イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

月の峰 時の河

2008-07-25 23:16:01 | お笑い

ブログの飾り付けを少し変えようと思い、いくつか検索してみたら最近はブログパーツいろいろ、2年前より確実に増えていますね。

ブログ 時計 無料(←ここ重要)”だけでも山のようにヒットして、ひとつひとつ画像を拡大して見ていたら飽きないもので、あっと言う間に時間が経ってしまいました。

いまの“インテリア”に合わせてアンティークと、月河の“”にこだわって、右柱→→→に2つ、設置してみました。

月に関しては、リアル月齢とともに満ち欠けするらしいですよ。定点観測すれば、地震予知とか株価騰落とか、はたまたテロや犯罪、旱魃・風水害など、天災人災いろんな現象とのリンクが発見できる………なんてことはないか。

昨日24日は『爆笑オンエアバトル』録画をすっぽりきれいに失念。次週からしばしの夏休み、北京五輪など含みの放送休止に入るらしいので、28日(月)深夜BS2での再放送で再チャレンジしてみます。

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Into the 魔界

2008-07-24 23:18:00 | 健康・病気

梅雨明け間際~初夏に風邪を引くと、治ったような治らないようなで結局秋口までグジュグジュしてしまいがちな理由ははっきりしています。

この時期は身体を暖めないから。

加齢とともに風邪を“こじらせないうちに、引き始めの段階で撃退する”ことが限りなく不可能に近づいてはいますが、それでも、とにかく身体を暖めて強制的にでも汗を出すことが最短かつ最簡の風邪退治法であることに変わりはありません。

身体もそのつもりで、風邪ウイルス侵入を感知したらわざわざ熱を出すのだし、熱の出がけには、どうしたって身体を暖めずにいられないように、さむけまで発してくれるわけです。

意志や努力に関係なく身体が起こす反応には、ちゃんと理にかなった意味がある。

ところがです。晩秋~厳冬の寒い頃は暖をとることがナチュラルにできるのに対し、いま時期は「黙っててもジワジワベタベタ汗ばんでくるのに、なんでさらにわざわざ汗かかなきゃならんのだ」とばかり、薄着でエアコン三昧、飲むものも食べるものもひんやりしたものばかり。これじゃ内臓から冷えていく一方で、風邪退治とは真逆のベクトルです。

薄ら暑い時期に風邪かなと思ったら、もう「我慢大会スタート」とハラくくって、綿100パーセントのハイネックの肌着を着け、さらに重ね着していちばん上はナイロンのジップアップ。即席サウナスーツ化。これで出せるだけ汗を出して、室温までぬるくした麦茶で失われた水分を補給し、肌着は汗ジトになるそばからばんばん取り替える。

冬・夏を問わず月河がいちばん最初にやるのは、重ね着より先に首筋温熱です。ターゲットは少し俯いた時に首の付け根に突出するいちばんでっかい椎骨の、指幅一本上と一本下。間違っても椎骨の出っ張り自体を温めない(温熱すべきツボは常に“骨と骨との間”にある)ことを肝に銘じて、伸縮包帯に小さい“貼るカイロ”を貼って首に当てて巻き、その上から古いスカーフを巻いて縛ってズレないようにします。

それプラス、すでに喉が痛いようなら肩胛骨の直下あたりの背骨の両サイドにも同じことをする。肌に直接触れる肌着の上にもう一枚、傷んでも汚れてもいい、洗濯して縮んでピチピチになったようなTシャツを着てその上に貼るぐらいの距離感が最適。

汗が出たら肌着を替え、また出たら替えを繰り返していると、本当に初期の風邪ならそれだけで自然消滅するのです。

とにかくこれでもかこれでもかとしつこく温める。首の付け根の温熱サンドイッチは、深く芯まで温めるならお灸がいちばんとも聞いたので、高齢家族愛用のせんねん灸を2個ほどくすねて、非高齢家族に頼んで点火してもらったこともありますが、かちかち山のタヌキさんみたいにそこらじゅう何周か走り回った挙句挫折。足、特に膝下のツボなんかは同じくくすねたせんねん灸で、冬場ぬくぬく快適に就眠できたりするのですがね。

ま、そこまで“深く芯まで”にこだわらなくても、貼りモノ当てモノでソフトに温めるだけでもいいのです。風邪引いたら、風邪薬より温める。それも首筋から、背中から温める。汗が出れば出るほどいい。これに尽きます。

改めてこんなことを書いてみるのは、いままさに温熱が必要だぞという“カラダの声”が聞こえているからに他ならないんですが。

『白と黒』は第19話。聖人(佐藤智仁さん)にも上記豆知識を教えてあげたい展開になりましたが、礼子(西原亜希さん)と聖人二度めのキスは、場面的に出すのが早かった気もする。章吾(小林且弥さん)の呼ぶ声が聞こえて礼子が立ち上がり聖人の手を振りほどいたとき、いち観客として「行かないで礼子」という気持ちがもうひとつ強く湧きあがってこないのです。

なぜか。聖人が礼子を求め、礼子が聖人に惹かれるベクトルに比べ、章吾に向かう礼子の情熱が何となし薄弱だからだと思う。「素敵な人」「信頼できる、誠実な人」「あんな人と結婚できたらと、ずっと思っていた」と礼子は1話から再三再四強調していますが、章吾の誠実は結構タテマエ主義で、「自分は誠実であらんとしているぞ」という自己満足さえあれば、かなり客観的には手前勝手な嘘もつくし隠し事もするご都合主義男であることがここまでのお話でバレています。

礼子が「どうしても桐生章吾の妻になりたい」と願ってやまないもっともな動機が見えていない。章吾父(山本圭さん)を倫理観高潔な科学者として尊敬している、「尊敬すべき人のもとで働けるというのは、研究者として最大の幸せ」とも1話で礼子は言ったけれども、科学者としての学識能力とは別に部下のミスや息子の不行跡で簡単にキレて手はあげる足蹴にはする、借地問題やブローカーの暗躍にもいちいちピリピリする神経質な小心者で、もはやそれほど仰ぐに足る人格者にも見えません。

いまの礼子は「信頼に足ると思った人を信じ続ける」ことに意地を張っているだのようにすら見える。

たとえば礼子に、新薬開発に望みをかける難病の身内がいるとか、科学者として認められる登竜門の何とか賞が目前であるとか。

あるいはもっとエモーショナルに、数々の難敵ライバルお嬢様たちを蹴落としてプロポーズにこぎつけたなどでもいい。精神性が強く理知的お行儀優等生な現行の礼子とは違う属性を帯びてきますが、要するに「そりゃ何が何でも桐生長男の嫁になりたいだろう、降りるわけにはいかないだろう」と思える切羽詰った動機が見えてくれば、反作用として聖人の、不器用で屈折した求愛を斥け章吾の声のほうに帰っていく場面に身を切られるせつなさが増したと思うのです。

礼子章吾は結ばれる“べき”男女であるのに対し、礼子聖人は結ばれる“しかない”男女。客観的に、くっついても何の得もないとわかっている2人だからこそ礼子聖人の関係には“催萌性”がある。それには礼子章吾の間に、自然すぎるほど自然な、理に叶いすぎるほど叶った、磐石微動だにしない結婚モティベがなければならないのに、それが薄いのです。

文脈地固め未だしのキスシーン。やはりラブシーンやそれに準ずる触れ合いの場面がないと昼メロ観客が飽き足りないだろうというサービス精神の表れか。こういう了見は得てして“逆サービス”になりがちなのですがね。

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カベムシ

2008-07-23 00:24:48 | テレビ番組

昨日(21日)は海の日、祝日だったため昼間在宅で「将軍家定が出るらしい」と朝からそわそわしている高齢家族に付き合って『徹子の部屋』を視聴。

いつも日曜の当該時間は酒気帯びかきれいに飲んだくれてるか、在宅なら後片付け中なので背中で音声だけ聴くことになるのですがNHK大河ドラマ『篤姫』、劇中ではすでにおかくれになった“上様”堺雅人さんの素顔を初めて見ました。

これは幅広い年代に支持される俳優さんだろうなと思いました。73年生まれ34歳、宮崎県の進学校から早稲田大学、中退して劇団活動、“小劇場のプリンス”からNHK朝ドラレギュラー(00年『オードリー』)でメジャーに。

地方から上京、大学中退してアルバイトしながら劇団活動という生活が45年と続くとどうしてもミズっぽく、擦れっからしっぽくなりがちですが、堺さんにはそれがあまり感じられない。これだけでかなり中高年TV視聴者の好感度獲得です。古きよき時代の“インテリ演劇青年”の匂いがある。

ウチの高齢家族近辺の年代の、特に女性の場合、「夫候補なら身体強健で出世コース驀進の丈夫で長持ち・勝ち組タイプじゃないと」と親から言われアタマではわかっていても、多感な女学生時代に一度は心惹かれ憧れたタイプではないでしょうか。

6月に放送されたアメリカ総領事ハリスとの会見の場面は偶然見ましたが、会見後篤姫(宮崎あおいさん)に「ついムズムズしてきて、例のアレをやってしまった」、篤姫「例のアレとは?」「ウツケのふりじゃ」は良かったなぁ。ハリスからの「畳に正座はお断り」との申し入れを受けて、「我らが上様が日本国を代表して会うのに、異国人から見下ろされるのは納得行かない」と、畳をうず高く積み上げて将軍おなりの場を作らせた篤姫もアッパレでしたが、こういうセレモニアスかつ虚々実々な外交の場面では、自国に良かれとの正論であればあるほど、いっそウツケのふりでもしなければ言えないってのはあると思うのです。この役を堺さんに振ったプロデューサーさんも天晴れ。

男性俳優さんとしてはちょっとガタイが足りないかなとも思うけど、そこに引き寄せられてユニークな役どころが集まってくることもある。大筋はほとんど忘れましたが昨年の『孤独の賭け ~愛しき人よ~』ではわざわざハンデキャップ属性までつけての来演でした。

この俳優さん見どころがあるな、魅力があるなと思うと男・女優を問わず「昼ドラに…」と思ってしまうのが月河の悪い(か?)癖ですが、堺さんのフィルモグラフィーで言えば『嫉妬の香り』や『婚外恋愛』『ゴールデンボウル』に出ておられた01年~02年頃がいちばんの好適期でしたなあ。『女優・杏子』を筆頭に『レッド』『真珠夫人』『新・愛の嵐』と美味しい作品が目白押しだったのに。惜しいことをしました。いや、まだ希望は捨てずにいたいですが。

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肩に鷹

2008-07-22 00:32:46 | お笑い

最近の『爆笑オンエアバトル』が会場入り前・本番前や本番後、ネタ打ち中の映像コメントレポに(測ってみたら)130秒も割く理由はわからないでもないのです。

『お試しかっ!』のチャレンジ漫才など見ていると典型的なように、ネタそのものより…と言って失礼なら、ネタそのものも“さることながら”、お笑いって本番に至るまでの“過程”こそ半端なくおもしろいものなのだと、視聴者が気づいてしまったということがある。

と言うより、これだけ長い間お笑い番組乱立が続くと、客前用に完パケされたネタだけ見てたのでは、ネタが良質で演じが完璧でも、もはや飽き足りなくなってきているんですよね。

710日放送分を録ったビデオテープがやっと出てきたのでアタマから再生すると、やはり桑名の会場に初めて入って「めちゃめちゃ広いやん…」と引き気味になる挑戦者たちとか、ネタ中ほど胸張ってないオードリー春日、パンクブーブーは楽屋では佐藤もメガネなのねとか、結構計量前のこのVに興味持ってしまう。

でも、やはりこの部分をおもしろがる、おもしろがってもらおうとして提供するのは『オンバト』らしくないし、趣旨に悖る邪道だと思う。

この回は結局1477kbパンクブーブーがいちばん安心して見ていられたし笑いの質が気持ちよかった。69日放送の『お試し』新ネタマーケティングで披露したのと同じ“シャックリを止める”でしたが、こちら『オンバト』は同月21日収録、この間にだいぶこなれてスカスカ感もなくまとまりました。

関係ないけどツッコミ黒瀬は、橋下徹さんが政界に去った(去ったって)あと、“東大卒・俳優兼業”の弁護士として、法律バラエティに露出の増えている本村健太郎弁護士に似てきましたな。メガネとアーチ型切り揃え前髪のせいかしら。本村弁護士と言えば「(山崎)邦生ちゃうわーー!!」が持ちギャグ(持ちギャグって)ですが、パンブー黒瀬が邦生似かというとさほどでもないから、人間の顔って微妙。

楽屋映像を見るに、ボケ佐藤も本当は要メガネな視力なんでしょうけど、2人メガネだとおぎやはぎみたいになっちゃうからオフメガネしてるんでしょうね。

kb1位を分け合ったラバーガールは、地方収録大会では3敗なのを会場入り前気にしていましたが、あの低体温なすっとぼけネタ、もう地方でも完全に受け入れられていますね。最近各種サービス業における“モンスター顧客”が問題になっていますが、大水演じるヘンな客はキモい中にもかわいげがあるのと、受ける飛永がいつも通りキレない狼狽しない飄然受け流しで持ち味を出してよくまとまった。「今回は思い切って家賃払わないタイプで」は笑ったな。そんなタイプあったらいまさら思い切ったってすでに満室だってば。

4441kbオードリーは、オリジナリティは毎度感じるんだけど、毎度笑いの質が文句なしの“快”とならない。一部の小劇場演劇にもたまさかこういう芸風があるのですが、どうも“精神科”的なコミュニケーション障害のある人に加療する“メンタルクリニック診察室”を連想してしまう。

「喩えヘタなのか?」とか、お馴染みの「~ほどオマエのこと嫌いじゃねーよ」「へへへへへ」のお約束の箇所で笑いより拍手が耳についたのは、やはり地方収録のノリだなと思います。「ずっと漫才やろうな」ではキャーと喚声まで上がっていた。こういうノリになってご本人たち、得点的には安堵したでしょうが、ちょっと痛し痒しだったのではないかな。

 3469kbヒカリゴケは、演順的にトップ効果もあったかなと思いますが、いつもの叔父甥ツカみでうまいこと軌道に乗せた。月河も客席審査員の経験があるからわかるのですが、地方では“いつもTVで見てるアレ”がナマで観られる聞けると、それだけでスイッと受けの軌道に乗るのです。今回は、“カッコいい人はなんぼでもおる”→高校野球監督ネタに入るまでがやや手間取ったことと、オチ前の”“新興宗教勧誘”が演技うまいだけにちょっと不気味さが独走空回り気味だったことだけ2円安。

残念なのは5445kbぼれろ。前回のオンエアでも思ったのですが、絶対能力がないではないのにたとえば千の風、EXILE、あるいは狩野英孝やハイキングウォーキングなど“有りもの”いじりが多すぎる。

一時期のますだおかだもますだのJPOPモノマネメインでこんな地合いのネタが多かったのですが、“おかだの空回り”という必殺武器に目覚めてから一気に殻を破った。ぼれろも今回2勝め、ひと皮剥けるとしたらメガネのツッコミ小庭にいま少し引き出しがほしい。

昨日の記事で振り返った17日放送分同様、地方収録回独特の甘い温かさによるゲタ感はつきまといましたが、『オンバト』を主戦フィールドにしていこうとする若手くんたちなら、積極的に地方回にもエントリーして、東京・渋谷での通常回との温度差を感じながら演ってみるのは今後の糧になると思います。

特に“笑い取ろう”と振ったフレーズで、笑いではなく拍手とかキャー喚声が飛んでしまうというツラさは、ぜひ味わったほうがいい。あれはTVで観てて聞こえてもつらいよ。

今回のオフエア組では、強いて言えばTVブロス7月5日号に載っていたンスターエンジンはちょっと観たかった。3人組にのうらごからのスピンオフというか、辞め残りというか、とにかくコンビとして再出発した組なのですが、トリオ時代の記憶が申しわけないけどまったく無い(詫)。ヒカリゴケ→オードリーに続く3番手で265kbでは打つ手なしだったかな。東京に帰ってからの挑戦に期待しましょう。

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エビスとヨシカズ

2008-07-21 00:24:06 | お笑い

一週空いてしまいましたが、17日放送の『爆笑オンエアバトル』は前週に続いて三重県桑名市での収録回でした。10日放送回桑名第一弾もどこかに録画まだあるはずなんであとで振り返って見るとして(しかしこうして贔屓にしていたTV番組が“録画任せオンリー”“再生しそびれて一週経ち二週経ち”になってしまうのも淋しいものです。アナロガー月河はまだVTRを使っているので、都度テープの出し入れ、ラベルに内容記入→保管という関門があり、その分「貯めたら厄介、貯めないで観よう」モティベは保てていますが、予約さえしておけばあとは何も出しも入れもしなくていいHDD録画利用の向きにはますます放置傾向が大でしょう。できれば録画は保険にして、待機視聴せずにいられない番組であってほしい。昼じゃなく、夕食後片付け時でもなく、深夜ですから)、まずは17日の分を。

 ギャロップ1位は妥当と思いましたが、501kbで初のオーバー500はちょっと“地方ゲタ”かな。これで501なら、1勝めの「お父さんの子じゃないんだ」のほうがもっと高得点でもよかった。

 この人たちの“地肩”の強さを感じるのは、今回なら『アルマゲドン』ネタ一本で4分余り飽きさせないこと。林がもう一つのロケットをポチ、バムーン、ピポパポしてウゥーーーン平行上昇して、顔見合わせて手を振る終盤までは結構パンチ不足で間延びしていたと思うんですがね。何と言うか、スローテンポでも、緩くても見放せないリズムが作れている。掴みの林「そんんなことより、そんなことよりよ、みんな生え過ぎちゃう?」~「朝ちょっと時間なかってん」で地方収録のハートをがっちりキャッチ、地方ではこのお約束が強力なんです。

 ぎりぎり5位通過のハマカーン6風藤松原433kbと僅か4kb差の437kbタカアンドトシ風の安全パイな“ヘンなお店のヘンな店主”ネタで、ここまで苦戦する理由がわからないくらいですが、神田「顔の一部がズレた」浜谷「メガネだそうです」が寒気がするほど思いっきりすべった後、軌道に載せるのにだいぶ苦労した。ネタそのものは悪くないので、あとは演じ方の粗さをまとめていくだけかなと思うけど、ちょっと“優等生スベり”の神田、“いけしゃあしゃあ”の浜谷、両キャラが薄くなってきたのが気がかり。自分らの何がここまで常連化するだけ受けてきたのか、今年度もう一度チャンピオン大会を本気で目指すなら、ここらで原点を見直す必要がある

 3469kbイワイガワは、“古めかし漫才の父さんがシロウト息子の指南でコント挑戦”という設定はとてもいいんだけど、惜しむらくはちょっと組み立てが粗かったか。最近はジョニ男のアナクロおっさんキャラや「あーー!」のけ反りより、それに対する井川の狼狽リアクションで笑かしてもらうほうが多い。今回は「あーあーもうダメだ」「何コレ」「新しいの出て来たよ」と盛りだくさんでしたが、特に「お世話になってます」「じゃそれはやろうそれは」で結構笑いました。

 ベタオチ「ズコッ。」は『お試しかっ!』の女子中学生ウケ回でスピードワゴンもやっていました(きれいにすべってた)が、やっぱり“ベタ”の文脈をしっかり作ってから出すと笑えるな。

2473kbしんのすけとシャンは勢いは感じるんだけど、品川庄司が演ってたようなティピカルなネタなのに若干燃費が悪い。髪尖らせたり丸刈りだったりするなら、もう少しラディカルなネタ演ってくれてもいいかなと思う。

4457kbお先にどうぞは、うーん、やはり演順のトップ効果かなと。かつてのランディーズを思い出すノリでしたが可もなく不可もなし。トップにしては声がよく出ていたことだけは認めてあげていいと思います。

433kb6位オフエアの風藤松原が敗者コメントで嘆いていたように、上位が平均して高kbだったことは確か。ただ、チャンピオン大会経験済みの常連どころはともかく、新鋭はもう少しネタそのものを冒険してくれてもよかったのではないでしょうか。

“オンバトヒーローズ”にはバナナマン登場。リプレイ紹介されていた017月オンエアの“全校集会”ネタは当地収録で月河が客席審査員やった時のものです。当時のジャッジペーパーに「ステージ狭しと動き回ったり、大きな声を出したりしてなんぼの組が多い中、2人揃って同じ場所に立ったままヒソヒソモゾモゾでこれだけ笑えるのは貴重。ぜひ全国に届けたい」と書いた記憶が。

やはり4分半ものネタを通してオンエアできる番組はいま貴重です。最近、挑戦者たちの会場入りやリハーサル、ネタ見せ後の表情などに時間を割いて、せっかくオンエアなったネタの、素人目にも明らかなカット編集が目立ちますが、これはもったいないし、番組の趣旨に悖ると思う。選んで、考えて、玉入れる入れない決めた客席審査員にも失礼千万。そろそろ“ヒーローズ”も潮時だし、バナナマン設楽も回顧の中でリスペクトしていた“とにかくネタをしっかり、おもしろく見せる”という番組の原点を見直してほしいものです。

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