バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

高効率でバキュウロウイルス生産及びタンパク質生産が可能な新規カイコ培養細胞

2010年02月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2007/059028 国際出願日 : 2007年4月26日
国際公開番号 : WO2007/125982 国際公開日 : 2007年11月8日
出願人 : 国立大学法人九州大学 発明者 : 日下部 宜宏 外5名

 既存のカイコ由来の培養細胞はいずれもBmNPVの増殖効率があまり高くない。そのため、カイコ由来の既存の培養細胞を用いる系では、組換えウイルス作製に時間がかかり、また、高力価のウイルス溶液を作製することが不可能であった。本発明は、カイコ胚由来であり、BmNPV高感受性である細胞株 Bme21(FERM P-20852)又はそれと同一の生物学的特性を有するその変異体を提供する。本発明はまた、細胞株Bme21又はその変異体を用いる、組換えウイルスの生産方法、組換えタンパク質の生産方法、組換えウイルス生産の効率化方法、及び組換えタンパク質生産の効率化方法も提供する。 明細書PDF >> PatentScorp

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