バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

発育鶏卵を用いた天然/合成化合物のin vivo薬理活性評価法

2014年03月04日 | 創薬 生化学 薬理学
 本技術は、マウス・ラットに比べて安価で、個体差・実験誤差が小さく、倫理的問題が非常に少なく、アレルギー性が低く、動物舎等の特別な施設を必要としない動物個体である発育鶏卵(孵卵中の受精鶏卵)を用い、種々のin vivo薬理活性を評価できる動物実験技術である。
 これまでに構築した抗がん剤・放射線増感剤/防護剤・血管新生阻害剤・抗酸化剤・温熱増感剤に対するin vivo薬理活性評価系を用いて、種々のサプリメントや医薬品候補化合物のスクリーニングが可能であり、同時に鶏胎児に対する毒性試験や薬物動態解析も評価できる。JST Technical Eye


シャーガス病(顧みられない熱帯病)の治療法に新たな光

2014年03月04日 | 医療 医薬 健康
~アンチセンス核酸を用いた寄生虫症治療の可能性~

本研究成果のポイント
・中南米で流行し突然死を引き起こす原虫症、シャーガス病はこれまで特効薬がなかった
・病原体クルーズトリパノソーマのイノシトール3リン酸受容体(IP3R)を標的とするアンチセ ンス核酸を用いて、原虫の宿主細胞への侵入を抑制することに成功した
・アンチセンス核酸を用いた新たなシャーガス病治療法の開発が期待される
   (独)理化学研究所 プレスリリース 2014-02-28


STAP問題、学会「憂慮」=理研理事長「早く調査結果公表」

2014年03月04日 | 医療 医薬 健康
 理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーらが英科学誌ネイチャーに発表した新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」論文に不自然な画像があると指摘されている問題で、日本分子生物学会の大隅典子理事長(東北大教授)は3日、「本学会として大変憂慮している」との声明を発表した。
 声明は理研に対し、「可能な限り迅速に状況の正確な報告を公表するとともに、今後の規範となるような適切な対応を取ることを期待する」としている。Yahoo News(時事).,2014年3月3日


関係者たちが固唾を呑む「STAP細胞」捏造報道

2014年03月04日 | NEWSクリッピング
小保方晴子さんにかけられた「疑惑」 賢者の知恵
2014年03月03日(月) 週刊現代

なぜ、こんなことになったのか。世界が将来の発展に期待した、新万能細胞STAP細胞。うら若き開発者である小保方晴子さんの論文に、次々と疑義が呈されている。劇的な名誉挽回はあるのか。現代ビジネス(Online) 2014-03-09