イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

アナふたつ

2008-07-28 22:54:36 | コスメ・ファッション

イヤリングは断然、“非ピアス”派です。理由は、着けるか/“裸耳”でいるかを選べないのが嫌だから。

何も着けない裸の耳朶にピアス穴が露出しているのほど、“家畜の焼き印”っぽくて卑しく見苦しいものはないですからね。

“非ピアス”の中でも、ネジ式やバネ式の留め具は、ものによっては1時間もすれば耳朶どころか頭まで痛くなってくるので、最近はもっぱらクリップ式を愛用しコレクションしていますが、ウッカリさん月河、ついつい着けたままぴちぴちのタートルネックやチビTを脱いだり着たりしてしまい、そのたび鏡見てアレッ?イヤクリップ着けてたよな自分?と気づきそこらじゅう探し回る破目に。

実際着けてなかったのに着けてたような気がしてムダに探し回り、もうしょうがないかとあきらめたら、しっかり机の上や引き出しの中に外して置いてあったこともたぶんほぼ同件数。

何のこっちゃねえ服の脱ぎ着の前に耳に触ってみて、クリップ装着中なのを確認して、着けてたら外してから脱ぎ着すればいいのですが。クリップにネジ式バネ式のような“装着感”“異物感”がないという長所がそっくり、ウッカリさんを招く短所にもなっている。“快適、便利、苦痛なし”はもれなく“リスク”とセット。

“ピアス派”の人はこういう事態にはならないのでしょうね。

さて、『白と黒』は第5週、20話へ。謎の山荘サロンマダム・彩乃として小柳ルミ子さん登場。内縁の夫役が大出俊さんで、山荘のしつらえとも相俟って赤毛モノもしくは貴華族モノの舞台劇的な雰囲気も。ここへ山本圭さんの桐生所長も加わったら、台詞はシェークスピアでも、有吉佐和子さんでもよさそう。

スタッフクレジットに“ヘアメイク (小柳担当)”のテロップが新たに追加。近年のこの枠の昼ドラで、誰であれ俳優さん個人専属のヘアメイクさんスタイリストさんがクレジットされた例あったかなあ。小柳さん、“青の館”というサロン通称に合わせたブルー系の衣装とストール、往年のテクニカラー女優モーリーン・オハラを髣髴とさせる、レディッシュ・ダークブロンドなレイヤー入ったたっぷり巻き髪、専属もむべなるかなのゴージャスさですが。

『女優・杏子』でギャラ値切られ出した頃の杏子さん(荻野目慶子さん)に、手弁当で出張してきて「ダメよそんな(局お仕着せのヘアメイクの)眉じゃ」と描き直してくれていた吉野ちゃん(安藤一夫さん)なんか思い出してしまいました。専属スタッフを連れて現場入りって、やっぱり女優さんとしてステータスですよね。

サロンの常連客で、偶然居合わせた聖人(佐藤智仁さん)に興味を持つちょっとおヒスな和服有閑婦人役は、NHK『迷宮美術館』案内人MCの住吉美紀アナ似…と思ったら70年代からご活躍の山本郁子さんでした。こりゃまたお懐かしい。81年頃の『いつか黄昏の街で』で多岐川裕美さんと、沢田研二さんを争う役をはじめ、ヒロイン恋敵ポジションを得意とされていた記憶がありますが、まさか今作の仮想敵が礼子(西原亜希さん)ってことはありますまいね。

コメント
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