バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

「生活空間を除菌」根拠なし…17社に措置命令

2014年03月28日 | NEWSクリッピング


 生活空間でのウイルス除去や消臭、花粉対策に効果があるとの表示には合理的根拠がないとして、消費者庁は27日、二酸化塩素を使った空間除菌剤を販売していた大幸薬品(大阪)や大木製薬(東京)など17社に対し、景品表示法違反(優良誤認など)で再発防止を求める措置命令を出した。

 一度に17社に措置命令を出すのは同庁発足以来、最多。

 対象となった商品は、大幸薬品の「クレベリンゲル」や大木製薬の「ウイルオフバリア」などで、室内に置いて使用する据え置き型、首などにかけて使用する携行型の計25商品。業界関係者によると、市場に出回る空間除菌剤は、17社の商品が多くを占めるという。

 同庁が、表示の根拠を示すデータの提出を求めたところ、密閉空間でのデータだったり、商品よりも高濃度の除菌剤を使用したデータだったりで、同庁は「生活空間での効果の裏付けが確認できなかった」と説明した。2014年3月28日 読売新聞


武田薬品の消化器系新薬 大塚製薬と共同販促

2014年03月28日 | ビジネス 政策
 大塚製薬と武田薬品工業は27日、武田薬品が承認申請中の酸関連疾患治療薬「TAK-438(一般名・ボノプラザンフマル酸塩)」について、国内共同プロモーション契約を結んだと発表した。両社が医薬品販売で本格的に組むのは初めて。武田薬品は自社創製品で大型化を期待する同剤の製品化にあたり、消化器領域で強いプレゼンスを持つ大塚製薬の販路も生かして市場機会の最大化を図る。化学工業日報 2014年03月28日


DHAなど脂肪酸摂取バランス、不安症予防のカギ-精神・神経医療研究センターが発表

2014年03月28日 | 健康・栄養機能性成分
 青魚に多く含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)などの「多価不飽和脂肪酸」(PUFA)の摂取バランスが、恐怖体験の記憶の強さに影響することを、国立精神・神経医療研究センターの研究チームがマウスの実験で突き止めた。「オメガ3系」という種類のPUFAを習慣として多く摂取し、「オメガ6系」という種類のPUFAの摂取量を抑えると、恐怖体験を思い出した時の怖いという感覚が和らぐという。日刊工業新聞 2014年03月27日