バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

分類モデル生成装置、細胞分類装置、インキュベータ、細胞の培養方法及びプログラム

2013年09月24日 | 細胞と再生医療


出願番号 : 特許出願2010-100167 出願日 : 2010年4月23日
公開番号 : 特許公開2011-232051 公開日 : 2011年11月17日
出願人 : 国立大学法人名古屋大学 外1名 発明者 : 本多 裕之 外1名

【課題】安価かつ簡便に、細胞の種類、状態等を確認するための技術を提供する。
【解決手段】分類モデル生成装置は、未知の細胞が撮像された撮像画像である未知属性撮像画像、又は、前記未知属性撮像画像内の細胞を、細胞の形態的な特徴に基づいて属性毎に分類する分類モデルを生成する分類モデル生成装置であって、既知の同一属性の複数の細胞が撮像された撮像画像である既知同一属性撮像画像から個々の細胞の撮像領域を個々の細胞オブジェクトとして認識する細胞オブジェクト認識部と、前記細胞オブジェクトの形態的特徴量及び前記細胞オブジェクトとして認識された前記細胞の属性に基づいて、前記分類モデルを生成する分類モデル生成部とを備える。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


シート状細胞培養物のデバイスへのセット方法およびそのためのシステム

2013年09月24日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2010-184073 出願日 : 2010年8月19日
公開番号 : 特許公開2012-39943 公開日 : 2012年3月1日
出願人 : テルモ株式会社 発明者 : 高崎 秀規

【課題】 シート状細胞培養物を移送するためのデバイス等のシート状細胞培養物がセットされるデバイスに、シート状細胞培養物が適正にセッティングされているか否かを検出する方法、および、不適正なセッティングを改善して適正なセッティングにする方法、並びにこれら方法を実行するシステムを提供する。
【解決手段】 シート状細胞培養物が移送用等のデバイスにセッティングされた状態で、シート状細胞培養物の輪郭の真円度を測定し、規定の真円度であるか否かで適正か否かを判定する。不適正な場合には、シート状細胞培養物に振動を与え、真円度を測定するという操作を真円度が改善するまで繰り返す。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置

2013年09月24日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2011-265191 出願日 : 2011年12月2日
公開番号 : 特許公開2012-40033 公開日 : 2012年3月1日
出願人 : ウィルソン ウォルフ マニュファクチャリング コーポレイション 発明者 : ウィルソン、ジョン アール. 外3名

【課題】細胞培養のための気体透過性装置及び方法を提供する。
【解決手段】複数の高さに培地を有し、且つ培地容積に対する気体透過性表面領域の或る割合を有する、細胞培養装置及び細胞培養方法を含む。これらの装置及び方法は、細胞培養効率及びスケールアップ効率を改善することを可能にする。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


細胞処理装置および細胞処理方法

2013年09月24日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2010-203001 出願日 : 2010年9月10日
公開番号 : 特許公開2012-55256 公開日 : 2012年3月22日
出願人 : オリンパス株式会社 発明者 : 伊藤 志穂

【課題】移動時における細胞の損傷を防止して、細胞の生存率および回収率を向上することができる細胞処理装置を提供する。
【解決手段】細胞懸濁液Aとアルギン酸Bとの混合液を収容する処理容器12と、アルカリ性溶液Eを収容するアルカリ性溶液容器20と、アルカリ性溶液E中に混合液を滴下して混合液をゲル化する液滴下部16と、アルカリ性溶液容器20に接続されたチューブ25と、チューブ25に設けられ、アルカリ性溶液容器20中のゲル状の混合液を搬送するチュービングポンプP2とを備える細胞処理装置1を採用する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


マルチウエルプレート用粘着シート及び細胞培養方法

2013年09月24日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2010-206178 出願日 : 2010年9月14日
公開番号 : 特許公開2012-60903 公開日 : 2012年3月29日
出願人 : カジックス株式会社 発明者 : 梶谷 隆文

【課題】 細胞培養容器としてのマルチウエルプレートの各ウエルを通気性を確保しながらコンタミを確実に防いで密封することができるマルチウエルプレート用粘着シート1を提供する。
【解決手段】 複数のウエル401が配列されているマルチウエルプレート400の上面を覆う通気性で不透水性のシート本体10と、シート本体10に設けられた、それぞれのウエル401の開口部403の全周囲に貼着して各ウエル401を密封する粘着剤層11と、ウエル401の開口部403に対応して設けられた、粘着剤層11が設けられていないシート露出部12とを有する構成とする。また、かかるマルチウエルプレート用粘着シート1を用いてマルチウエルプレート400の各ウエル401を密封して細胞培養を行う。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


連続的灌流および交互接線流による細胞培養の方法

2013年09月24日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2011-259168 出願日 : 2011年11月28日
公開番号 : 特許公開2012-90632 公開日 : 2012年5月17日
出願人 : ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. 発明者 : クロウリー, ジョン 外2名

【課題】細胞培養培地および細胞を含んでなる連続的細胞培養により得られる灌流培養物を提供する。
【解決手段】細胞培養培地と、特定の生存細胞密度を有し培養時に凝集体を形成する動物細胞懸濁物を含み、少なくとも5個の細胞の凝集体が最大でも細胞総量の5%を構成し、リアクター中にあるか又はリアクターから直接得られる灌流培養物であって、好ましくは、細胞培養は中空繊維を含んでなるフィルタモジュールにわたって循環され、結果として細胞培養よりも低い細胞密度を有する液体の流出が生じ、フィルタモジュール内の流れは交互接線流であり、培養培地は特定の灌流量で添加され、かつ/またはバイオマスが少なくとも1回培養から除去される。この手法は、特に凝集細胞の培養に適しており、生物学的物質、好ましくは、抗体が細胞によって製造され、生物学的物質がさらに下流処理で精製されうる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

中小機構など、クリエイション・コアにiPS細胞産業拠点を設置

2013年09月24日 | 細胞と再生医療

 京都にiPS細胞(万能細胞)の産業化を促進するための拠点が9月に立ち上がった。中小企業基盤整備機構近畿本部とiPSアカデミアジャパン(京都市上京区、村山昇作社長、075・256・8582)と連携して、クリエイション・コア京都御車(京都市上京区)内に設置。iPS細胞を扱うための機器をそろえ、中小製造業などに利用を呼びかける。
 同拠点では実際にiPS細胞で作製した心筋細胞の観察などもできるのが特徴。iPSアカデミアジャパンの村山社長は「iPS細胞ができただけでは研究は進まない。それらを扱う機器が次々とそろうことで研究が進み、それがまた機器開発を促すという好循環を起こしたい」と意気込む。日刊工業新聞(online) 2013年09月24日


がん肝細胞の発見はがん克服になるのだろうか・・・・

2013年09月24日 | 医療 医薬 健康
先日のNHKクローズアップ現代は、がん幹細胞について放送していました。
番組の内容を要約すると以下のでした。

がんは遺伝子が活性酸素や放射線によって傷つけられることによってがん細胞に変異し、
そのがん細胞が分裂を繰り返して増殖していく。
しかし、がん細胞を調べて行くと、がん細胞の中に成長の遅い(分裂がいつ起こるかわからない)
がん幹細胞があることが分かってきた。
がん細胞の分裂の他に、がん肝細胞ががんの増殖に深く関わっている
ことが分かってきたのであった。浅野まことがここだだけの話 2013年09月24日


血液1滴で膵臓がん診断 神戸大など成功

2013年09月24日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 神戸大大学院医学研究科(神戸市中央区)などのグループが、1滴の血液から膵臓(すいぞう)がんの指標となる四つの物質を発見、それらを使った診断法の開発に成功した。従来の方法では診断が難しかった早期の膵臓がんでも見分けられ、治療につなげられる。グループは既に大腸がんでも早期診断法を開発。血液1滴で複数の主要ながんが見分けられる診断法を、3年以内にも実用化させたいという。神戸新聞 2013/9/24


「見張りリンパ節」検査で胃がん転移の有無判断

2013年09月24日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 胃がんの手術時に「センチネルリンパ節生検」という検査を行い、がんのリンパ節転移の有無をほぼ確実に判断できることを確認したと、慶応大外科の北川雄光教授らが発表した。

 転移を正確に見極めることで、切除範囲を減らし、後遺症の軽減につながる成果で、米医学誌に掲載された。
 センチネルリンパ節は、がんが転移する際に、がん細胞がリンパ管を通じて最初に流れ着くリンパ節のこと。センチネルは「見張り」を意味する。読売新聞(web版)2013-09-21