バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

軟骨疾患治療薬のスクリーニング方法および軟骨疾患治療用改変軟骨細胞

2014年06月24日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2011-121788 出願日 : 2011年5月31日
公開番号 : 特許公開2012-244979 公開日 : 2012年12月13日
出願人 : 国立大学法人京都大学 発明者 : 妻木 範行 外1名

【課題】軟骨の分化に関与する分子を見出し、軟骨疾患治療薬のスクリーニング方法を提供することを課題とする。また、軟骨疾患の治療に利用可能な改変軟骨細胞を提供すること。
【解決手段】軟骨量を増大させる作用および/または軟骨細胞分化を正常化させる作用を有する物質のスクリーニング方法であって、塩誘導性キナーゼ3を使用することを特徴とする方法、および、軟骨量が減少する病気および/または軟骨の成長が障害される病気の改善のために利用する、塩誘導性キナーゼ3遺伝子の発現もしくは機能が抑制または増強されている改変軟骨細胞。ekouhou 特許公開・明細書

ドーパミン産生神経の分化誘導用の細胞培養基材

2014年06月24日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2011-118849 出願日 : 2011年5月27日
公開番号 : 特許公開2012-246249 公開日 : 2012年12月13日
出願人 : 国立大学法人京都大学 外1名 発明者 : 岩田 博夫 外2名

【課題】ドーパミン産生神経を効率よく分化誘導できる新規な手段を提供すること。
【解決手段】本発明のドーパミン産生神経の分化誘導用の細胞培養基材は、神経幹細胞、神経前駆細胞及び神経細胞を接着する細胞接着性ポリペプチドと、神経幹細胞のドーパミン産生神経への分化を誘導する少なくとも1種の分化誘導因子とが表面に固定化された支持体を含む。該基材によれば、グリア系細胞の混在量が極めて少なく、ドーパミン産生神経細胞が従来法よりも高い割合で含まれる、高純度のドーパミン産生神経細胞集団を得ることができる。ekouhou 特許公開・明細書


ピリミドベンゾチアジン-6-イミン誘導体またはその塩を含有するウイルス感染症の治療

2014年06月24日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2012-50334 出願日 : 2012年3月7日
公開番号 : 特許公開2012-250973 公開日 : 2012年12月20日
出願人 : 富士フイルム株式会社 外1名 発明者 : 前田 英樹 外7名
発明の名称:ピリミドベンゾチアジン-6-イミン誘導体またはその塩を含有するウイルス感染症の治療および/または予防のための薬剤

【課題】ウイルス感染症の治療および/または予防のための薬剤として新規な薬剤の提供。
【解決手段】下記の一般式(I):


[式中、Xは窒素原子またはC-R4を表し;R1、R2、R3、およびR4は、それぞれ独立に水素原子、炭素数1~6のアルキル基、炭素数2~6のアルケニル基、炭素数2~6のアルキニル基、炭素数1~6のアルコキシ基などを表し;R2およびR3、またはR3およびR4は架橋していてもよく;R5は置換基を有していてもよい炭素数1~5の直鎖のアルキレン基を表し、前記アルキレン基上の置換基は互いに結合して環構造を形成していてもよい]で表される化合物、またはその塩を有効成分として含む、C型肝炎ウイルス感染症を除くウイルス感染症の治療および/または予防のための薬剤。ekouhou 特許公開・明細書

膀胱ガン診断用組成物及び方法

2014年06月24日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2011-135516 出願日 : 2011年6月17日
公開番号 : 特許公開2013-67 公開日 : 2013年1月7日
出願人 : 東レ株式会社 外1名 発明者 : 宮野 敦子 外8名

【課題】膀胱ガンの診断のための組成物および方法を提供する。
【解決手段】特定の塩基配列、もしくは該塩基配列においてuがtである塩基配列、を含むポリヌクレオチド、その変異体、その誘導体又は19以上の連続した塩基を含むその断片、或いは、それらに相補的な塩基配列を含むポリヌクレオチドを用いて膀胱ガンを診断するための組成物、キット、DNAチップ、並びに方法。ekouhou 特許公開・明細書

H7N9型 来月にも臨床試験開始

2014年06月24日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

中国で去年から感染が相次いでいるH7N9型の鳥インフルエンザについて、厚生労働省は、世界的な大流行が起きた場合に備えて、早ければ来月にもワクチンを開発するための臨床試験を始める方針です。

H7N9型の鳥インフルエンザは、去年3月以降、中国の東部を中心にヒトへの感染が相次ぎ、WHO=世界保健機関によりますと、ことし3月までに394人の感染が確認され、このうち118人が死亡しています。
厚生労働省は、H7N9型のインフルエンザウイルスがヒトからヒトに持続的に感染するようになれば、世界的な大流行が起きる可能性があるとして、国内の製薬会社と協力してワクチンの開発を進めていて、24日に専門家会議を開き、今後の方針を協議しました。その結果、これまでに行った動物実験で一定の有効性と安全性が確認できたとして、ヒトでの臨床試験に入ることが承認されました。これを受けて厚生労働省は、早ければ来月末にも、臨床試験を始める方針です。
H7N9型の鳥インフルエンザのワクチンを巡っては海外でも開発が進められていますが、成功したという報告はなく、厚生労働省は「ヒトへの有効性と安全性を慎重に見極めながら、できるだけ早く開発を進めていきたい」としています。NHK News web.,2014年6月24日

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2014年06月24日 | 生命科学 生物誌
国立遺伝学研究所

DNAを運ぶ染色体は、細胞分裂のたびに新たな細胞へと正確に分配されていきます。染色体分配に異常がおこると、細胞に様々な問題がおきます。がんを始めとする各種遺伝性疾患の多くは、染色体の分配不全が原因でおきています。したがって、染色体分配についての研究は、基礎生物学の知識探求としてだけでなく、医科学的にも重要な課題です。
 この染色体分配に重要な働きを担うのがセントロメアです。セントロメアは染色体の中央部に存在し、染色体が引っ張られるための足場として働いています。正確な染色体分配がおこるためには、染色体のある一カ所にセントロメアが形成されなければなりません。しかしながら、セントロメアはどのように形成されるのかと言うメカニズムは不明であり、世界中の研究者が熱心に探究してきました。
http://www.nig.ac.jp/Research-Highlights/1468/1527.html

白血病薬研究に重大過失 個人情報保護法違反と東大調査委

2014年06月24日 | NEWSクリッピング
 製薬会社ノバルティスファーマ(東京)の白血病治療薬を使い、東京大病院の医師らが行った臨床研究にノ社の社員が不適切に関与した問題で、東京大の調査委員会は24日、個人情報保護法や国の倫理指針に違反する重大な過失があったとする最終報告を公表した。
 問題になったのは、ノ社が販売する薬タシグナなどの副作用に関する「SIGN(サイン)」と呼ばれる研究で、血液・腫瘍内科の黒川峰夫教授が責任者を務めている。徳島新聞 2014/6/24

中国製人工椎間板の開発に成功、欧米の独占を打破

2014年06月24日 | 医療 医薬 健康

 中国は頚椎外科の分野で新たな進展を実現した。四川大学華西病院が18日に発表した情報によると、初の国産頚椎人工椎間板を使った手術が10日に行われた。これにより同分野における欧米の独占が打破された。中国新聞網が伝えた。人民網日本語版 2014年06月23日


聯想持ち株集団 医療産業に進出

2014年06月24日 | 医療 医薬 健康

聯想集団(レノボ)の持ち株会社である聯想持ち株有限公司はこのほど、アルコール産業や農業に進出したのに続き、10億元(160億元)を超える資金を投入して拝爾口腔医療集団と戦略的投資合意を締結し、医療産業に進出したことを明らかにした。同公司の朱麗南総裁(社長)によると、投資によって拝爾口腔は聯想持ち株の重要なコア資産になり、社名を拝博口腔医療集団に変更するという。人民日報が伝えた。(編集KS)人民網日本語版 2014年06月23日


理研の施設 実験用マウスを誤って提供

2014年06月24日 | 医療 医薬 健康
17時41分

理研の施設 実験用マウスを誤って提供



研究機関に遺伝子を組み換えた実験用のマウスを提供している理化学研究所の茨城県つくば市にある施設が、誤って注文とは異なる遺伝子の組み換えを行ったマウス合わせて178匹を提供していたことが分かりました。

注文とは異なるマウスを提供していたのは、つくば市にある理化学研究所のバイオリソースセンターです。 NHK News web.,2014年6月23日