バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

NSAIDsの代わりになる漢方薬

2011年12月10日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
新見正則(帝京大外科准教授、愛誠病院漢方センター長)

適度な運動は気持ち良く、健康にも良いですが、一方で腱や筋肉を傷めたり、打撲したりと、整形外科的な痛みを伴うことも少なくありません。このような整形外科的な痛みには麻黄を含む漢方薬が有効です。葛根湯にも麻黄は1日量で3g含まれていますが、麻黄の量だけで判断すれば、痛みに対しては1日量で6gの麻黄を含む越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)が最も重宝します。麻黄のほか、石膏(せっこう)、蒼朮(そうじゅつ)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)からなる薬で、腎炎やネフローゼ、リウマチに効果があると言われている薬です。日経BP(NMonlineWebサイト)2011-12-08

多発性骨髄腫に対し抗ガン作用を示す新規低分子化合物

2011年12月10日 | 医療 医薬 健康
( 未公開特許 )
出願人:国立大学法人徳島大学
発明の名称 多発性骨髄腫に対し抗ガン作用を示す新規低分子化合物 ( 未公開特許 )

■技術の概要
 近年、がん組織が正常の幹細胞システムと類似した階層構造から成り、がん細胞がその幹細胞に由来するという“がん幹細胞(Cancer stem cell)”という概念が注目されている。Cancer stem cellは、薬剤耐性及び強い腫瘍形成能を有しており、抗がん剤などの化学療法後における再発の原因となっていることが明らかとなっており、がんの根治にはこのCancer stem cellを標的とした治療法の確立が必要とされている。今回、ガン幹細胞に対し抗ガン作用を持つ物質のスクリーニングを、学部内の化合物ライブラリーより行った結果、ある新規低分子化合物が多発性骨髄腫※細胞において以下の効果があることを見出した(in vitroでの検証)。J-Store>>国内特許コード P110006064

骨破壊を伴う炎症性疾患の治療方法

2011年12月10日 | 細胞と再生医療

国際出願番号 : PCT/JP2004/002887 国際出願日 : 2004年3月5日
国際公開番号 : WO2004/082704 国際公開日 : 2004年9月30日
出願人 : 株式会社ディナベック研究所 発明者 : 居石 克夫 外4名

本発明は、線維芽細胞増殖因子-2(FGF2)-FGF受容体1-Ras-Raf-MAPキナーゼを介するシグナル伝達を阻害する遺伝子を有するウイルスベクターを疾患部位に投与する工程を含む、骨破壊を伴う炎症性疾患の治療方法に関する。また本発明は、該ベクターを含む、骨破壊を伴う炎症性疾患の治療組成物に関する。ウイルスベクターの局所投与を介してFGF2のシグナル伝達を阻害することにより、炎症性骨破壊における炎症と骨破壊の両方を同時に抑制することに成功した。本発明は、これまで治療が困難であった関節リウマチ等の炎症性骨疾患に対する、疾患特異的かつ効果的な治療方法、および治療組成物を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

新規な2-オキソ複素環化合物およびそれを含有する薬剤組成物

2011年12月10日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2006-532046 出願日 : 2004年5月17日
公表番号 : 特許公表2007-501855 公表日 : 2007年2月1日
出願人 : コリア リサーチ インスティテュート オブ バイオサイエンス アンド バイオテクノロジー 発明者 : コウ, ユン ヒー 外13名

本発明は新規な2-オキソ複素環化合物およびそれを調合する方法およびそれを含有する薬剤組成物に関するものである。本発明は、リウマチ性疾患、例えば、関節リウマチ、脊椎関節症、痛風、変形性関節症、全身性紅斑性狼瘡および若年性関節炎によって生じる痛みあるいは炎症を含む炎症性疾患、および炎症性症候群、例えば筋炎、歯肉炎、滑膜炎、強直性脊椎炎、滑液包炎、火傷および火傷跡、炎症性クローン病、1型糖尿病を予防し、治療するための薬剤組成物を提供する。従って、本発明は炎症性疾患を予防し、治療するための治療法として使用されることが可能である。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


免疫グロブリン変異体とその使用法およびその使用

2011年12月10日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2005-502639 出願日 : 2003年12月16日
公表番号 : 特許公表2006-517399 公表日 : 2006年7月27日
出願人 : ジェネンテック・インコーポレーテッド 発明者 : アダムス, カメリア, ダブリュー. 外5名

本発明は、CD20陽性悪性腫瘍および自己免疫性疾患の治療を目的としたヒト化およびキメラ抗CD20抗体を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

エフェクター機能が変更しているポリペプチド変異体

2011年12月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2007-528036 出願日 : 2005年8月19日
公表番号 : 特許公表2008-510466 公表日 : 2008年4月10日
出願人 : ジェネンテック・インコーポレーテッド 発明者 : ロウマン,ヘンリー ビー. 外4名

本発明は、IgG Fc領域にアミノ酸修飾を有することによって変更したFcエフェクター機能を示すポリペプチドを提供するものである。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

脈管閉塞性病理学的状態、特に再狭窄の処置のための化合物

2011年12月10日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2007-265960 出願日 : 2007年10月11日
公開番号 : 特許公開2008-74858 公開日 : 2008年4月3日
出願人 : レディ ユーエス セラピューティックス, インコーポレイテッド 発明者 : イェレスワラプ コテスワー ラオ 外6名
発明の名称 :複素環化合物およびそれらを製造し使用する方法
【課題】脈管閉塞性病理学的状態、特に再狭窄の処置のための化合物を提供すること。



【解決手段】式(I)の化合物、および炎症応答(例えば、AGEおよび糖化タンパク質蓄積から生じるもの)を調節する際に有効な化合物を含有する組成物および/または方法が提供されている。平滑筋細胞増殖およびそれに関連した疾患または病気を調節する際に有効な化合物を含有する組成物および/または方法もまた、提供されている。本発明は、平滑筋細胞増殖(これは、IL-6、IL-1、TNF-α、MCP-1のような炎症誘発性サイトカインにより、またはペルレカン(perlecan)、ヘパリン硫酸プロテオグリカン(HSPG)の発現を誘発することにより、媒介され得る)を阻止する化合物および組成物を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

エフェクター細胞機能阻害剤

2011年12月10日 | 創薬 生化学 薬理学

国際出願番号 : PCT/JP2004/006197 国際出願日 : 2004年4月28日
国際公開番号 : WO2004/098638 国際公開日 : 2004年11月18日
出願人 : 小野薬品工業株式会社 発明者 : 柴山 史朗 外3名

CCR5アンタゴニストからなるエフェクター細胞の機能阻害剤に関する。CCR5アンタゴニストからなるエフェクター細胞の機能阻害剤は、疾患の形成等に重要な役割を担うエフェクター細胞の機能を阻害するので、例えば移植の拒絶反応(固形臓器移植片の拒絶、糖尿病における膵島細胞移植の拒絶、または移植片対宿主病(GVIII)(graft-versus-host disease))等)、自己免疫疾患(関節炎、慢性関節炎リウマチ、多発性硬化症、または潰瘍性大腸炎等)、アレルギー性疾患(喘息等)、虚血性疾患(虚血再灌流傷害等)、または癌もしくは癌転移等の予防および/または治療に有用である。