バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

1万もの変異体からRNAの機能を探る

2016年08月11日 | 生命科学 生物誌
日本の研究> 2016年8月10日の記事 > プレスリリース

沖縄科学技術大学院大学
関連研究者:小堀 峻吾

 リボ核酸酵素、いわゆるリボザイムは、化学反応の触媒の役目をするRNA分子です。DNAと非常に似ているRNAはA、C、G、Uという頭文字で表される、塩基という4種類の化学物質が、DNAでコード化された遺伝子情報に従って連結されてできている線形分子です。
 リボザイムは、例えばある種のウィルスの複製機構など、主要な遺伝プロセスや生化学反応に関与しています。リボザイムは30年以上も前に科学者により発見されましたが、脊椎動物を含む様々な生物においてこのRNA構造が見つかったのはつい最近です。リボザイムの役割や機能の多くが未だ解明されていない中、これらの発見は研究者たちの新たな関心を呼び起こすきっかけとなりました。
https://research-er.jp/articles/view/49260

キーワード 糖尿病 リポソーム アプタマー 無細胞翻訳系 アプタザイム

大きな一歩 希少難病クロウ・深瀬症候群におけるサリドマイドの有効性を証明

2016年08月11日 | 医療 医薬 健康
日本の研究 > 2016年8月10日の記事 > プレスリリース

プレスリリース 掲載日:2016-08-10 千葉大学

世界初の取り組み! 今後の治療開発に大きな一歩 希少難病クロウ・深瀬症候群におけるサリドマイドの有効性を証明 国際的に権威のある医学誌が論文を掲載

関連研究者;桑原聡・三澤園子

千葉大学医学部附属病院は、希少難病のクロウ・深瀬症候群におけるサリドマイドの有効性と安全性に関する臨床試験(責任者:神経内科 教授 桑原 聡)を行い、8月 3 日、その研究成果をまとめた論文が、国際的に権威のある医学誌「LancetNeurology」電子版に掲載されました。クロウ・深瀬症候群(別名:POEMS 症候群)は末梢神経、胸腹水・浮腫、腎不全など多臓器を障害する難治疾患です。全国の患者数は 400 例弱とされる希少疾患ですが、日本では欧米より発症頻度が高いとされています。平均発症年齢は 50 歳で、若年から中年に多く、手足の高度な麻痺と多臓器不全により、適切な治療が行われない場合の平均生存期間は 33 ヶ月とされる重篤な疾患です。

https://research-er.jp/articles/view/49254



動物用疾患治療剤およびその製造方法

2016年08月11日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: 東レ株式会社
発明者: 西川 義文, 岡野 文義

出願 2005-332045 (2005/11/16) 公開 2006-166908 (2006/06/29)

【要約】【課題】遺伝子工学的に製造されるFlt3リガンド、その製造方法の提供。【解決手段】イヌのcDNAからFlt3リガンドの細胞外ドメインをコードする遺伝子をクローニングし、Flt3リガンドの細胞外ドメインをコードするDNAを含む組み替えバキュロウイルスを作成し、これを昆虫細胞に感染させることによってイヌFlt3リガンドの大量生産に成功した。これにより、ヒトをはじめ、動物の抗腫瘍薬、抗アレルギー薬、抗ウイルス薬などへのFlt3の用途が開かれることが期待される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2006166908/

癌の診断および処置のための組成物および方法

2016年08月11日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: オンコメッド ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド
発明者: ガーニー オースティン, サトウ アーロン, フィッツブルーンズ モーリーン

出願 2009-547285 (2008/01/24) 公開 2010-517513 (2010/05/27)

【要約】ヒトNotch受容体の保存された細胞外リガンド結合領域に特異的に結合し、腫瘍の増殖を阻害する単離抗体を記載する。腫瘍増殖を阻害するのに有効な量で抗Notch抗体を投与する段階を含む、癌を処置する方法もまた記載する。 e-kouhou 明細書

低HER3発現に基づくHER二量化インヒビターに対する応答を予測する方法

2016年08月11日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: ジェネンテック, インコーポレイテッド, エフ・ホフマン−ラ・ロシュ・アクチェンゲゼルシャフト
発明者: ルーカス シー. アムラー, メリル バークナー, リン チン−ユー, ヨアヒム メックス, アンドレアス シュトラウス

出願 2014-190797 (2014/09/19) 公開 2014-240434 (2014/12/25)

【要約】【課題】低HER3発現に基づくHER二量化インヒビターに対する応答を予測する方法の提供。【解決手段】本出願は、ペルツズマブなどのHERインヒビターで患者を処置するための選択基準としての低HER3の使用を記載する。卵巣癌患者などのガン患者をペルツズマブなどのHERインヒビターで処置するための選択基準としての高いHER2:HER3比の使用も記載される。さらに、本出願は、化学療法剤、例えば、ゲムシタビンでガン患者を処置するための選択基準としての高HER3の使用を記載する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014240434/


低HER3発現に基づくHER二量化インヒビターに対する応答を予測する方法

出願人: ジェネンテック, インコーポレイテッド, エフ・ホフマン−ラ・ロシュ・アクチェンゲゼルシャフト
発明者: ルーカス シー. アムラー, メリル バークナー, リン チン−ユー, ヨアヒム メックス, アンドレアス シュトラウス

出願 2013-108909 (2013/05/23) 公開 2013-166784 (2013/08/29)

【要約】【課題】低HER3発現に基づくHER二量化インヒビターに対する応答を予測する方法の提供。【解決手段】本出願は、ペルツズマブなどのHERインヒビターで患者を処置するための選択基準としての低HER3の使用を記載する。卵巣癌患者などのガン患者をペルツズマブなどのHERインヒビターで処置するための選択基準としての高いHER2:HER3比の使用も記載される。さらに、本出願は、化学療法剤、例えば、ゲムシタビンでガン患者を処置するための選択基準としての高HER3の使用を記載する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013166784/

DLL4に対する抗体およびその使用

2016年08月11日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: メディミューン,エルエルシー

出願 2011-527407 (2009/09/18) 公開 2012-502650 (2012/02/02)

発明者: ベディアン,ヴァエ, フォルツ,イアン, ジェンキンス,デイヴィッド
【要約】本発明は、DLL4に対する標的結合剤およびかかる薬剤の使用に関する。さらに具体的には、本発明は、DLL4を指向する完全ヒトモノクローナル抗体に関する。記載したこれらの標的結合剤は、DLL4の活性および/または過剰生産と関連する疾患の治療において、ならびに診断として有用である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2012502650/

プラチナ耐性ガンの治療法

2016年08月11日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: ジェネンテック・インコーポレーテッド, GENENTECH,INC.
発明者: ケルシー,スティーブン・エム

出願 2007-516733 (2005/06/15) 公開 2008-503476 (2008/02/07)

【要約】本発明は、HERの二量体化を効果的に阻害するHER2抗体とゲムシタビンとの組み合わせを用いて、プラチナ耐性の卵巣ガン、原発性腹膜ガン、または卵管ガンを処置するための方法に関するものである。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2008503476/



プラチナ耐性ガンの治療法
出願人: ジェネンテック, インコーポレイテッド
発明者: ケルシー,スティーブン・エム

出願 2012-208489 (2012/09/21) 公開 2013-014611 (2013/01/24)

【要約】【課題】プラチナ耐性ガンの新規な治療法の提供。【解決手段】HERの二量体化を効果的に阻害するHER2抗体とゲムシタビンとの組み合わせを用いて、プラチナ耐性の卵巣ガン、原発性腹膜ガン、または卵管ガンを処置する方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013014611/