バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

妊娠高血圧症候群モデル動物とその治療方法

2014年06月23日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2011/055087 国際出願日 : 2011年3月4日
国際公開番号 : WO2011/108711 国際公開日 : 2011年9月9日
出願人 : 岡部 勝 外2名 発明者 : 岡部 勝 外3名

臨床実態に近い妊娠高血圧症候群等の疾患のモデル動物及び当該モデル動物の製造方法、当該モデル動物を用いた妊娠高血圧症候群等の疾患の治療剤の候補化合物のスクリーニング方法、及び妊娠高血圧症候群等の疾患の治療剤を提供するため、レンチウイルスベクターを用いて、マウス胎盤においてヒトsFLT1を特異的に発現させる非ヒト動物の作成を試みた。その結果、当該モデル動物が妊娠中に高血圧症と、胎盤機能不全、子宮内胎児発育遅延、糸球体硬化症、タンパク尿を示し、その症状が分娩後に改善するという、ヒトの臨床実態にきわめて近い症状を示すことがわかった。さらに、このモデル動物にプラバスタチンの投与を試みたところ、sFLT1に拮抗する胎盤由来増殖因子(PlGF)の活性化により、妊娠高血圧症候群等の疾患が改善されることを見出した。 Google Patent.,WO 2011108711 A1

コレステロールの生合成を抑制するために用いられる組成物

2014年06月23日 | 医療 医薬 健康

号 : 特許出願2010-140927 出願日 : 2010年6月21日
公開番号 : 特許公開2012-1523 公開日 : 2012年1月5日
出願人 : 国立大学法人東北大学 発明者 : 佐上 博

【課題】 生体内物質を有効成分とする、コレステロールの生合成を阻害する作用を有する組成物を提供すること
【解決手段】 ドリコイン酸またはその前駆体が、コレステロールの生合成を抑制する作用を有し、血中コレステロール値を低下させるための医薬や飲食品などの組成物として極めて有用であることを見出した。 Google Patent WO 2011162234 A1


アトルバスタチン含有医薬錠剤

2014年06月23日 | 医薬工学 製剤 DDS

国際出願番号 : PCT/JP2011/058279 国際出願日 : 2011年3月31日
国際公開番号 : WO2012/042951 国際公開日 : 2012年4月5日
出願人 : アステラス製薬株式会社 発明者 : 早川 佳之 外14名

アトルバスタチンの口腔内における不快な味の低減(服用コンプライアンス)し、かつ消化管内における速やかな分散性・溶出性を有する医薬錠剤、とりわけ口腔内崩壊錠を提供する。
本発明の医薬錠剤は、アトルバスタチン又はその製薬学的に許容される塩、及びグリチルリチン酸又はその製薬学的に許容される塩を含有してなる。 PDF 特許明細書WO2012/042951 

武田薬品、前立腺がん薬開発を日米欧で中止

2014年06月23日 | 癌 ガン がん 腫瘍

 武田薬品工業は前立腺がん薬「TAK―700」(開発コード)の開発を日本と米国、欧州で中止することを決めた。国際共同臨床第3相試験の結果、主要評価項目である全生存期間について統計的に有意な改善を示すことができなかった。本件による2015年3月期の連結業績予想に変更はないとしている。
 同剤の第3相試験は10年11月から行われていた。武田薬品は前立腺がん薬の既存製品「リュープリン」(国内製品名)を持つが、これは注射剤であることから経口投与可能なTAK―700の市場投入が期待されていた。日刊工業新聞 2014年06月23日


セフェム化合物

2014年06月23日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2005-501847 出願日 : 2003年10月27日
公表番号 : 特許公表2006-506459 公表日 : 2006年2月23日
出願人 : アステラス製薬株式会社 外1名 発明者 : 大木 秀徳 外9名


本発明は、式[I]:
【化1】


(式中、
R1は、低級アルキル、ヒドロキシ(低級)アルキルもしくはハロ(低級)アルキル、及び
R2は、水素もしくはアミノ保護基、又は
R1とR2は、一緒に結合して低級アルキレン又は低級アルケニレンを形成する;
R3は、水素又は低級アルキル;
R4は、
【化2】



R5は、カルボキシ又は保護されたカルボキシ;及び
R6は、アミノ又は保護されたアミノである)
の化合物又は医薬として許容されるその塩、式[I]の化合物の製造方法、及び医薬として許容される担体と共に、式[I]の化合物を含有する医薬組成物に関する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

アトルバスタチン含有医薬錠剤

2014年06月23日 | 医薬工学 製剤 DDS

国際出願番号 : PCT/JP2011/058279 国際出願日 : 2011年3月31日
国際公開番号 : WO2012/042951 国際公開日 : 2012年4月5日
出願人 : アステラス製薬株式会社 発明者 : 早川 佳之 外14名

アトルバスタチンの口腔内における不快な味の低減(服用コンプライアンス)し、かつ消化管内における速やかな分散性・溶出性を有する医薬錠剤、とりわけ口腔内崩壊錠を提供する。
本発明の医薬錠剤は、アトルバスタチン又はその製薬学的に許容される塩、及びグリチルリチン酸又はその製薬学的に許容される塩を含有してなる。Google Patent., WO 2012053630 A1



変異アンドロゲン受容体拮抗薬

2014年06月23日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2011/074261 国際出願日 : 2011年10月21日
国際公開番号 : WO2012/053630 国際公開日 : 2012年4月26日
出願人 : アステラス製薬株式会社 発明者 : 出山 行孝 外11名

【課題】本発明の課題は、アンドロゲン受容体変異を伴う前立腺癌の治療に有用な新規抗癌薬の提供である。
【解決手段】本願発明者は、従来の抗アンドロゲン薬が無効となる、変異アンドロゲン関連疾患について鋭意研究した結果、本発明の医薬組成物の有効成分である化合物がヒト変異アンドロゲン受容体(AR)において転写活性化阻害作用を示し、またヒト前立腺癌細胞担癌マウスにおいて優れた抗腫瘍作用を有することを知見し、本発明を完成させた。故に、本発明の医薬組成物の有効成分である化合物は、前立腺癌をはじめとする、一連のアンドロゲン受容体が関与する疾患に対して有用である。 Google Patent.,WO 2012053630 A1

脂溶性の測定方法

2014年06月23日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物

国際出願番号 : PCT/JP2011/080018 国際出願日 : 2011年12月26日
国際公開番号 : WO2012/090909 国際公開日 : 2012年7月5日
出願人 : アステラス製薬株式会社 発明者 : 溝口 亮 外1名

本発明の課題は、幅広い物質の脂溶性を迅速かつ正確に測定する方法を提供することである。
疎水性溶媒と親水性溶媒の比を変えた複数の溶媒を用いて脂溶性を測定することにより、幅広い範囲の物質の脂溶性を正確かつ迅速に測定できる。Google Patent.,WO 2012090909 A1


薬剤耐性菌の弱点を特定、強固な外膜の構築阻止へ前進 研究

2014年06月23日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
【6月20日 AFP】抗生物質が効かない耐性菌の強固な細胞壁に弱点を発見したとの研究が18日、英科学誌ネイチャー(Nature)電子版に発表された。拡大する耐性菌問題を解決する糸口になるかもしれない。

「グラム陰性菌」と呼ばれる細菌の一群は、脂質を基盤とする不浸透性の細胞壁外膜を持ち、このため抗生物質やヒト免疫システムに対する耐性が強い。外膜を取り除けば細胞はもろくなり死滅することが知られている。 AFP BB News.,2014年06月20日