バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

他の牛1頭のレバーから腸管出血性大腸菌

2011年12月20日 | 医療 医薬 健康
 腸管出血性大腸菌O(オー)157が牛の肝臓(レバー)内部から見つかった問題で、これまでに確認された2頭に加え、別の1頭からもO157と同様に毒素を出す別の腸管出血性大腸菌が検出されていたことが、20日に開かれた厚生労働省の薬事・食品衛生審議会への報告でわかった。読売新聞(web版)2011-12-20

脊髄再生:乳歯幹細胞使い成功 世界初、名大研究チーム

2011年12月20日 | 細胞と再生医療

 ヒトの乳歯の歯髄幹細胞を、脊髄(せきずい)を切断したラットに移植すると、中枢神経が再生して後ろ脚の機能が回復するとの研究結果を名古屋大の上田実教授(顎顔面外科)のチームがまとめた。歯の幹細胞で動物の脊髄を再生したのは世界初という。上田教授は「脊髄を損傷したヒトの治療に応用が期待できる」と話している。毎日新聞(web版)2011-12-02

iPS細胞バンク:来年から本格的作業へ 山中教授表明

2011年12月20日 | 細胞と再生医療
 京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が19日、さまざまな型の人工多能性幹細胞(iPS細胞)をあらかじめ保管する「iPS細胞バンク」の設立に向け、12年から本格的な作業に入る方針を明らかにした。再生医療への使用に備えるもので「13年度以降は臨床研究を実現していきたい」としている。毎日新聞(web版)2011-12-20

トマトジュースに男性不妊を予防・改善する効果が期待

2011年12月20日 | 健康・栄養機能性成分
~カゴメ、国際医療福祉大学病院の共同研究~
カゴメ株式会社(社長:西秀訓)と国際医療福祉大学病院リプロダクションセンター 岩本晃明医師は、トマトジュースの継続的な摂取が男性不妊患者の精子の運動率や精液中の白血球数(炎症の度合いを示す指標)を改善することを確認致しました。 トマトジュースを飲むことで男性不妊の予防や改善が期待されます。カゴメ・プレスリリース2011/12/07

濾胞性リンパ腫にGA101と化学療法の併用は安全に投与でき抗腫瘍効果が高い

2011年12月20日 | 癌 ガン がん 腫瘍
学会スペシャル:第53回米国血液学会
2011年12月8日~13日 San Diego
八倉巻尚子=医学ライター
 再発・難治性濾胞性リンパ腫に対し、完全ヒト化抗CD20モノクローナル抗体製剤Obinutuzumab(GA101)はFC療法(フルダラビン、シクロホスファミド)やCHOP療法(シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン)との併用で安全に投与でき、奏効率も高いことが、フェーズ1b試験(GAUDI、BO21000)の最終結果で明らかになった。 日経BP(medical Webサイト)2011. 12. 14

アルツハイマー病についてのバイオマーカーとしての神経分泌タンパク質VGFのフラグメント

2011年12月20日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
出願番号 : 特許出願2008-517032 出願日 : 2006年6月13日
公表番号 : 特許公表2008-547003 公表日 : 2008年12月25日
出願人 : バーミリオン, インコーポレイテッド 発明者 : デイビス, ヒュー アラン 外4名

本発明は、患者のアルツハイマー病状態を認定するのにおいて有用な神経分泌タンパク質VGFペプチドを提供する。詳細には、このペプチドおよびその改変型は、被験体サンプルをアルツハイマー病または非アルツハイマー病として分類するために用いられ得る。このペプチドバイオマーカーは、SELDI質量分析法によって検出され得る。本発明によって、ある被験体におけるアルツハイマー病状態を認定するための方法が提供され、この方法は、(a)該被験体由来の生物学的サンプルにおいて少なくともVGFペプチド-1を測定する工程と、(b)この測定値とアルツハイマー病状態とを関連付ける工程とを、包含する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)