バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

STAP細胞論文 単純ミスはるかに超える 分子生物学会が声明

2014年03月11日 | 医療 医薬 健康
 STAP細胞の論文に関して日本分子生物学会(理事長・大隅典子東北大教授)は11日、「多くの作為的な改変は、単純ミスの可能性をはるかに超えている」と、理化学研究所に迅速な対応を求める声明を公表した。

 学会は「データ自体に多くの瑕疵(かし)がある」「多くの科学者の疑念を招いている」と指摘。理研がSTAP細胞の詳しい作製法を公開したことも「新たな疑義を生じさせ、社会的にも著しい混乱を招いている」と批判した。

 理研に対して、論文の基となった生データの即時公開や、論文の撤回や再投稿を含む適切な対応を求めている。学会は3日にも理研に迅速な調査結果の公表を求める声明を出していた。MSN産経ニュース 2014.3.11

<STAP細胞>「申し訳ない」若山教授に小保方さんが返信

2014年03月11日 | NEWSクリッピング

 新しい万能細胞「STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)」の論文について、共著者に論文を取り下げるよう提案した若山照彦・山梨大教授は11日、呼びかけのメールを送った小保方晴子・研究ユニットリーダーら理化学研究所に所属する共著者3人からそれぞれ返信があったことを記者会見で明らかにした。小保方さんの返信には、「申し訳ない」と迷惑をかけたことへの謝罪とともに、若山教授が真剣に対応を検討していることへの感謝の言葉が含まれていたという。毎日新聞yahoo news., 3月11日


免疫調節活性を有するタンパク質及び免疫疾患治療剤

2014年03月11日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP99/01643 国際出願日 : 1999年3月30日
国際公開番号 : WO99/51633 国際公開日 : 1999年10月14日
出願人 : 株式会社日清製粉グループ本社 発明者 : 藤田 紘一郎 外2名
免疫調節活性を有するタンパク質及び免疫疾患治療剤
下記式(1)で表される免疫調節活性を有するタンパク質を提供する。X-Y-Z (1)(式中、Xは配列番号1または2に記載のアミノ酸配列を表し、YおよびZは存在しないかまたは配列番号1もしくは2に記載のアミノ酸配列を表す)。上記タンパク質は蠕虫由来であり、免疫調節活性を有するため、各種免疫疾患の治療剤として使用することができる。また、上記のタンパク質は、非特異的にIgEの産生を促進する活性を有するため、各種アレルギー性疾患の治療にも使用することができる。

STAP論文:理研、14日に経過報告

2014年03月11日 | NEWSクリッピング
 新たな万能細胞「STAP細胞=刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得細胞」の作製を報告した日米共同研究チームの論文に多くの疑問が寄せられている問題で、実験を主導した小保方晴子・研究ユニットリーダーが所属する理化学研究所は11日、外部の専門家も交えた調査委員会による調査の経過報告を14日に公表する方針を明らかにした。毎日新聞 2014年03月11日


STAP論文:下村文科相「改めて提出を希望」

2014年03月11日 | NEWSクリッピング
 新たな万能細胞「STAP細胞=刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得細胞」の作製成功を発表した日米研究チームの論文に多数の疑問点が指摘されていることを受け、理化学研究所に所属する著者らが、米科学誌ネイチャーに掲載された論文(1月30日付)について取り下げの検討を始めた。下村博文文部科学相も11日の閣議後記者会見で「共同研究者の同意が得られれば、疑義の問題を払拭(ふっしょく)して、改めて出すことを希望する」と話し、取り下げの方針を支持した。文科省によると、理研の調査委員会の了承が得られれば、14日にも経過報告の会見をするという。毎日新聞 2014年03月11日

STAPとiPS細胞に生まれた不幸な誤解を解く

2014年03月11日 | 細胞と再生医療

 “夢の万能細胞”STAP細胞を巡る騒動もやっと終息に向かい始めた。2014年3月5日、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)が、再現性が疑われていたSTAP細胞樹立に必要なコツをやっと公開(STAP細胞の研究成果について)、この混乱を収める第一歩を歩みだした。 日経メディカル オンライン 2014年3月11日

万能「STAP細胞」自滅!?共同研究者が論文取り下げ…「もう自信がない」

2014年03月11日 | 医療 医薬 健康
「信じたいが、これだけデータの間違いが出てくると、信じ続けることが難しい」

画期的な発見と世界を驚かせたSTAP細胞の信頼性がにわかに揺らいできた。きのう10日(2014年3月)、共同研究者で論文執筆者の1人である若山照彦・山梨大学教授が記者会見でこのように語り、論文を取り下げるよう呼び掛けた。J-Cast.,2014/3/11

「寄生虫博士」を書類送検 薬事法違反ほう助の疑いで

2014年03月11日 | 医療 医薬 健康
 がんの効能をうたって健康食品を販売していたとして会社社長(48)が2月に逮捕された薬事法違反事件で、神奈川県警は11日までに、医療機関に置かれた無料誌に紹介記事を書いていたとして、東京医科歯科大の藤田紘一郎名誉教授(74)を同法違反(無許可販売)ほう助の疑いで書類送検した。

 藤田名誉教授は寄生虫学などが専門で「寄生虫博士」と呼ばれ、「笑うカイチュウ」などの著書やテレビ出演も多い。取材に対し「他の医者の論文を参考に記事を書いた。深く反省している」と話している。日経ニュース(Web版) 2014/3/11

代謝および抗酸化系制御による多剤耐性菌治療薬の開発

2014年03月11日 | 医療 医薬 健康
フレミングのペニシリン開発以来、抗菌剤と耐性菌の出現はイタチごっこともいうべき状態である。また現在世界的な多剤耐性アシネトバクタ、カルバペネム耐性グラム陰性菌、キノロン耐性菌の拡散はよく知られるようになり、新規抗菌治療薬開発速度の低下とともに感染症による医療における救命が困難になることが予想されている。このような背景のもと、従来の抗菌剤作用とことなる新たな抗菌作用薬を開発する必要性が生じている。東大UCR Proposal., 2014年03月10日