エイズ(AIDS)を引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染させた遺伝子組み換えマウスに抗体を作る遺伝子を注入したところ、高い有効性が示されたとする論文が、11月30日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。エイズ発見から30年、いまだ完成を見ないHIVワクチンの開発に向けて新たな道が開かれた。AFP BB-News.,2011-12-01
体の様々な細胞に変化できる胚性幹細胞(ES細胞)を繰り返し培養すると、ゲノム(全遺伝情報)に変化が起きやすい不安定な系統と変化しにくい系統が出てくることが、京都大や英シェフィールド大などの国際共同研究チームによる大規模調査でわかった。読売新聞(web版) 2011-11-29
富士フイルム(中国)投資有限公司の後藤禎一前副総経理は27日、農村都市化の加速や中産階級の拡大を背景に、中国は今後世界最大の医療機器市場になる、との見通しを示した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 「人民網日本語版」2011年11月30日
オランダのある研究グループがこのほど、致死性の高い鳥インフルエンザウイルスを開発した。同ウイルスはH5N1鳥インフルエンザウイルスを元に遺伝子操作により生み出されたもので、致死性が大幅に高まり、数百万人の間で急速に広まるという。 「人民網日本語版」2011年11月30日
29日の韓国の疾病管理本部と翰林(ハンリム)大医大のキム・ユンジュン教授チームによると、7月に感覚障害、精神異常、運動障害などの症状で死亡した54歳の女性の生体組織を取り出して動物実験をした結果、国内では初めてとなる「医原性CJD(Iatrogenic CJD)」患者と最終判明した。 中央日報日本語版2011年11月29日
復旦大学付属中山医院が29日に明らかにしたところによると、同院と復旦大学の研究者はこのほど、特異度・感度・操作性などを総合的に見てメリットが最も顕著な肝臓がん検査の新方法を発見した。この研究成果は権威ある学術雑誌、米「Journal of Clinical Oncology」上で発表され、編者の言葉では「これにより従来の肝臓がんスクリーニング方法が変わり、肝臓がんの早期発見・早期診療が促進され、生存率が向上することが期待される」と指摘された。新華社が伝えた。 「人民網日本語版」2011年11月30日
高コレステロール血症を合併する糖尿病患者の脂質代謝に対する牡蠣肉抽出エキスの作用
渡辺 貢,千葉 仁志,王 慧芳
日本未病システム学会雑誌 Vol.9 , No.1(2003)pp.29-33
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