バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

微小気泡(マイクロバブル)を、ある条件の超音波照射によって血液中で凝集させ、治療に応用する方法

2014年03月22日 | 癌 ガン がん 腫瘍
超音波による微小気泡の凝集現象を利用した流体内の物質制御法

 本技術は本来、医療用の超音波造影剤である微小気泡(マイクロバブル)を、ある条件の超音波照射によって血液中で凝集させ、治療に応用する方法である。具体的には、超音波照射下の気泡が振動し、2次的な音波の作用力であるBjerknes力が発生することによって凝集体を形成する。  採択課題では、体外から超音波音源を制御し、生体内に局所的超音波音場を生成して腫瘍組織内の血流を阻害し、最終的に血管を塞栓して死滅させる治療法の開発を目的とした。これを工業用に発展させ、流体中の物質制御に応用できると考えられる。J-Store >> Technical Eye


病原体の検査薬創製が可能な金ナノ微粒子への糖鎖導入法

2014年03月22日 | 創薬 生化学 薬理学
 インフルエンザウィルス等の病原体は細胞表面の特定の糖鎖を認識して細胞に結合し、感染が起こる。これら病原体を認識する糖鎖を金ナノ微粒子上に高密度に導入すると「糖鎖クラスター効果」が発現し、病原体を高感度で検出できる『検査薬』となる分子が構築できる。J-Store >> Technical Eye

微細管内の流速測定センサ-血栓検出センサへの応用

2014年03月22日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
 手指などの手術の際に直径1mm程度の微細血管の吻合部に取り付けて血栓発生を検知し、使用後には体外へ容易に抜去できるマイクロ血栓センサを開発した。センサの検出原理は、血栓生成時の血流速の低下を検出するものである。
 本センサは、血管の所定の位置に容易に正確に設置でき、血栓生成を早期に検出できる独創的なものである。設置、撤去が容易であることから、患者と医師の双方の負担を軽減する低侵襲医療の観点からも有用である。また、薄膜形成、フォトリソグラフィおよびエッチングによって多数のデバイスを基板上に一括形成できることから、大量生産にも適した実用性の高いデバイスである。J-Store >> Technical Eye


ギニアで謎の病気発生、6週間で23人死亡

2014年03月22日 | 医療 医薬 健康
西アフリカ・ギニアの保健省は20日、同国南部で正体不明の病気が発生し、6週間で少なくとも23人が死亡したと発表した。病気の正体については、まだ明確な特定には至っていないという。
この病気の症状は、ラッサ熱、黄熱、エボラ出血熱に似ており、感染力は非常に強い

AFP BB News.,2014年03月21日


STAP細胞、小保方論文と異なる作製手順公表

2014年03月22日 | 細胞と再生医療

 【ワシントン=中島達雄】「STAPスタップ細胞」の詳しい作製手順が20日、米ハーバード大系列のブリガム・アンド・ウィメンズ病院(マサチューセッツ州)の研究室のウェブサイトで公表された。

 手順には著者名が記されていないが、研究室には、理化学研究所の小保方おぼかた晴子ユニットリーダー(30)の共同研究者で、英科学誌に載ったSTAP作製論文の撤回を拒否している、チャールズ・バカンティ教授が所属している。読売新聞(web版)2014-03-21



「血糖値下げる漢方薬」で重体 注意を

2014年03月22日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
 海外で、「血糖値を下げる漢方薬」として販売されていた製品を服用した60代の女性が、一時、意識不明の重体になっていたことが分かり、国民生活センターが注意を呼びかけています。

国民生活センターによりますと、去年、東南アジアで「血糖値を下げる漢方薬」として販売されていた製品を日本の60代の女性が服用したところ、血糖値が異常に下がり、一時、意識不明の重体になったということです。NHK News web.,2014年3月21日