バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

分化細胞由来多能性幹細胞の樹立方法

2013年09月01日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2009-181009 出願日 : 2009年8月3日
公開番号 : 特許公開2012-210154 公開日 : 2012年11月1日
出願人 : 学校法人慶應義塾 発明者 : 松崎 有未 外5名

【課題】効率よく、優良な分化細胞由来多能性幹細胞を樹立することができる方法を、提供する。
【解決手段】間葉系幹細胞から、分化細胞由来多能性幹細胞を樹立する方法。マウス間葉系幹細胞は、Sca-1+PDGFRα+で選別された細胞であることが好ましく、ヒト間葉系幹細胞は、CD271+CD90+で選別された細胞であることが好ましい。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


臓器を“丸ごと”作る!ついに来る、神の医療

2013年09月01日 | 医療 医薬 健康
異分野から来た科学者が作る、「細胞シート」の衝撃
長谷川 愛 :東洋経済 記者

体の悪いところにピタッと貼り付けるだけで、病気の心臓や目や食道が元気になる。細胞シートは、そんな魔法のような、“生きた絆創膏”だ。

漫画かSF小説に出てくる夢物語に聞こえるかもしれないが、決してフィクションでも未来予想図でもない。治せなかった病気を細胞シートで治す再生医療の時代は、もう始まっているのだ。しかもこの日本において。東洋経済online.,2013年06月25日

切り札はiPS細胞 ニコンが医療に本腰

2013年09月01日 | ビジネス 政策
デジカメ不振のニコン。出遅れ医療で巻き返す
ニコンは8月6日、理化学研究所(理研)発のバイオベンチャー、日本網膜研究所に5億円を出資した。日本網膜研究所はiPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いた難治性の網膜疾患の治療法を開発中。ニコンは同社の協力を得て、iPS細胞による再生医療で必要な検査機器などを開発する。Livedoor News.,2013-08-31


赤血球などできる過程解明=「前駆細胞」も増殖能力-東大

2013年09月01日 | 医療 医薬 健康
 骨髄にある造血幹細胞から赤血球や血小板などの血液細胞が段階的に生み出される詳しいメカニズムが解明された。東京大医科学研究所の中内啓光教授や山本玲特任研究員らが遺伝子操作マウスを使った実験成果を米科学誌セル電子版に発表した。
 造血幹細胞には自ら増殖し続ける能力とさまざまな血液細胞に変わる能力があり、従来は最初に増殖能力を失ってから、「前駆細胞」と呼ばれる段階を経て各種血液細胞に変わると考えられていた。時事ドットコム.,2013/08/31

動き出した創薬支援ネットワーク

2013年09月01日 | NEWSクリッピング
 日本の成長戦略を支える革新的新薬創出に向けた研究開発・イノベーションの促進が急がれている。日本は米国に次ぐ創薬開発力を有するが、ファースト・イン・クラスの医薬品では大きな格差がある。無視できないのが、アカデミアによる基礎研究の成果が革新的医薬品創出に結びついていないことだ。この課題に真正面から向かい合い、日本の医薬品産業の競争力強化を目指す「創薬支援ネットワーク」が動き出した。化学工業日報 2013年08月30日


テルモ 欧米で再生医療開発加速

2013年09月01日 | NEWSクリッピング
 テルモは欧米で再生医療の技術開発を加速させる。2011年に買収した米細胞治療ベンチャー、ハーベスト・テクノロジーズ(マサチューセッツ州)の技術を使い、心不全と重症下肢虚血(CLI)を対象に、専用の遠心分離器を使って患者の骨髄液から幹細胞を取り分け、患部に注入する治療法を開発する。欧州では既に遠心分離器がCLI向け医療機器としてCEマークを取得しており、今夏から本格的に販売を開始した。米国ではCLIの適用で最終治験を実施しており、16年には米食品医薬品局(FDA)の承認を取得し、発売したい考えだ。米国では心不全の適用でも承認取得を目指して治験に乗り出す。化学工業日報 2013年08月30日