バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規なβ−ガラクトシド−α2,6−シアル酸転移酵素

2014年03月27日 | 糖鎖生化学
新規なβ−ガラクトシド−α2,6−シアル酸転移酵素、それをコードする遺伝子およびその製造方法

出願人: 日本たばこ産業株式会社
出願 JP2006315850 (2006/08/10) 公開 WO2007105321 (2007/09/20)

【要約】本発明は、高い生産性および/または高い活性を有する新規なβ−ガラクトシド−α2,6−シアル酸転移酵素および当該シアル酸転移酵素をコードする核酸を提供する。本発明はまた、当該シアル酸転移酵素を生産する微生物を提供する。本発明はさらに、当該シアル酸転移酵素をコードする核酸を含むベクター、および当該ベクターで形質転換した宿主細胞を提供すると共に、組換えβ−ガラクトシド−α2,6−シアル酸転移酵素を製造する方法を提供する。 明細書pdf >> かんたん特許検索





新しいDNA切断方法を開発

2014年03月27日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
-簡単な操作でDNAの切断だけでなく連結も可能-
独立行政法人理化学研究所

遺伝子工学は急速な進歩を遂げ、農作物の品種改良や、新しい薬品の創出など幅広い分野でDNAの組換えが用いられています。そのために必要となるのがDNAを切断し、連結する技術です。理化学研究所 報道発表資料2014年3月20日

iPS細胞で認知症新薬の開発加速 京大と富士フイルム

2014年03月27日 | NEWSクリッピング
 京都大iPS細胞研究所と富士フイルムは27日、アルツハイマー型認知症の新薬の共同研究を始めたと発表した。臨床試験(治験)を進めるのと並行して、患者由来のiPS細胞から神経細胞をつくって薬の働き方を調べ、開発を加速させる狙いという。

 この新薬は、同社のグループ会社が研究する「T―817MA」。国内で近く患者への治験に入る予定。iPS細胞からつくった神経で薬の効き目を示す指標物質を見つけられれば、治療効果が測りやすくなり、承認までの期間を短縮できる可能性があるという。朝日新聞(Web版)2014年3月27日


合成ペプチドアミドおよびその二量体

2014年03月27日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2013-160295 出願日 : 2013年8月1日
公開番号 : 特許公開2013-241447 公開日 : 2013年12月5日
出願人 : カラ セラピューティクス インコーポレイテッド 発明者 : シュタインガート,クラウディオ,ディー. 外7名

【課題】κオピオイド受容体の合成ペプチドアミド配位子に関し、特に、P450CYPの阻害が少なく、脳への浸透が少ないκオピオイド受容体のアゴニストを提供する。
【解決手段】以下の構造の化合物。


前記化合物を含有する医薬組成物。多種多様な疾患および症状に関連する、内臓痛、神経因性疼痛、痛覚過敏などの痛み、IBDおよびIBSなどの症状と関連する炎症、眼および耳の炎症あるいは、掻痒症、浮腫、低ナトリウム血症、低カリウム血症、腸閉塞、咳、緑内障などの他の機能障害および症状など、多種多様な疾患、症状に関連する痛み、炎症の予防および治療のための、前記医薬組成物の使用。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB



出願番号 : 特許出願2009-536344 出願日 : 2007年11月13日
公表番号 : 特許公表2010-510966 公表日 : 2010年4月8日
出願人 : カラ セラピューティクス インコーポレイテッド 発明者 : シュタインガート,クラウディオ,ディー. 外7名

発明の名称 : 合成ペプチドアミドおよびその二量体

本発明は、κオピオイド受容体の合成ペプチドアミド配位子に関し、特に、P450CYPの阻害が少なく、脳への浸透が少ないκオピオイド受容体のアゴニストに関する。本発明の合成ペプチドアミドは、以下の構造
【化1】

に一致する。これらの化合物を含有する医薬組成物は、多種多様な疾患および症状に関連する痛みや炎症を予防および治療する上で有用である。このような治療可能な痛みとしては、内臓痛、神経因性疼痛、痛覚過敏があげられる。IBDおよびIBSなどの症状と関連する炎症、眼および耳の炎症あるいは、掻痒症、浮腫、低ナトリウム血症、低カリウム血症、腸閉塞、咳、緑内障などの他の機能障害および症状が、本発明の医薬組成物で治療可能または予防可能である。 明細書pdf >> かんたん特許検索

「STAP細胞」の存在そのものに疑念 依頼したのと違うマウスの細胞だった!

2014年03月27日 | 医療 医薬 健康
理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダーらが執筆した論文に写真の使い回しや盗用が疑われている問題で、新型万能細胞「STAP細胞」の存在そのものすら危うくなってきた。小保方氏が作成したとされるSTAP細胞の遺伝子を調べたところ、実験には使用しなかったはずのマウスの細胞だったことが2014年3月25日明らかになったからだ。
J-CASTニュース 2014年3月26日

STAP細胞、存在するのか 試料ずさん管理・作製方法混乱…検証難航

2014年03月27日 | NEWSクリッピング

 理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダーらが発表した新型の万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の疑惑は論文の誤りだけでなく、細胞の存在自体が疑問視される事態に発展した。理研や共著者が公表した作製方法も論文と異なるなど混乱が続いており、検証作業は難航しそうだ。産経新聞YahooNews 2014年 3月27日

片倉工業、低カリウムレタス量産 腎臓病患者向け

2014年03月27日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

 片倉工業は苦みのもととなるカリウムの含有量が少ないレタスを量産化する。埼玉県加須市にある同社の自動車部品工場内の空きスペースを利用して栽培し、今秋に出荷を始める予定だ。カリウムの含有量を5分の1程度に減らすことでえぐみが少なくマイルドな味になるという。カリウムの摂取制限がある腎臓病患者などの需要を見込む。日経ニュース(Web版)2014/3/26

急成長する韓国バイオ産業 生産額と輸出額が共に増加

2014年03月27日 | 海外情報

【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は4日、韓国バイオ協会と共に医薬・化学・食品企業など958社を対象に実施した実態調査の結果を発表した。それによると、2012年のバイオ産業の生産規模は7兆1292億ウォン(現在のレートで約6756億円)となり前年比11.5%増加した。
 2008年の約1.5倍の水準。08~12年の年平均増加率は12.1%で、製造業(7.7%)や電子産業(9.7%)を上回った。

 12年の生産規模を分野別にみると、バイオ食品(40.3%)とバイオ医薬(38.1%)が大半を占めた。

 バイオ産業の同年の輸出額は3兆606億ウォンで、前年比11.3%増加した。輸出の割合を品目別にみると、飼料添加物(41.9%)、免疫製剤(10.6%)、食品添加物(7.6%)、ワクチン(6.6%)などの順だった。

 国内市場の規模は5兆6434億ウォンで同8.4%増加した。バイオ産業に対する企業の投資は19.7%増の1兆5455億ウォンを記録した。

 バイオ産業従事者は、研究職1万1284人、生産職1万1924人など合計3万7778人と集計された。 聨合ニュース(韓国).,2014/03/04