バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

韓国KAIST脂肪組織から血液幹細胞を分離できることを立証

2010年02月08日 | 細胞と再生医療
KAISTのコ・ギュヨン教授研究チーム…白血病などの治療に応用可能
大徳所在のKAIST(韓国科学技術院、総長ソ・ナムピョ)は2月4日、脂肪組織から白血病などの血液系の難病治療に利用が可能な血液幹細胞を分離できることを立証したと発表した。将来、低費用かつ容易な方法で血液幹細胞を供給することを可能にすることが期待される。おはよう大徳 2010-02-08

唾液腺由来の浮遊系細胞の生存と増殖を支持する因子を分泌する支持細胞

2010年02月08日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-63714 出願日 : 2004年3月8日
公開番号 : 特許公開2005-245384 公開日 : 2005年9月15日
出願人 : 国立大学法人 熊本大学 発明者 : 遠藤 文夫 外4名

【課題】 唾液腺由来の浮遊系細胞の生存と増殖を支持する因子を分泌する支持細胞、及びそれを用いた唾液腺由来の浮遊系細胞の培養方法を提供すること。
【解決手段】 唾液腺由来の浮遊細胞の生存と増殖を支持する因子を分泌する支持細胞を分離した。支持細胞は、インスリンやアルブミンなどに分化する能力を持つ未分化細胞であるが神経細胞などの外胚葉への分可能は認められなかった。この点で、神経細胞にも分化可能な浮遊細胞とは異なる細胞であった。別々に分離した支持細胞と浮遊細胞を共培養することにより、安定して浮遊細胞を培養可能であった。これにより、不安定な唾液腺由来の浮遊細胞の培養を安定して供給可能である。 明細書pdf >> かんたん特許検索

ES細胞の分化誘導方法

2010年02月08日 | 細胞と再生医療
国際出願番号 : PCT/JP2006/310324 国際出願日 : 2006年5月24日
国際公開番号 : WO2006/126574 国際公開日 : 2006年11月30日
出願人 : 国立大学法人 熊本大学 発明者 : 粂 昭苑 外4名

 本発明の目的は、大量のES細胞でも内胚葉系へと分化誘導することを可能とするような新規なES細胞の分化誘導方法を提供することである。本発明によれば、支持細胞の存在下で哺乳動物由来のES細胞を培養することを含む、ES細胞から内胚葉系細胞へと分化誘導する方法が提供される。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

T細胞受容体を模倣する抗体断片及びその製造方法

2010年02月08日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2008-135007 出願日 : 2008年5月23日
公開番号 : 特許公開2009-278927 公開日 : 2009年12月3日
出願人 : 国立大学法人東北大学 外1名 発明者 : 熊谷 泉 外4名

【課題】HIVウイルス等由来のペプチドを提示した抗原が感染細胞上でどの様な提示動態及びCTL応答等を示すのかを、定量的・経時的に解析し、CTLのHIV感染制御機構を理解する為の手段等を提供すること。
【解決手段】TCRの各CDR領域のアミノ酸配列を対応する各CDR領域内に有する抗体可変領域を含むポリペプチド、該ポリペプチドを構成成分としてなる、TCRと同様の抗原認識能を有する各種の抗体、それらの製造方法、並びに、HLAと標的抗原ペプチドとの複合体に対するプローブ、検出手段又は検査試薬。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

優性の矮性形質を示すイネ属植物、およびその利用

2010年02月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2006/320717 国際出願日 : 2006年10月18日
国際公開番号 : WO2007/046403 国際公開日 : 2007年4月26日
出願人 : 国立大学法人名古屋大学 外1名 発明者 : 松岡 信 外4名

 イネの種子またはカルスに突然変異誘発処理を施し、イネを再生したところ幾つかの矮性個体を得ることに成功した。該矮性個体について矮性遺伝子の優劣関係を調べ、矮性形質が優性に遺伝する4変異体:SLRD1-SLRD4を得ることに成功した。上記4変異体の矮性の原因遺伝子の解析の結果、上記4変異体の原因遺伝子は相互に対立性を示し、いずれも第4染色体に座乗するSlr1遺伝子の点突然変異に起因していた。得られた矮性変異体と野生型インド品種及び日本型品種とを交雑させたところ、雑種第1代(F1)の表現型は草丈に対し不完全優性を示し、いずれも半矮性を示した。上記突然変異遺伝子を利用することにより、半矮性のハイブリッドライスおよび矮性の固定品種を育種することが可能であることが明らかになった。 明細書PDF >> PatentScorp

高効率でバキュウロウイルス生産及びタンパク質生産が可能な新規カイコ培養細胞

2010年02月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2007/059028 国際出願日 : 2007年4月26日
国際公開番号 : WO2007/125982 国際公開日 : 2007年11月8日
出願人 : 国立大学法人九州大学 発明者 : 日下部 宜宏 外5名

 既存のカイコ由来の培養細胞はいずれもBmNPVの増殖効率があまり高くない。そのため、カイコ由来の既存の培養細胞を用いる系では、組換えウイルス作製に時間がかかり、また、高力価のウイルス溶液を作製することが不可能であった。本発明は、カイコ胚由来であり、BmNPV高感受性である細胞株 Bme21(FERM P-20852)又はそれと同一の生物学的特性を有するその変異体を提供する。本発明はまた、細胞株Bme21又はその変異体を用いる、組換えウイルスの生産方法、組換えタンパク質の生産方法、組換えウイルス生産の効率化方法、及び組換えタンパク質生産の効率化方法も提供する。 明細書PDF >> PatentScorp

新規ステロイド産生細胞

2010年02月08日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-191617 出願日 : 2005年6月30日
公開番号 : 特許公開2006-122040 公開日 : 2006年5月18日
出願人 : 国立大学法人九州大学 発明者 : 権藤 重喜 外3名

【課題】 移植等によりステロイドホルモン欠損症等のステロイドホルモン分泌異常の治療に利用できる新規ステロイド産生細胞を提供する。
【解決手段】 骨髄細胞若しくは多能性幹細胞中に、ステロイドホルモン合成に関与する因子を導入することにより前記細胞から分化させたことを特徴とするステロイド産生細胞が提供される。また、当該ステロイド産生細胞の製造方法、使用、その細胞から分泌されたホルモンを用いた薬剤組成物、その細胞を用いた様々な疾患に対する治療方法が提供される。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

国際出願番号 : PCT/JP2005/017349 国際出願日 : 2005年9月21日
国際公開番号 : WO2006/038462 国際公開日 : 2006年4月13日
出願人 : 国立大学法人九州大学 発明者 : 権藤 重喜 外3名

発明の名称 : 新規ステロイド産生細胞

【課題】 移植等によりステロイドホルモン欠損症等のステロイドホルモン分泌異常の治療に利用できる新規ステロイド産生細胞を提供する。
【解決手段】 骨髄細胞若しくは多能性幹細胞中に、ステロイドホルモン合成に関与する因子を導入することにより前記細胞から分化させたことを特徴とするステロイド産生細胞が提供される。また、当該ステロイド産生細胞の製造方法、使用、その細胞から分泌されたホルモンを用いた薬剤組成物、その細胞を用いた様々な疾患に対する治療方法が提供される。
供される。明細書pdf >> かんたん特許検索

精子幹細胞の遺伝子改変によるノックアウト動物の作成

2010年02月08日 | 細胞と再生医療
2007年度 研究実績報告書
代表者:篠原 隆司
 精巣から樹立したmultipotent germline stem cell (mGS)細胞において相同組み替えを誘導し、オクルジン遺伝子を破壊したmGS細胞を胚盤胞へとマイクロインジェクションし、生殖系列細胞へと分化を行った。科学研究補助金DB 研究課題番号:19201040