バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

無血清で、動物由来による汚染がなく、化学成分が明確で高効率にiPS細胞を取得可能な培養システム

2013年09月27日 | 細胞と再生医療
培養培地添加物及びその応用

【課題】無血清で、動物由来による汚染がなく、化学成分が明確で高効率にiPS細胞を取得可能な培養システムを提供する。
【解決手段】本発明の培養培地添加物は、ビタミンC及びグリコーゲン合成酵素キナーゼ-3阻害剤を含む。本発明の培養培地添加物は、ビタミンC及びグリコーゲン合成酵素キナーゼ-3阻害剤を含む以外に、さらに、ビタミンB12、インスリン、レセプターチロシンキナーゼ及び抗酸化剤を含んでもよい。本発明の培養培地添加物は、上述の2種の培養培地添加物と血清代替細胞成長促進剤との混合物でもよい。本発明は、ES細胞を誘導する完全培養培地をさらに提供する。完全培養培地は、基礎培養培地、血清及び血清代替添加物の中の少なくとも1つと、上述の数種の培養培地添加物と、からなるか、或いは、基礎培養培地と、上述の数種の培養培地添加物と、からなる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


細胞評価モデル生成装置、細胞評価装置、インキュベータ、プログラム、および、培養方法

2013年09月27日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人名古屋大 株式会社ニコン
出願 2010-100164 (2010/04/23) 公開 2011-229411 (2011/11/17)

【課題】細胞を評価する場合に、比較的簡易な手法で、細胞が分裂する残存回数を得ることができる細胞評価モデル生成装置を提供する。【解決手段】細胞評価モデル生成装置が、同一培養容器内で培養された複数の細胞を異なる時間に撮像することによって得られた複数の画像と、当該細胞が分裂する残存回数を示す情報が入力される入力部と、画像内の細胞の形態的な特徴を示す特徴量を出力する特徴量演算部と、各々の画像に対応する特徴量と残存回数を示す情報とに基づいて、細胞に対しての残存回数を算出する計算モデルを構築する残存回数計算モデル構築部と、を備えており、残存回数計算モデル構築部は、特徴量を変数とした重回帰分析により計算モデルを構築する。明細書pdf >> かんたん特許検索



阪大、創薬につなげる取り組み紹介- 創薬技術を持ち寄る「技術研究組合」設立へ

2013年09月27日 | NEWSクリッピング
 大阪大学未来戦略機構第六部門(創薬基盤科学研究部門)は25日、同部門での創薬につなげる取り組みを紹介するシンポジウムを開催した。その中で、同部門の土井健史部門長は、企業や大学研究者の創薬技術を持ち寄る「技術研究組合」を立ち上げ、より効率よく創薬につなげる仕組みをつくる計画があることを明らかにした。
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/40983/page/0.html


「私たちがん研究者は、間違っていました」

2013年09月27日 | 癌 ガン がん 腫瘍
連載:ジエンド・オブ・イルネス ~ がん治療医がたどり着いた「病気の真実」
第1回 なぜ、我々はがんに勝てないのか?(その1)
 過去数十年にわたって私たちは、医療関係者であろうとなかろうと、健康と体について間違った見方をしてきた。すなわち、体が非常に複雑なシステムであることを忘れて、健康・不健康のただ一つの原因、たとえば遺伝子の変異や欠損、細菌、血圧、血糖値の異常などを見つけようとしてきたのである。このような近視眼的な見方は、私たちを道に迷わせたばかりか、医師たちは、学位を取るときに暗唱したはずの「何よりも、害を成すなかれ」というヒポクラテスの誓いを破るようになった。日経BP(NM online)2013. 9. 25

ERA投与によるCHFリスク増、短期体重増やスタチン服用例がハイリスク

2013年09月27日 | 医療 医薬 健康
オランダGroningen大学のJ. Hoekman氏

 糖尿病性顕性腎症へのエンドセリン受容体拮抗薬(ERA)であるavosentanの投与は、うっ血性心不全(CHF)リスクが増大する可能性があるが、中でも、投与後の早い段階で体重増が認められた患者や、スタチンを服用している患者で同リスクが増大するようだ。2型糖尿病で顕性腎症の1392人を対象に行った無作為化プラセボ対照試験「ASCEND」のデータについて、アドホック解析を行った結果、明らかになった。日経BP(NM online)2013. 9. 26


低血糖と高血糖、どちらも脳萎縮の進行と関連

2013年09月27日 | 加齢 老化制御
友吉 由紀子=日経メディカル別冊

 糖尿病(DM)は、アルツハイマー病(AD)のリスクファクターとされ、高血糖やインスリン抵抗性などの関与が指摘されている。そこで、高齢の糖尿病患者の脳の萎縮度を調べ、その関連因子を解析した結果、高血糖だけでなく、内臓肥満や低血糖なども認知症の進行と関連していることなどが示された。9月23日からバルセロナで開催中の欧州糖尿病学会(EASD2013)で、藍野病院(大阪府茨木市)の吉田麻美氏らが発表した。日経BP(NM online)2013. 9. 27


子宮頸がんワクチン副作用 全国11病院で専門治療

2013年09月27日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

 接種後に原因不明の痛みやしびれなどの副作用が報告されている子宮頸(けい)がんワクチンで、厚生労働省研究班(代表・牛田享宏愛知医大教授)は、東京大病院など全国11病院で専門治療に当たることを決めた。中日新聞(Web版)2013年9月27日


創薬技術を持ち寄る「技術研究組合」設立へ

2013年09月27日 | 糖鎖生化学
 大阪大学未来戦略機構第六部門(創薬基盤科学研究部門)は25日、同部門での創薬につなげる取り組みを紹介するシンポジウムを開催した。その中で、同部門の土井健史部門長は、企業や大学研究者の創薬技術を持ち寄る「技術研究組合」を立ち上げ、より効率よく創薬につなげる仕組みをつくる計画があることを明らかにした。 CB News., http://goo.gl/X5zwXj

オリゴ糖転移酵素(OST)は糖鎖修飾中に遊離糖鎖を生成する

2013年09月27日 | 生命科学 生物誌
独立行政法人理化学研究所
-生命活動の維持に重要なOSTの触媒機構の謎に迫る-
ポイント
タンパク質に糖鎖結合する機能とは逆の糖鎖分解反応も触媒することを発見
OSTの触媒機能を担う部位が、この相反する2つの触媒を行う
OSTの反応制御機構が分かれば活性低下による疾患の治療薬開発につながる
理研 プレスリリース 2013年9月24日

高血圧薬の臨床研究「会社と大学に責任」

2013年09月27日 | NEWSクリッピング

大手製薬会社「ノバルティスファーマ」の高血圧の薬の臨床研究にデータが操作された疑いが出ている問題で、調査を行っていた厚生労働省の委員会は、製薬会社や当時の社員がデータの操作に関与したか認定できないものの、製薬会社と研究を行った大学に問題を引き起こした責任があるとする中間報告の案をまとめました。NHK News web.,2013年9月27日