バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

子どもの心臓の細胞で再生医療 岡山大などが治験始める

2016年08月24日 | 細胞と再生医療
 重い心臓病の子どもから、心臓の筋肉の元になる特殊な細胞を取り出して培養し、体に戻して治療しようという再生医療について、岡山大学などの医療チームが健康保険の適用を目指して安全性などを確かめる治験を始めました。

この再生医療は、岡山大学病院の王英正教授などの医療チームが研究を進めています。
NHKニュースweb.,2016年8月24日

バグパイプ内の菌で男性死亡? 管楽器奏者に警鐘

2016年08月24日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

【AFP=時事】英国で、バグパイプの内部に繁殖していた菌を吸い込み続けた男性が死亡した事例が報告された。報告を行った医師らは管楽器奏者に対し、楽器を定期的に掃除するよう呼び掛けている。

 英医学誌「ソラックス(Thorax)」に掲載された記事によると、死亡した61歳の男性は毎日バグパイプを演奏しており、7年間にわたり乾性のせきと息苦しさに悩まされていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000003-jij_afp-int

Pfizer、Medivation を買収 - 化学業界の話題

2016年08月24日 | 医療 医薬 健康



化学業界の話題 2016年8月24日

Pfizerは8月22日、バイオファーマのMedivation, Inc. を買収する契約を締結したと発表した。

1株81.50ドルでの買収で、総額は140億ドルとなる。両社の取締役会は満場一致でこれを承認した。
Medivation株の8月19日の終値は67.15ドル。

PfizerはMedivationの買収で、前立腺がん治療薬 XTANDI ( 一般名Enzalutamide)を手に入れる。
XTANDIは、第二世代のアンドロゲン受容体拮抗薬で、去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)に適応を持つ。

後記のとおり、米国を除く全ての地域については、アステラス製薬がXTANDIの独占的開発・販売権を有している。

Pfizerは転移乳がん治療薬IBRANCE® (一般名:palbociclib) を持っており、乳がんと前立腺がんの治療薬を持つことになる。

PfizerはフランスのSanofiとの買収合戦を制した。
http://blog.knak.jp/2016/08/pfizermedivation.html

バンコマイシン耐性菌株に対して有効なグリコペプチド系抗生物質類似体

2016年08月24日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: ザ スクリプス リサーチ インスティテュート
発明者: ボーガー デール エル

出願 2014-524109 (2012/08/03) 公開 2014-521695 (2014/08/28)

【要約】本発明は、グリコペプチド系抗生物質のコアペプチド中の単一の特定のペプチドカルボキサミド基をアミジン基で置き換えることによって細菌耐性を克服するように操作されているグリコペプチド系抗生物質およびそれらのアグリコンに関する。グリコペプチドのアミジン疑似ペプチド類似体は、患者において治療上達成可能な濃度でバンコマイシン耐性菌を死滅させることにおいて有効である。例えば、バンコマイシン耐性菌に対する活性を復活させるために必要とされるD−Ala−D−AlaとD−Ala−D−Lacへの二重の結合を示すように設計された[Ψ[C(=NH)NH]Tpg4]=バンコマイシンアグリコンは、「最後の手段」に位置づけられる抗生物質であるグリコペプチドクラスに対する共通の細菌耐性様式を克服することが示された。疑似ペプチドアミジン類似体は、合成的に、半合成的にまたは生合成的に調製することができる、対応する疑似ペプチドチオアミド類似体から調製することができる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2014521695/

核酸増幅コントロール

2016年08月24日 | 医療 医薬 健康
出願人: インパス, インコーポレイテッド
発明者: グレゴリー アール. チクリス, ジェームス シー. ディー. ヘングスト

出願 2007-109925 (2007/04/18) 公開 2007-185200 (2007/07/26)

【要約】【課題】酸増幅方法によるウイルス検出において、信頼性のあるコントロールとして機能し得る組成物などの提供。【解決手段】核酸増幅のためのポジティブコントロールとして非病原性の微生物を含む組成物を製造するための方法であって、(a)表面タンパク質およびインタクトな核成分を含む精製した微生物を提供するための工程(b)該核成分を実質的にインタクトに保ちつつ1以上の表面タンパク質を不可逆的に改変して、しれによって該微生物が非病原性となる工程;および(c)生物学的流体または合成生物学的流体を含む液体マトリックスに該微生物を懸濁する工程を包含し、ここで、該組成物は、核酸増検出試験においてポジティブ内部コントロールとして有用である、方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2007185200/

精製生物活性異種タンパク質を得る方法

2016年08月24日 | ファインケミカル 中間体
出願人: 住友化学株式会社
発明者: 武川 有紀, 栗本 勲

出願 2005-081364 (2005/03/22) 公開 2006-262710 (2006/10/05)

【要約】【課題】 光学純度の高い(S)−N−保護−プロパルギルグリシン(2)の製造。【解決手段】 N−保護−プロパルギルグリシンエステル(1)のR1OCO−を酵素(フミコラ属やシュードモナス属等)を用いて不斉水解する。[式中、R1はエチル等;R2、R3は水素又はアミノの保護基(R2、R3の両方が水素ではない);*印を付した炭素原子は不斉炭素原子を表す。]
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2006262710/

腎臓、ブタ使い作製 慈恵医大 10年以内、ヒトに応用

2016年08月24日 | 医療 医薬 健康

2016年08月23日 | 再生医療
腎臓、ブタ使い作製
慈恵医大 10年以内、ヒトに応用
2016/8/23 15:30 日経夕刊

 東京慈恵会医科大学はブタを用いて新しい腎臓を作製する技術を開発した。ラットを使った実験では腎臓の作製に成功、ヒト向けに10年以内に応用する考えだ。腎臓は尿管の形状をはじめ複雑な構造を持った臓器のため、再生医療製品の開発が遅れていた。この技術を使えば、慢性腎不全などに悩む患者の負担を減らせる。
http://blog.goo.ne.jp/ma-trust/e/0437bdfa8c2348f6c2f4b2dd66bda926

中国、年間臓器移植数がアジア最多

2016年08月24日 | 海外情報

 中国での初の開催となった第26回国際臓器移植学会(TTS)が18-22日、香港で開催され、世界の有名大学や病院から専門家1800人以上が参加した。世界保健機関(WHO)の関係者や世界臓器移植協会の主席など、権威ある専門家が中国の臓器提供・移植の面においての成果を高く評価した。人民日報が報じた。人民網日本語版 2016年08月23日

固形腫瘍治療のための併用薬物療法

2016年08月24日 | 医療 医薬 健康
出願人: デューク・ユニヴァーシティ
発明者: ハーウィッツ,ハーバート・アイ, ヴラホヴィッチ,ゴルダナ

出願 2014-541310 (2012/11/09) 公開 2014-533277 (2014/12/11)

【要約】本発明は、対象におけるがんの治療のためのIGF1R阻害剤およびmTOR阻害剤を含む医薬組み合わせ;そのような組み合わせを含む医薬組成物;がんの治療のための薬剤の調製のためのそのような組み合わせの使用;同時使用、個別使用または順次使用のための組み合わせ製剤としてのそのような組み合わせを含むキット;ならびに対象、特にヒトにおけるがんの治療方法に関する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2014533277/