バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ジェネリック医薬品推進 誤解も多く啓発へ 千葉県がアンケート、課題探る

2014年03月30日 | 医のかたち(教育 政策 行政)

 ジェネリック(後発)医薬品を使ったことがある千葉県民は7割近くに上る一方で、使ったことがない人の半数は「医師や薬剤師から勧められなかった」ことが、県が実施したインターネットアンケートで分かった。「(先発医薬品と)効果が異なる」「安全性に不安がある」など依然、誤解も多かった。普及拡大に取り組む県は「まだまだ啓発が足りない」とし、高齢者や医療関係者へのアプローチをさらに図る考え。

 厚生労働省が策定したロードマップはジェネリック医薬品の数量シェアを2018年3月末までに「60%以上」とする目標を設定。昨年9月現在の全国の数量シェアは47・2%。本県は48・1%となっている。ちばとぴ 2014年03月30日


HIV抗体検査の受診者にB型肝炎の検査キットを使用

2014年03月30日 | 医療 医薬 健康
 昨年の秋、名古屋市の保健所がエイズウイルス(HIV)抗体検査を受けた男性に対して、過って「陽性」と通知をしたニュースがありましたが、今度は大分市の保健所が、HIV抗体検査の受診希望者10人に対して、過ってB型肝炎ウイルスの検査キットを使用して、その場で受診者に結果を伝えていたと発表しました。
医療・医学ニュース
http://medical-today.seesaa.net/article/181267467.html

加齢黄斑変性の発症に関与する遺伝子を発見:九大グループ

2014年03月30日 | 医療 医薬 健康
網膜の中心部にある黄斑は「ものを見る」機能の中心的な役割を果たしていますが、この黄斑の異常で視力が低下する「加齢黄斑変性」の発症に関係する遺伝子を、九州大の研究グループが発見、研究成果を米科学誌「ネイチャー・ジェネティクス(電子版)」に公開しました。医療・医学ニュース 2014-03

高齢化進む「冠動脈バイパス手術」 80歳以上が1割超

2014年03月30日 | 加齢 老化制御
 心臓手術を受ける高齢者が増えている。70歳以上が全体の5割を占め、80歳以上でも1割を超えていることが、日本冠動脈外科学会の調査でわかった。

 同学会が、心臓血管外科のある全国約330病院を対象に、主要な心臓手術である「冠動脈バイパス手術」の実施状況を調べた。この手術は、狭心症などの治療で、心臓の冠動脈に別の血管をつなぎ合わせて血液の流れをよくすることを目的にしている。

 調査結果によると、2012年にこの手術を受けた約9千人のうち、80歳以上が10・9%で過去最高を更新した。1割を上回ったのは2年連続。00年の4・3%から増え続けている。70歳以上では12年が50・4%で00年は39・3%だった。朝日新聞(Web版)apital.,2014年3月29日


STAP細胞騒動から考える「科学論文とは?」

2014年03月30日 | 生命科学 生物誌
過日、「小中学生向けに研究不正についての解説」というテーマで某紙の取材を受けました。いろいろと説明している間に、「そもそも小中学生には<論文>がどんなものかわからないので、そこからお願いします」ということになって、それなら拙ブログにもきちんと書いておこうと考えた次第。「論文不正はあかん!」という話を研究指導者がする際にも、ちょっと役立つ小ネタかなと……。BLOGOS.,2014-03-29