バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

STAP問題 冷凍庫に「ES」容器

2014年06月17日 | NEWSクリッピング
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが使っていた研究所内の冷凍庫から「ES」と書かれたラベルを貼った容器が見つかり、中の細胞を分析したところ、共同研究者の若山教授の研究室で保存されていたSTAP細胞を培養したものだとする細胞と遺伝子の特徴が一致したとする分析結果がまとまっていたことが分かりました。NHK News web.,2014年6月16日

脊髄損傷の新薬、臨床試験へ 細胞再生効果に期待 慶大

2014年06月17日 | 医療 医薬 健康

 慶応大は16日、脊髄(せきずい)損傷の新しい治療薬の臨床試験(治験)を6月中にも始めると発表した。細胞の再生を促す働きがあるHGF(肝細胞増殖因子)というたんぱく質から作った薬を使う。HGFによる脊髄損傷の治験は国内初という。

 同大によると、新たに脊髄損傷になる患者は日本で年間約5千人。交通事故やスポーツ外傷などが原因となる。リハビリ以外に有効な治療法はなく、薬による治療が期待されている。

 治験を実施するのは、同大の中村雅也准教授(整形外科)らのグループ。傷を負ったばかりの比較的重い患者が対象。目標人数は20歳以上75歳未満、傷を負ってから60時間以内の患者で、同大以外の二つの医療機関で計48人という。朝日新聞(Web版)2014年6月16日

iPS細胞の研究の発展に貢献か:細胞1個を正確に飛ばす、インクジェット技術はエレから医療へ

2014年06月17日 | 細胞と再生医療
 ピエゾ方式インクジェット技術を、医療やバイオテクノロジーの分野に応用する試みが始まっている。水を吐出できない、ヘッドが洗浄できないといった理由で医療やバイオ分野では普及してこなかったが、マイクロジェットはこうした課題に応える製品を開発している。
[村尾麻悠子,MONOist/EE Times Japan]

臨床向けiPS、培養が順調に進展 理研、今夏にも移植手術

2014年06月17日 | 細胞と再生医療
 理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーは5日までに、iPS細胞を使い目の難病患者を治療する世界初の臨床研究について、細胞の培養などの準備が順調に進んでいることを明らかにした。選んだ患者6人のうち、最初の1人から皮膚細胞を採取してiPS細胞を作り、安全性などを確認中。今夏にも移植手術を実施できる見通しという。

 臨床研究の対象は失明する恐れがある「加齢黄斑変性」の患者。今後は安全だと確認したiPS細胞を、目の網膜細胞に成長させた後にシート状に加工し、移植に備える。移植によって病気の進行を止めたり、物がゆがんで見える症状を改善できたりする可能性があると期待されている。

 高橋プロジェクトリーダーらは先端医療センター病院(神戸市)などと共同で昨年8月から臨床研究を開始。患者の選定や皮膚細胞の採取などを進めてきた。日経ニュース(Web版)2014/6/5



九州大ら iPS細胞誘導時におけるテロメアテロメラーゼ逆転写酵素の重要性を明らかに

2014年06月17日 | 細胞と再生医療

多能性獲得のリプログラミングメカニズム解明に一歩

九州大学は6月6日、同大大学院医学研究院 応用幹細胞医科学部門 ヒトゲノム幹細胞医学分野の永松剛助教らの研究グループが、iPS細胞誘導時におけるテロメアテロメラーゼ逆転写酵素(TERT)の重要性を解明したと発表した。医療ニュース 2014年06月15日