研究者 國田 竜太
所属: 科学技術振興事業団 国際共同研究事業 神経遺伝子プロジェクト
報告概要 脳内におけるアンチセンス鎖の転写を司るプロモ一夕配列が,本メガサテライト上に存在することを確認した。その部位は,センス鎖のプロモータ付近にマップされ,2箇所以上のプロモータ配列の存在が示唆された。次にUSP17と相互作用をするタンパク質の検索を,ヒト脳のcDNA libraryに対して行いCofactorC,KIAA0058,HOK-2l,interferon regulatory factor-6,Creg2などのcDNAを得た。Creg2は290アミノ酸残基からなる新規のタンパク質をコードしており,発現臓器の解析により高い脳特異的発現を示し,リンビックシステムを構成する部位で強く発現していた。ヒトとマウスのCreg2タンパク質は約83%の同一性を示し,マウスのCreg2遺伝子も脳において強く転写されていた。次にCreg2と相互作用をするタンパク質の検索によりmale specific lethal-3と新規遺伝子protein kinase C interacting protein relatedの2種のcDNAを得た。 J-Store >> 研究報告コード R013000049
所属: 科学技術振興事業団 国際共同研究事業 神経遺伝子プロジェクト
報告概要 脳内におけるアンチセンス鎖の転写を司るプロモ一夕配列が,本メガサテライト上に存在することを確認した。その部位は,センス鎖のプロモータ付近にマップされ,2箇所以上のプロモータ配列の存在が示唆された。次にUSP17と相互作用をするタンパク質の検索を,ヒト脳のcDNA libraryに対して行いCofactorC,KIAA0058,HOK-2l,interferon regulatory factor-6,Creg2などのcDNAを得た。Creg2は290アミノ酸残基からなる新規のタンパク質をコードしており,発現臓器の解析により高い脳特異的発現を示し,リンビックシステムを構成する部位で強く発現していた。ヒトとマウスのCreg2タンパク質は約83%の同一性を示し,マウスのCreg2遺伝子も脳において強く転写されていた。次にCreg2と相互作用をするタンパク質の検索によりmale specific lethal-3と新規遺伝子protein kinase C interacting protein relatedの2種のcDNAを得た。 J-Store >> 研究報告コード R013000049