バイオの故里から

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アルギン酸オリゴマーからなる免疫機構賦活剤

2006年09月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-385701 出願日 : 2003年11月14日
公開番号 : 特許公開2005-145885 公開日 : 2005年6月9日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 小田 達也

発明の名称 : アルギン酸オリゴマーからなる免疫機構賦活剤

【課題】 アルギン酸を分解して調製したアルギン酸オリゴマーからなる新規免疫機構賦活剤及び該免疫機構賦活剤を含有してなる医薬組成物、飲食品及び飼料を提供すること。
【解決手段】 海藻から抽出されたアルギン酸を、アルギン酸リアーゼで酵素分解或いは酸で加水分解し、分離、調製した構成単糖が3~9個の重合度を持つアルギン酸オリゴマーは、高い免疫機構賦活作用を有する。本発明の免疫機構賦活剤の有効成分は、ヒト末血白血球に作用し、腫瘍壊死因子(TNF)を産生誘導する。特に、マクロファージに作用し、TNFの産生放出を誘導する。本発明の免疫機構賦活剤の有効成分は、配合により、医薬組成物、機能性飲食品又は飼料として、生体における種々の感染症に対する抵抗性を向上するために用いることができる。

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