バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

3D印刷、生物医学への応用普及に期待

2014年06月05日 | 医療 医薬 健康

世界3D印刷技術産業連盟秘書長の羅軍氏は4日開かれた、2014年青島世界3D印刷技術産業大会の記者会見で、「3D印刷による骨の修復、歯の印刷といったケース・バイ・ケースの応用が、今後さらに普及していく」と述べた。科技日報が伝えた。

羅氏は、「歯には個人差があり、患者の骨の損傷の程度もそれぞれ異なっている。3D印刷技術は、紛れもなく最良の選択肢だ。3D印刷技術は全体的に見て、一種の製造技術だ。伝統的な製造技術と比べ、3D印刷は個性化・複雑化された、高難度の技術の需要を満たす」と指摘した。人民網日本語版 2014年06月05日

中国人が新型細菌を発見、ハルビンアシネトバクターと命名

2014年06月05日 | 医療 医薬 健康
ハルビン工業大学が3日に発表した情報によると、同校市政学院教授の李偉光氏が率いる研究チームは低温選別の手段により、2度の低温環境下で成長する1株の新型従属栄養硝化細菌を発見した。国際的な命名の法則に基づき、この新細菌は「ハルビンアシネトバクター」と名付けられた。この発見は、低温水源アンモニア窒素処理の新技術の開発にとって、重要な理論的意義と実用の価値を持つ。科技日報が伝えた。人民網日本語版 2014年06月05日


成人糖尿病患者のES細胞からインスリン生成細胞作製、国際研究

2014年06月05日 | 細胞と再生医療
クローン技術を用いて糖尿病患者の女性の遺伝子を持つ胚性幹細胞(ES細胞)を作製し、それをインスリンを生成するβ(ベータ)細胞に変えることに成功したとの研究論文が、28日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。このベータ細胞によって、患者の糖尿病が治る日が来るかもしれない。

 米国とイスラエルの国際研究チームは、病気の治療に使用するための「個人に特化した幹細胞」作製方法を模索する上で重要な関門を突破したと報告した。AFP BB News2014年04月30日