イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

うつけ者

2007-07-27 17:19:53 | スポーツ

 フィギュアスケートの織田信成選手。酒気帯び単車運転で赤切符だそうです。

 まぁ大学生だし、20歳になったしね。

 アレかな、やっぱり、ご先祖様の血が騒いだかな「馬を引けい!」ってわけにもいかないから、バイクだったのかな。

  フィギュアスケートの織田信成選手(20)=関西大3年=が27日未明、酒を飲んでミニバイクを運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で大阪府警高槻署に摘発された。織田選手は大学関係者と大阪市内で酒を飲み、高槻市内の自宅に帰る途中だったという。

  (中略)

  織田選手は26日午後8時から同10時半まで、大阪市北区のサウナで大学関係者とビールジョッキ2杯、焼酎の水割りを1杯飲んだという。関西大は「教職員3人と、競技活動と学業の両立について懇談していた」と説明している。

  (時事通信7月27日)

 昨今、酒気帯び運転に関しては厳罰化の傾向にありますからね。単車と言えども、人身事故でも起こす前にチェック入って、かえってラッキーかもしれませんがね。

 でも普通に、世界タイトル狙うフィギュアスケーターが、深夜ミニバイクで移動してちゃ、酒気抜きでもまずいような気がするけどなぁ。

 それよりこの記事で気になるのは後半。

 「サウナで教職員3人と、競技活動と学業の両立について懇談」って、「織田くん、いまのままじゃ単位足りなくなるけどどうする?」「こういう手もあるけど?」みたいな話じゃなかったんかなぁ。

 て言うか、教職員、飲ましてバイクで帰すなよ!未明だろ?本人持ちでいいからハイヤーぐらい呼んでやれよ!って思いません?

 さて、いまやバイクと言えば、“弟と2人でバイク一台分解した”修子さん。そうです『金色の翼』第20話。

 月河が勝手に重ね合わせてる『レイチェル』(創元推理文庫)で言えばライナルディ氏に相当する?顧問弁護士迫田(さこた)役で昨日から登場の片岡弘貴さん、「よく覚えておかれるんですねアミーゴ」とか「お久しぶりですセニョーラ」なんて台詞、舞台でもない限り役者さんなかなか言える機会あるもんじゃないだけに、『美しい罠』での経営顧問川嶋役以上に気合い入ってます。

 昨日の、槙が修子相手に“計算された芝居”を披露した鳥のアトリエ裏手での忍者隠れに続き、今日も、玖未と奥寺と理生がワイワイ出て行った後撞球室に、修子の後を追って槙がアトリエから飛び出すといきなり目の前にと、まさに神出鬼没。

 彼が「ブラジルから修子を追ってきた」と聞いて、どういう関係なのかと気をもむ槙に「彼に嫉妬しているの?だったら嬉しいわ」「いいから、あなたは何も心配しないで」と修子。初めて“攻めてくる槙”を“攻撃的に防御”しました。

 抱きたそうな槙から、自ら身体を離して、「修子!」と名前呼びさせてしまった。

 やっぱり、槙は修子に翻弄され最終的に身も心も骨抜きにされて、一敗地にまみれそう。

 だだ、修子も決して、初めから目論んで“人を破滅させよう”と計算ずくで行動しているわけではなく、根底には純粋に「幸せになりたい」と願う平凡な女性の側面があります。

 なんとなくですが、いろいろあった後、なんらかの形で修子は、槙の危機を自分の身命を投げ出して救い、そのとき初めて槙も、たぶん理生ら他の関係者も「いろいろ疑惑はあったけれど、彼女の槙への想いは真実だった」と思い知らされることになるような気がします。

 そのカタストロフを経て、修子が存命のまま最終回を迎えるかどうか。これ次第で、ドラマの後味が大幅に変わってきますがある意味、視聴者が、ある程度修子にシンパシーを持てた上で、「この女性は、生きていればいるほど周りを不幸にして、自責の念で自分も苦しむだけだから、死んだほうがラクになれるかも」ぐらいに思えるようになれば、“宿命の女”像として、ある意味、成功かもしれません。

 まぁね、放送回数の三分の一まだ終わってませんからね。いまの段階で「こんな最終回になるのでは」「なってほしい」なんて野暮ですけど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする