バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

胃ろう:使わない選択肢も可能に 

2011年12月15日 | 医療 医薬 健康
老年医学会が指針試案
 高齢者が口から食べられない場合に実施する「胃ろう」などの人工的水分・栄養補給について、日本老年医学会の作業部会は、医療・介護従事者向けの指針試案を作成した。胃ろうなどが本人のためにならないと考えられる時は実施しなかったり中止したりする選択肢があると患者自身や家族に示すことができるとしている。一般からの意見を募集し、来春にも同学会の指針としてまとめる予定。毎日新聞(web版)2011-12-06

マラリア死者、2010年は65.5万人に減少 WHO

2011年12月15日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
世界保健機関(WHO)は13日、年に1度発行している「世界マラリア報告(World Malaria Report)」の中で、2010年のマラリアによる死者は推定65万5000人であり、死亡率が前年比で5%、2000年比で26%、それぞれ減少したと発表した。

 死者の86%は5歳未満の子供だった。地域別ではアフリカが91%を占めた。AFP BB News.,2011-12-14

進行期のホジキンリンパ腫に8サイクルよりも6サイクルのBEACOPP療法で

2011年12月15日 | 癌 ガン がん 腫瘍

 進行期のホジキンリンパ腫(HL)に対し、German Hodgkin Study Group(GHSG)はこれまで8サイクルのBEACOPP療法(ブレオマイシン、エトポシド、ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾロン)を標準としてきたが、有効性と毒性の低さから、今後は6サイクルのBEACOPP療法が新たな標準となると考えられる結果が、GHSGによるHD15試験の最終結果から示された。
続きは以下のサイトへ
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_136641_42997_7

inotuzumab ozogamicinとR-CVP併用が再発・難治性のB細胞非ホジキンリンパ腫に有効な可能性

2011年12月15日 | 癌 ガン がん 腫瘍
横山勇生
 抗CD22抗体にカリケアミシンを結合させたinotuzumab ozogamicin(CMC-544)とR-CVP(リツキシマブ、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プレドニゾン)の併用が、再発・難治性のCD22陽性B細胞非ホジキンリンパ腫に有効な可能性が明らかとなった。日本を含む世界で行われているフェーズ1試験の途中の解析で、高い抗腫瘍効果が確認された。成果は12月10日から13日にサンディエゴで開催された米国血液学会(ASH)で、名古屋第二赤十字病院血液・腫瘍内科部長の小椋美知則氏によって発表された。日経BP(NMonlineサイト)2011. 12. 15

<食壇>鈴木梅太郎ビタミンB1発見100周年

2011年12月15日 | 健康・栄養機能性成分
農芸化学会が祝典・シンポ
 今年ビタミンB1が鈴木梅太郎博士によって発見されて100周年に当ることから、日本農芸化学会は11月25日、東大安田講堂で祝賀式典、記念シンポジウムを開催した。式典では、共催した東大農学部、東京農大、理化学研究所、各学会などから、鈴木博士の業績を讃える挨拶が行われるととともに、シンポジウムではその業績を引き継ぐ同学会の今後を展望する発表が行われ、同学会の源を回顧する意義深い機会となった。食品化学新聞2011年12月8日号

プロスタグランジン・エンドペルオキシドH2を用いる又は生成する酵素の活性の測定

2011年12月15日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2006-502357 出願日 : 2004年1月15日
公表番号 : 特許公表2006-515763 公表日 : 2006年6月8日
出願人 : ファイザー・プロダクツ・インク 発明者 : ランバロット,ラルフ・ハロルド
発明の名称 : プロスタグランジン・エンドペルオキシドH2を用いる又は生成する酵素の活性の測定にかかわる新規な方法

【課題】本発明は、プロスタグランジン・エンドペルオキシドH2(PGH2)を用いる又は生成する酵素の活性を測定するアッセイ、該アッセイを用いて、このような酵素の可能なモジュレーターをスクリーニングする方法、及び該アッセイを行なうためのキットを提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

プロスタグランジンEP4アゴニストによる処置方法およびデリバリー方法

2011年12月15日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2007-539030 出願日 : 2005年10月24日
公表番号 : 特許公表2008-518013 公表日 : 2008年5月29日
出願人 : アラーガン、インコーポレイテッド 発明者 : ファ・ビン・イム 外8名

プロスタグランジンEP4アゴニストのプロドラッグを含む化合物を開示し、該プロドラッグは炭水化物のエステル、エーテルもしくはアミド、またはアミノ酸のエステル、エーテルもしくはアミドである。プロスタグランジンEP4アゴニストを処置有効量で哺乳動物の大腸に投与することを含んで成る方法による、大腸粘膜バリアの保全をも開示する。それらに関連する投与形態、医薬および組成物をも開示する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)