バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

<STAP問題>マウスめぐる「疑惑」 小保方さんが「反論コメント」発表(全文)

2014年06月18日 | NEWSクリッピング
弁護士ドットコム 6月18日(水)14時31分配信

STAP細胞の論文不正をめぐる問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが作ったとされる「STAP細胞」のもとになったマウスの由来に疑義が生じている。この点について、論文の共著者の一人である若山照彦・山梨大学教授は「僕の研究室のマウス由来ではない」と発表したが、小保方晴子リーダーは6月18日、それに反論するコメントを発表した。 Yahooニュース 2014年6月18日




STAP細胞騒動を振り返る

2014年06月18日 | 医療 医薬 健康
関 由行
2014/05/13

STAP細胞は簡単にできないという結論が出たので、これまでの経緯を振り返ろうと思う。
最初論文を読んだ時、まず目に留まったのは共著者の豪華さである。多能性幹細胞(丹羽)、神経発生(笹井)、胚操作(若山)、STAP細胞の多能性を評価するために世界でも屈指の研究者が名を連ねていた。今回の論文のようにいわゆる『派手』な論文はこれまでにいくつもNatureやCellに報告されている。MAPC(骨髄由来多能性幹細胞)や新生卵子(骨髄由来の細胞が新たな卵を産出する)などがその例である。これらの仕事は、結局その後他の研究室で再現が取れず、現在はほぼ消えてなくなっている。しかしながら、STAP論文の共著者である丹羽氏、若山氏はこれまで再現性の高い数多くの論文を報告していたため、私自身も完全に信じきってしまった。
https://note.mu/yseki/n/n406f23a41261

STAP細胞由来幹細胞の正体は既存幹細胞なのか?

関 由行
2014/06/17

昨日若山さんの会見があり、小保方さんが作製したSTAP細胞を用いて作製されたSTAP幹細胞は、若山研に存在したマウスから作製することが不可能であること、すなわち、STAP幹細胞はES細胞の可能性が高いことが判明しました。マウスの系統の違いやGFPの挿入位置については主要メディアによって報じられているので、会見内の質疑応答によって明らかとなった新事実を紹介したいと思います。
https://note.mu/yseki/n/nd0e40ff7cd26

B型肝炎、変わる常識

2014年06月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
B型肝炎、変わる常識
母子対策だけでは防げず
怖い再活性化

20140617honki.jpg 母から子への感染を徹底して予防すれば制圧可能と考えられていたB型肝炎をめぐる常識が変わってきた。大人が感染した場合も慢性肝炎になる恐れが明らかになったほか、「治った」と思われていた人たちが別の病気の治療をきっかけに、死亡率が高い劇症肝炎になる例があることも判明した。専門家は「ワクチンの接種方式をはじめ、B型肝炎対策を見直す必要がある。検討を急ぐべきだ」と指摘している。 共同通信47news.,2014.06.17

DeNA、なぜ遺伝子解析参入?

2014年06月18日 | 医療 医薬 健康
DeNA、なぜ遺伝子解析参入?低迷脱し3度目の飛躍なるか?相次ぐ市場参入で競争激化
文=和島英樹/日経ラジオ記者

ディー・エヌ・エーが入居する渋谷ヒカリエ(「Wikipedia」より/Momotarou2012)
 東証1部市場に上場している交流サイト(SNS)大手のディー・エヌ・エー(DeNA、証券コード2432)が先ごろ、個人向けの遺伝子解析サービスに参入すると発表した。このところ、業績が低迷しているだけに、成否が注目される。Business Journal.,2014-06-17

厚生労働大臣の定める「評価療養」及び「選定療養」とは

2014年06月18日 | ビジネス 政策
厚生労働大臣の定める「評価療養」及び「選定療養」とは
 健康保険法の一部を改正する法律(平成18年法律第83号)において、平成18年10月1日より、従前の特定療養費制度が見直しされ、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な「評価療養」と、特別の病室の提供など被保険者の選定に係る「選定療養」とに再編成されました。
 この「評価療養」及び「選定療養」を受けたときには、療養全体にかかる費用のうち基礎的部分については保険給付をし、特別料金部分については全額自己負担とすることによって患者の選択の幅を広げようとするものです。厚労省 政策について 2014-06