バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

CD44の表面発現を証明する細胞の細胞毒性媒介

2013年09月15日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2011-198848 出願日 : 2011年9月12日
公開番号 : 特許公開2012-31183 公開日 : 2012年2月16日
出願人 : エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 発明者 : ヤング、デイヴィッド、エス.、エフ. 外2名

【課題】癌腫瘍の診断および処置手段の提供。
【解決手段】抗CD44モノクローン抗体H460-16-2の使用と、該モノクローン抗体H460-16-2に特異的に結合するCD44の抗原性部分を発現する細胞の存在を決定する結合アッセイ用のモノクローン抗体H460-16-2の使用。モノクローン抗体H460-16-2は、腫瘍に対する細胞毒性反応を引き起こすための手段として、必要に応じて1種類以上の化学療法薬と組み合わせて使用できる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


内部標準遺伝子を発掘するための遺伝子発現データ処理、分析方法

2013年09月15日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-140384 出願日 : 2012年6月22日
公開番号 : 特許公開2012-228249 公開日 : 2012年11月22日
出願人 : エスエヌユー アールアンドディービー ファウンデーション 発明者 : シン ヨン キ 外4名

【課題】特定組織や研究に限られないで普遍的に遺伝子発現標準化に有用に使用することができる、既存遺伝子より優れた新しい内部標準遺伝子を発掘するための遺伝子発現データの処理方法と、前記の方法によって発掘された内部標準遺伝子を提供する。
【解決手段】「ゼロ比率」の概念及び変動係数を導入し、異なるデータセットを統合的に分析することで、新規の標準遺伝子を探索し、見出された2,087個のハウスキーピング遺伝子。および、前記内部標準遺伝子を同定するための遺伝子発現データ処理及び分析方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


癌治療のための抗体およびグルココルチコイドの組み合わせ

2013年09月15日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2012-163157 出願日 : 2012年7月23日
公開番号 : 特許公開2012-254994 公開日 : 2012年12月27日
出願人 : トリオン ファーマ ゲーエムベーハー 発明者 : ハイス,マルクス,エム. 外1名

【課題】癌性疾患に対する免疫刺激性の抗体を用いた治療におけるサイトカインの非特異的な放出に起因する望ましくない副作用を低減または除去する薬剤の提供。
【解決手段】胃癌、腺癌、悪性黒色腫、結腸癌、膵癌、卵巣癌、子宮癌、肝細胞癌、全組織型の気管支癌、リンパ腫、肉腫、芽細胞腫、および消化器間質腫瘍(GIST)からなる群より選択される癌性疾患の治療に使用されるモノクローナル抗体、キメラ抗体、ヒト化抗体、多重特異性抗体、および/または多官能性の免疫刺激性の抗体において、グルココルチコイドの使用に関するものであり、または、少なくとも一の免疫刺激性の抗体および少なくとも一のグルココルチコイドを含んでいる薬学的組成物。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


多能性幹細胞の非腫瘍形成性の増殖

2013年09月15日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2012-95624 出願日 : 2012年4月19日
公開番号 : 特許公開2012-223191 公開日 : 2012年11月15日
出願人 : 財團法人佛教慈濟総合醫院 発明者 : 丁 大清 外1名

【課題】不純物の混入と奇形腫の形成を引き起こさない他のフィーダー細胞のソースを用いるhES細胞の培養に関する新たな方法が必要となっている。
【解決手段】本発明は、フィーダーとして、ヒト臍帯由来間葉系幹細胞(HUCMSCs)を含む培地におけるヒト胚性幹(hES)細胞を増殖させる方法を提供する。前記ヒト胚性幹(hES)細胞は、前記培地中で、例えば分化万能性、未分化状態での無限増殖及び正常核型といった胚性幹細胞の特性を維持する。本発明は、さらに、奇形腫を形成しないヒト胚性幹(hES)細胞の非腫瘍形成性増殖に関する方法をも提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


iPS細胞を用いた再生医療で脊髄損傷に光を

2013年09月15日 | 医療 医薬 健康
緊急シンポジウム「成長戦略下の臨床研究における産学連携のあり方」より
まとめ:北澤京子=日経メディカル

 神経の再生において重要なのは、軸索の再生(Regrowth)、細胞の補充(Replacement)、そして機能の再生(Recovery)という3つのRだ。われわれはiPS細胞から神経前駆細胞を誘導し、マウスやサルの脊髄損傷モデルを用いて非臨床試験を行い、適切な時期(亜急性期)に適切なiPS細胞から誘導した神経前駆細胞を移植することにより、腫瘍の発生なく、長期にわたって運動機能が回復するということを明らかにした。この過程で取得した特許のうち、霊長類の脊髄損傷のシステムに関しては、日米で特許が成立し、既に幾つかの企業で使われている。日経BP(NM online)2013. 9. 15