バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

マウス体内でHIV抗体作製に成功、米大チーム

2011年12月01日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
エイズ(AIDS)を引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染させた遺伝子組み換えマウスに抗体を作る遺伝子を注入したところ、高い有効性が示されたとする論文が、11月30日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。エイズ発見から30年、いまだ完成を見ないHIVワクチンの開発に向けて新たな道が開かれた。AFP BB-News.,2011-12-01

ES細胞、長期培養でゲノムに変化

2011年12月01日 | 細胞と再生医療

 体の様々な細胞に変化できる胚性幹細胞(ES細胞)を繰り返し培養すると、ゲノム(全遺伝情報)に変化が起きやすい不安定な系統と変化しにくい系統が出てくることが、京都大や英シェフィールド大などの国際共同研究チームによる大規模調査でわかった。読売新聞(web版) 2011-11-29

科学者が高い致死率のスーパーウィルスを開発

2011年12月01日 | 海外情報
 オランダのある研究グループがこのほど、致死性の高い鳥インフルエンザウイルスを開発した。同ウイルスはH5N1鳥インフルエンザウイルスを元に遺伝子操作により生み出されたもので、致死性が大幅に高まり、数百万人の間で急速に広まるという。 「人民網日本語版」2011年11月30日

「医原性CJD」死亡、韓国内で初事例発見…人間狂牛病とは無関係

2011年12月01日 | 海外情報
29日の韓国の疾病管理本部と翰林(ハンリム)大医大のキム・ユンジュン教授チームによると、7月に感覚障害、精神異常、運動障害などの症状で死亡した54歳の女性の生体組織を取り出して動物実験をした結果、国内では初めてとなる「医原性CJD(Iatrogenic CJD)」患者と最終判明した。 中央日報日本語版2011年11月29日

1ミリリットルの血液で肝臓がんの早期発見が可能に

2011年12月01日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 復旦大学付属中山医院が29日に明らかにしたところによると、同院と復旦大学の研究者はこのほど、特異度・感度・操作性などを総合的に見てメリットが最も顕著な肝臓がん検査の新方法を発見した。この研究成果は権威ある学術雑誌、米「Journal of Clinical Oncology」上で発表され、編者の言葉では「これにより従来の肝臓がんスクリーニング方法が変わり、肝臓がんの早期発見・早期診療が促進され、生存率が向上することが期待される」と指摘された。新華社が伝えた。 「人民網日本語版」2011年11月30日