バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

サトウキビ酢によるがん細胞の試験管内におけるアポトーシス誘導効果

2011年11月25日 | 癌 ガン がん 腫瘍
サトウキビ酢はヒト前骨髄性白血病細胞(HL-60)にアポトーシスを誘導して、がん細胞の増殖を抑制する。吸着クロマトグラフィで100%メタノール溶出画分が強い活性を示す。
[キーワード] サトウキビ、酢、ヒト前骨髄性白血病細胞(HL-60)、アポトーシス誘導、抗がん作用
[担当]
九州沖縄農研・畑作研究部・畑作物変換利用研究室
http://www.affrc.go.jp/ja/agropedia/seika/data_kyusyu/h15/2003101

2例目のiPS特許取得で実用化へ一層前進

2011年11月25日 | ビジネス 政策
23:01
 医療大国として知られる米国で、「京大ブランド」による2例目の特許が成立した。iPS細胞の作製から使用方法までの一連の流れをカバーしたことにより、研究者たちが安心して研究、開発に取り組める環境整備がまた一歩進んだことになる。産経MSNニュース 2011.11.24

造血幹細胞の「冬眠」に神経細胞が関与することを発見

2011年11月25日 | 細胞と再生医療

(白血病再発などの原因解明につながる可能性)
中内幹細胞制御プロジェクト
JST 課題達成型基礎研究の一環として、東京大学 医科学研究所の中内 啓光 教授とJST 戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究「中内幹細胞制御プロジェクト」の山崎 聡 研究員らは、生体内で血液細胞のもととなる「造血幹細胞注1)」の能力の維持に必要と考えられる「冬眠状態」に、神経細胞の一種であるグリア細胞注2)が重要な役割を果たしていることを初めて明らかにしました。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20111124/index.html

生きたがん細胞だけを光らせる"スマート検査分子"の開発

2011年11月25日 | 癌 ガン がん 腫瘍
(超微小がんの診断、外科手術時に威力を発揮)
   科学技術振興機構報 第592号
 JST基礎研究事業の一環として、東京大学 大学院薬学系研究科の浦野 泰照 准教授らは、内視鏡検査・手術や外科手術時にがん細胞だけを選択的に光らせ、併せて治療効果もリアルタイムでモニターすることが可能な「スマート検査分子」の開発に世界に先駆けて成功しました。
http://www.jst.go.jp/pr/info/info592/index.html

感染者少数のHIV株、カメルーン国外にも伝染か

2011年11月25日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
後天性免疫不全症候群(エイズ、AIDS)を引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)のうち、これまで西アフリカ・カメルーンのわずかな感染者にしか確認されていなかった珍しいウイルス株が、同国外にもほぼ確実に広がっているという報告が25日の英医学専門誌「ランセット(The Lancet)」に発表された。AFP BB News.,2011-11-25