バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

T細胞認識癌抗原を用いた新しい癌の免疫療法

2010年04月28日 | 抗体 免疫 抗原 
河上 裕
日本内科学会雑誌, Vol. 87 (1998) No. 12 pp.2536-2544
分子生物学および免疫学の進歩にともないヒトの癌に対する免疫応答も分子レベルで解析することが可能になり,最近メラノーマを中心に腫瘍拒絶に重要な役割を果たすT細胞が認識するヒト癌抗原が各種単離同定された.その結果,抗原は組織特異的蛋白由来の自己ペプチドや腫瘍細胞の遺伝子異常に由来する変異ペプチドであることが判明した. [ 抄録 ][ 全文PDF(745K) ]

沸騰するインド医療ビジネス ~世界が担う巨大市場と最先端治療システム

2010年04月28日 | 医療 医薬 健康
[TV]BSドキュメンタリー ~ CommentsAdd Star
インドのメディカル・ツーリズムの現状を紹介していたが、インドに先進国から患者がやってくるのは単に医療費が安いという理由だけではなかった。技術力も先進国に引けを取らないばかりか逆に優れているように感じた。
http://d.hatena.ne.jp/ichiyu/20070415/p1

気管支喘息発症モデル動物およびその作製方法、並びにその利用

2010年04月28日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-124354 出願日 : 2006年4月27日
公開番号 : 特許公開2007-295808 公開日 : 2007年11月15日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 中西 憲司 外1名

【課題】本発明は、気管支喘息、特にアレルギー性炎症によって発症する気管支喘息に対する治療法に対して抵抗性を示す気管支喘息の病態解析および治療法を確立するために好適に利用できる、気管支喘息を発症する気管支喘息発症モデル動物およびその作製方法、並びにその利用を提供する。
【解決手段】モデル動物に、アレルゲン非存在下で、IL-2およびIL-18を吸入曝露させる。これにより、当該モデル動物に対して、気道感染などによって誘導される非アレルギー性気管支喘息を発症させることができる。e-kouhou 特許公開・明細書

MRSAなどの薬剤耐性菌に対する抗菌活性および抗酸化作用を有する新規なポリフェノール化合物

2010年04月28日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-237783 出願日 : 2005年8月18日
公開番号 : 特許公開2007-51099 公開日 : 2007年3月1日
出願人 : 国立大学法人徳島大学 発明者 : 高石 喜久 外1名
発明の名称 : 新規ポリフェノール化合物

【課題】 本発明が解決すべき課題は、天然有機化合物であって良好な抗薬剤耐性菌活性と抗酸化作用を有するものを提供することにある。
【解決手段】 本発明のポリフェノール化合物は、下記式(I)を有するものである:
【化1】


[式中、X1およびX2は少なくとも1の水酸基を置換基として有するアリール基等を示し、Yは共有単結合等を示し、Rは低級アルキル基等を示す。] e-kouhou 特許公開・明細書

ES細胞研究:生殖細胞作成 4月にも解禁

2010年04月28日 | 細胞と再生医療
 国の総合科学技術会議生命倫理専門調査会は29日、あらゆる細胞になるヒトの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)から精子や卵子などの生殖細胞を作る研究を認める指針改正案を了承した。4月にも開かれる同会議本会議(議長・鳩山由紀夫首相)で正式決定する。 毎日新聞(web版)2010-04-29

新・多能性幹細胞:「ミューズ」と命名…東北大チーム発見

2010年04月28日 | 細胞と再生医療
 大人の皮膚や骨髄の中に、さまざまな細胞になる能力を持つ多能性幹細胞があることを、出沢真理・東北大教授らの研究チームが発見した。分離・培養も成功した。胚(はい)性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)に続く多能性幹細胞の可能性があるとして、「Muse(ミューズ)細胞」と命名した。既知の2種類に比べ増殖率は劣るが、がん化の恐れは低く、医療への応用が期待されるという。毎日新聞(web版)2010-04-20

Dr.中川のがんから死生をみつめる:/54 核医学検査のピンチ

2010年04月28日 | 医療 医薬 健康
 がんの検査の一つに、放射性同位元素(アイソトープ)を使った「核医学検査」があります。放射性医薬品(放射性同位元素を使った医薬品)を注射したり、カプセルとして内服してもらい、薬が臓器に集まる量や形を専用のカメラで撮影します。 毎日新聞(web版)2010-04-28

新型インフル、機内検疫には限界あり 厚労省調査

2010年04月28日 | NEWSクリッピング
新型の豚インフルエンザ対策で政府が検疫を強化した昨年4月28日~6月18日に国内で新型インフルと確認された人のうち、海外に渡航したことのある人が154人だったことが、厚生労働省の調査でわかった。厚労省は、検疫を受けた時に、発症していたのに見つからなかった人、感染しているが発症していない潜伏期間だった人といういわゆる「検疫すり抜け」の人が大半だったとみている。 朝日新聞(Web版)2010年4月28日