試薬は、活性化プロテインC、界面活性剤、リン脂質、カルシウムイオン、活性化血液凝固第V因子、活性化血液凝固第X因子、プロトロンビン及びトロンビンの基質を含有するものである。また、本発明の試料中の総プロテインSの活性測定方法は、試料中の総プロテインSの活性を測定する方法であって、当該総プロテインS活性の測定反応時に、界面活性剤を存在させることを特徴とするものである。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012124798/

血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性測定方法及び活性測定試薬

2016年08月25日 | 医療 医薬 健康
出願人: 株式会社シノテスト
発明者: 津田 友秀, 濱崎 直孝

出願 2009-095758 (2009/04/10) 公開 2009-198506 (2009/09/03)

【要約】【課題】 試料中の血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性測定方法及び活性測定試薬を提供する。【解決手段】 試料中の血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性測定方法であって、(a) 試料に由来しない、活性化プロテインC又はプロテインC活性化物質、リン脂質、カルシウムイオン、活性化血液凝固第V因子、活性化血液凝固第X因子、プロトロンビン及びトロンビンの基質を試料と接触させ、(b) 前記(a)の各成分による反応の結果トロンビンの基質から生成されるシグナル量を測定し、(c) 試料に含まれる血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性に応じて生成が抑制されたシグナル量を求める、ことにより、試料中に含まれていた血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性値を得る。また、試料中の血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性測定試薬であって、活性化プロテインC又はプロテインC活性化物質、リン脂質、カルシウムイオン、活性化血液凝固第V因子、活性化血液凝固第X因子、プロトロンビン及びトロンビンの基質を含有する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2009198506/

ヒト、サル、マウスにおける多能性“発生座標”の解明

2016年08月25日 | 医療 医薬 健康
日本の研究> 2016年8月25日の記事 > プレスリリース

京都大学 科学技術振興機構

ヒト、サル、マウスにおける多能性“発生座標”の解明 ~ヒトES/iPS細胞の実態を特定~

京都大学 大学院医学研究科の斎藤 通紀 教授[兼 科学技術振興機構(JST) ERATO斎藤全能性エピゲノムプロジェクト 研究総括、京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス) 主任研究者、京都大学 iPS細胞研究所 研究員]と同研究科の中村 友紀 特定研究員、滋賀医科大学の共同研究グループは、カニクイザル注1)胚を用いた単一細胞遺伝子発現解析注2)により、霊長類多能性細胞の発生過程における網羅的な遺伝子発現動態を明らかにしました。それらをマウス、ヒトと比較し、ヒトES注3)/iPS細胞注3)の多能性状態の実態を明らかにしました。

マウスES細胞は、着床前胚から樹立され広い分化能を持つナイーブ型 注4)を示すことが知られています。しかしヒトを含む霊長類ES細胞は、着床前胚から樹立されるにもかかわらず、着床後胚由来のマウスエピブラスト幹細胞注5)に似た形態や挙動を示すことから、プライム型注4)多能性に限定される可能性が示されていました。近年iPS細胞の開発もあり、多能性幹細胞注6)の医療や創薬への応用が強く期待されていますが、霊長類ES/iPS細胞の多能性状態の実態は、技術的および倫理的観点から霊長類着床後胚の知見が存在せず、未解明のままでした。
https://research-er.jp/articles/view/49537

「さい帯血由来のiPS細胞ストック」の提供開始について

2016年08月25日 | 医療 医薬 健康
日本の研究> 2016年8月24日の記事 > プレスリリース

日本医療研究開発機構 京都大学

国立大学法人京都大学iPS細胞研究所(CiRA)は、再生医療実現拠点ネットワークプログラムの一環として、2013年度より再生医療用iPS細胞ストックプロジェクトを本格的に進めております。昨年8月に提供を開始した末梢血から作製したiPS細胞ストックに続き、本年8月23日(火)に、さい帯血から作製した再生医療に使用可能なiPS細胞ストックの提供を開始しましたのでお知らせします。
https://research-er.jp/articles/view/49518

アルコール摂取と多発性の前がん病変が食道および頭頸部の扁平上皮がん発生を増加させる

2016年08月25日 | 医療 医薬 健康
日本の研究> 2016年8月25日の記事 > プレスリリース

京都大学

アルコール摂取と多発性の前がん病変が食道および頭頸部の扁平上皮がん発生を増加させる -禁酒・禁煙効果も
関連研究者:武藤学

食道扁平上皮がんは難治性がんとして知られており、多発することから治療がむずかしいとされています。本研究では、前向き研究1により、食道扁平上皮がんの発生する予兆(前がん病変)とされる異型上皮の発生程度には、飲酒、喫煙、緑黄色野菜の摂取という 3 点が関連していることを明らかにしました。また、内視鏡治療を行った早期食道がん患者では、食道内の異型上皮の数が多いほど、食道内やのどの異時性多発がん2の危険性が増すことが分かりました。加えて、禁酒によって食道がんの再発を抑制できることを世界ではじめて発見しました。本研究成果は、食道がんの予防と治療後の生活指導に対する貢献が期待されます。
https://research-er.jp/articles/view/49536

生体分子の電荷分布の高精度解析法

2016年08月25日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
理化学研究所 科学技術振興機構
生体分子の電荷分布の高精度解析法 -電子顕微鏡で生体分子機能発現を担う電荷を精密解析-

タンパク質の機能を明らかにするためには、立体構造を決める原子配置を解明することが非常に重要です。これまではタンパク質の結晶を作製し、「SPring-8[1]」などの放射光施設でX線回折測定を行うことが、構造決定の一般的な方法でした。しかし、重要な機能を持つ膜タンパク質[2]や巨大なタンパク質複合体は結晶作製が難しいことが問題になっています。
日本の研究 > 2016年8月25日の記事 > プレスリリース

https://research-er.jp/articles/view/49538

iPS細胞 作製10年機に言及

2016年08月25日 | 細胞と再生医療
iPS細胞 作製10年機に言及 ストック事業コーディネーター、細胞採取「同意の判断冷静に」

毎日新聞2016年8月25日 東京朝刊
 再生医療に使うiPS細胞(人工多能性幹細胞)を備蓄する京都大iPS細胞研究所(所長、山中伸弥・京大教授)の「ストック事業」で、提供候補者から細胞採取などの協力への同意を得る「コーディネーター」が、iPS細胞の作製から10年となるのを機に毎日新聞の取材に応じた。「iPS細胞に国民が盛り上がっている感があるが、後で同意撤回もあり得る。
http://mainichi.jp/articles/20160825/ddm/012/040/050000c