バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ナチュラルキラー細胞の前駆細胞及びその分化増殖法

2010年02月03日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平5-312573 出願日 : 1993年11月18日
公開番号 : 特許公開平7-135969 公開日 : 1995年5月30日
出願人 : 理化学研究所 外1名 発明者 : 中内 啓光 外2名
【目的】 NK(ナチュラルキラー)細胞の前駆細胞及びその製造方法の提供。NK細胞の前駆細胞の分化増殖剤及びNK細胞の前駆細胞の分化増殖方法の提供。
【構成】 ヒト骨髄由来の細胞より得られるNK細胞の前駆細胞。例えば、抗ヒトCD33抗体陰性でかつ抗ヒトCD34抗体陽性であるNK細胞の前駆細胞。抗ヒトCD33抗体陽性でかつ抗ヒトCD34抗体陽性であるNK細胞の前駆細胞。ヒト骨髄由来の細胞から抗ヒトCD34抗体陽性を指標としてNK細胞の前駆細胞を分離するNK細胞の前駆細胞の製造方法。インターロイキン2及び幹細胞増殖因子を含むNK細胞の前駆細胞の分化増殖剤。インターロイキン3及び幹細胞増殖因子を含むNK細胞の前駆細胞の分化増殖剤。インターロイキン2、インターロイキン3及び幹細胞増殖因子を含むNK細胞の前駆細胞の分化増殖剤。前記分化増殖剤を用いたNK細胞の前駆細胞の分化増殖方法。 明細書pdf >> かんたん特許検索

ヒト体内動態把握を目指すin vitro複合細胞培養システムの可能性

2010年02月03日 | 細胞と再生医療
酒井 康行, 藤井 輝夫, 迫田 章義
日本薬理学雑誌, Vol. 125 (2005) No. 6 pp.343-349

 マイクロ流体デバイス技術の活用が追究され,装置の小型簡便化に加えて,in vivoと同レベルの細胞密度の達成やin vivo臓器微細構造の再現などの効果が期待されている.今後は,細胞の応答を非破壊観測する検出系を組み込むことで,新規の評価系へと発展することが望まれる.J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/fpj/125.343

幹細胞由来心筋細胞を用いた創薬研究における心毒性試験

2010年02月03日 | 細胞と再生医療
淺井 康行
日本薬理学雑誌 Vol. 134 (2009) , No. 6 320-324
本法はAPD(action potential duration)検出手法とヒトへの創薬に適していると考えられているサルES細胞やヒトiPS細胞を組み合わせたものである.われわれが構築したアッセイ系において化合物を評価することでよりヒトへの外挿性の高い心毒性の予測が可能となる.J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/fpj/134.320

アルツハイマー病の病態とバイオマーカー開発

2010年02月03日 | からだと遺伝子
荒井 啓行, 岡村 信行, 藁谷 正明, 古川 勝敏, 谷内 一彦, 工藤 幸司
アルツハイマー病(AD)の根本治療薬の登場を目前にして,ADの診断と薬効評価パラダイムが,従来の認知機能検査ベースからバイオマーカーベースへと大きくシフトしようとしている.また,蓄積物質(病理像)を画像化する新しい分子イメージング技術が日米両国で開発されている.このような考えに立って米国で2005年から発案・開始されたプロジェクトが,Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative(ADNI)である.J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/fpj/135.3